ある週末のことでした。久しぶりにまとまった時間の取れた夫は、夜中までゲームに明け暮れていました。
ところが、突然「あー、いらいらする!」と、ぽつり。

「次の章に進むためには、いろんなクエストをクリアしていかなきゃいけない。必ずやらなきゃ次に進めない“メインクエスト”と、必須じゃないけどクリアするとボーナスがある“サブクエスト”があるんだよね。
メインクエストはいいとして、サブがだるい。しかも時間制限があるしさ。とりあえず戦いたい」

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ゲームを見守るふかこ

私は「ちょっと貸して」とコントローラーを奪い取りました。こういう作業が大好きなのです。

「このメインのクエストは××砂漠に行かないといけないでしょ。じゃあ、ついでにサブクエストのこれとこれをまとめてやっちゃえばいいんだよ」
喜々として言う私に、「ムリムリ、覚えるの面倒」と夫。

「紙に書けばいいでしょ」
「だるい! やって」

このやりとりが私の生活を変えることになるとは、このときは思いもかけませんでした(大げさ)。

ちなみにこの後、クエストは私が、戦いは夫が、というようにそれぞれの得意分野でゲームを進めました。戦いはあまりすきじゃないのでちょっと楽しかったです。


夫とのこの会話がきっかけで生まれたやること管理法「スリークエスト」。ご質問をいただく機会が多かったので、詳しくまとめてみました。

▼ちょっと長くなるので簡単な目次をご用意しました。

・‥…─*・‥…─*・‥…─*・‥…─*・‥

【1】これまでに考えた3つの時間管理法
  • タイムテーブル方式
  • 逆算方式
  • 1時間=1テーマ方式

【2】スリークエスト方式
  • スリークエスト方式とは
  • スリークエスト方式のメリット
  • スリークエスト方式を試すならtwitterがおすすめ

【3】スリークエスト方式を続けるための20のヒント

・‥…─*・‥…─*・‥…─*・‥…─*・‥

なにをやっても続かない


これまでの記事にも書いていますが、私はとにかく面倒くさがりです。
一度座れば動かないですし、日記や家計簿は1週間続けば拍手もの。調子が良ければ家事も片づけもサクサク進められるのですが、習慣にするのはとにかく苦手。

そんな中でも色々な方法を試したり、根本的な部分を見直したりして、すこしずつ「なまけぐせ」を治してきました。

その過程で「時間管理」の大切さをとても感じています。
中でも「自分の性格と今のライフスタイルに合う方法」を模索していくのがポイントだと思っています。


▼これまでに考えた3つの方法とそれぞれの特徴

1.タイムテーブル方式

行動パターンを完全に決めてしまう方法です。
「8時45分にアイロンをかける」というように時間で区切ってしまう方法や、「(起きて家事をスタートしてから)20分後にアイロンをかける」というスタートを基準に区切る方法など、自分に合わせてカスタマイズすることができます。

ナマケモノ的休日の過ごし方。5ステップで作る休日のタイムテーブル
http://blog.livedoor.jp/rincaji/archives/29600693.html


スケジュールが読めない、不規則だという場合にはあまりおすすめできません。

2.逆算方式

タイムリミットが決まっている場合は、そこから逆算していく方法が便利。出社前や出かける前などの短い時間を有効活用しやすいです。

出かける日の予定は「逆算」で考える
http://blog.livedoor.jp/rincaji/archives/27279932.html


まとまった時間を使いたいときは飽きてしまいがち。短い時間をいかに効率よく使うか、というときに役立つと思います。

3.1時間=1テーマ方式

そして、もう最後。「1時間=1テーマ」方式です。これは休日など「数時間単位でまとまった時間」を有効活用するために考えたもの。

1時間ごとにテーマを決めてタスクをこなしていきます。
これは割と合っていたのですが、私の場合、「つい昼寝」「ついネットサーフィン」というようにだらだらしてしまい、予定が大幅にずれこんでしまいます。

これをどうにか解消できないだろうか? ということで生まれたのが「スリークエスト方式」です。

夫がしていたゲームを思い出し、【「必ずやりたいメインクエスト」を3つ、「必須じゃないけれどやると達成感UPなサブクエスト」を盛り込む】 という方法にしてみました。


スリークエスト方式で時間管理をシンプルに


スリークエスト方式のルールはシンプルです。




スリークエスト方式とは

もう少し詳しくまとめてみました。

  1. まとまった時間を1時間ごとに区切ります。

  2. 「この時間にしたいこと」を3つ決めます。それが「メインクエスト」です。

  3. 思いついた順に、好きなように始めます。そして、「あ、このタイミングで出来そうだな」と思ったら、臨機応変にサブクエストを盛り込んでいきます。

  4. 3つのクエストを達成したら、次のクエスト時間まではフリータイム。ネットサーフィンをしても、だらだらしても何でもOKです。

スリークエスト方式のメリット


この方法にはメリットが3つあります。


1.いつからでも始められる
「○時台のメインクエスト」と考えることでいつからでも始められます。なにも9時ぴったりに始める必要はなく、仮に9時30分だったとしても、軽めのクエストを用意すれば問題なく終えることができます。


2.軌道修正ができる
クエストの途中でだらだらしてしまうこともあるかもしれません。
たとえば今日も、14時ごろに昼寝をしてしまいました。ですが、起きたタイミングでまたいつでもクエストに戻ることができます。

3.達成感が生まれる
1時間に3クエスト×5時間やったなら、15個のタスクが完了します。
中には簡単に終わることも含まれていたりしますが、完了したタスクの数で見てみると「こんなにがんばった!」という達成感はひとしおです。

ねこを見ていて寝落ち… がよくあるのです。


スリークエスト方式、始めるならtwitterがおすすめ


もちろんノートや手帳に書いていただいても問題ありません。twitterをおすすめするのは3つの理由からです。

  1. 「人の目」があるので後に引けなくなる
  2. 後で見返しやすい
  3. 他の人と情報交換しながら進められる

ハッシュタグ「#1h3q 」を付けてやっていますので、よろしければお試しください^^*

「自分の投稿を振り返る」という意味では、オリジナルのハッシュタグも併用すると便利かもしれません。たとえば「#りんか3クエスト 」というような。


スリークエスト方式、続けるための20のヒント


実際にやってみて気づいたヒントをご紹介します。
本当はこれだけで本1冊くらい書けそうです(むしろ書きたい)! 細かく書いていくと長くなってしまうので、ひとこと+αで載せておきます。もしわかりにくければご質問いただければと思います^ ^*


1.リストアップした中から「今日絶対にしたいこと」を選ぶ
あらかじめリストアップしておくと「今から何しよう」と悩んだり、「あれをやり忘れた!」というのが減ります。

▼たとえばこんなふうに。これはマンダラチャートで作った1日のテーマです。



2.「メインの中のメイン」と「メインの中のサブ」を混ぜる
メインクエストの中にも優先順位をつけます。
  • メインの中のメイン:特に時間がかかり、また重要なこと
  • メインの中のサブ:簡単に終わること。ごほうび的なタスク

↑ メインの中のメインは②、あとの2つはメインの中のサブです。


3.サブクエストは動線に合わせて思いついたときに
「1 move 1 action」を意識します。メインクエストをしながら「今ならこれ出来るかも♪」を探すと効率よく進められます。


4.体調が悪いときは最低ラインを優先に
体調が悪いときは、「これだけやっておけばOK」という最低ラインを優先的に行ないます。

▼詳しくはこちらの記事へ。

体調や気分がすぐれないときのための「家事システム」作り
http://blog.livedoor.jp/rincaji/archives/40347600.html



5.所要時間を書き込むと動きやすい



6.「座ってすること」と「体を動かすこと」をバランスよくまぜる



7.楽しいことを盛り込む



8.外出するときは「逆算スケジュール」と併用
上でご紹介した逆算スケジュールを合わせたり、スリークエスト方式をやめて逆算方式にしたりと臨機応変に。


9.やる気が出ないときは達成感を優先する
「なんだかやる気が出ない」という日は、とにかく簡単なクエストだけにします。スタートダッシュが切れるとリズムよく動けるように思います。



10.先の見通しを立てておくと便利
「○時になったら~をしよう」とあらかじめ見通しを立てておくと動きやすくなります。



▼野のなか 火のなかさんが、明日やりたいことをリストアップしているのを拝見しました。 次の日の見通しが立つので私も真似したいです ^ ^



11.「下ごしらえ」の時間があってもいい
下ごしらえの時間があると便利です。



12.セットにすると決めやすい
あらかじめ家事セットを作っておくとまとめて出来ます。ただし、達成感は薄れます。


↑ 七色の家事(キッチンの集中そうじ)。ひとことでまとめていますが、実際には 「茶渋とり」「シンクの集中そうじ」「キッチン壁のそうじ」「カランの集中そうじ」などいろいろなタスクが含まれています。

まとめてしまうと「決めるときは楽」ですが、「達成感は低い」です。


13.気づきをひとこと書いてみる
クエストを書くときに、前の時間のクエストを振り返りながら気づきを書いてみるのもおすすめです。
日記代わりにもなりますし、また、改善点が見えやすくなります。


↑ この実験を経て…


これまでで最高のプリンが出来ました!


14.「もやっとポイント」を探す
上記に関連して。その家事の「もやっとするポイント」を見つけてメモしておくと、これからの生活改善の第一歩になるかもしれません。


15.ネットサーフィンしたって大丈夫
途中でスマホをぼーっと見てしまって1時間経ってしまった…。次のキリのいい時間から始めれば大丈夫です。


16.どうしても進まないことは「とりあえず」から始める
To Do リストにいつまでも残ってしまうようなタスク。分解して「とりあえずこれをやろう」から始めてみます。


壊れた吸気口、悩みながらずっと放置していました。
「とりあえず型番を調べる」ことから始めたところ、この数カ月はなんだったんだ! というくらいあっさり解決。


17.「宣言」すると「やらなきゃ」という気分になる
やる気が出ないときは「!」をつけてみます。宣言することで、なんとなく「後に引けない雰囲気」を作れます。
多用するとしんどくなるのでほどほどに。


18.テーマを決めると動きやすい
その時間のテーマを決めると動きやすくなります。


19.一時間経つごとに「反省会」をするのも◎
前の時間のクエストを一つひとつ振り返ってみると、自分の傾向が分かってきます。

▼私は「気づき」としてメモを残していましたが、りんどうれんさんのやり方がいいな、と思ったので、「うまくいかなかったとき」を中心に取り入れたいと思いました。

 ↓ やること反省会


20.日記代わりに振り返ってみる
たまにハッシュタグをクリックして、これまでのクエストを振り返ってみます。やる気が出たり、「この日はこんなことがあったなあ」と日記代わりになったりします。

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以上、私がこのごろやっている「スリークエスト方式」のご紹介でした。

ゲーム感覚で無理せずにできるので、よろしければ使ってみてくださいね^^

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最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な1日になりますように♥

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