経営の本
2005年08月27日
『金のガチョウ』
これは大事なことだと思うんですが、
『金のガチョウ』の話のなかで誰もが馬鹿にするシンプルトンは
ガチョウを売ってお金持ちになったんじゃないんですね。
彼がやったことは困っている小柄な老人に一度だけケーキとサイダーをあげた。
たった一度の親切のために老人は4度の奇跡を
シンプルトンにもたらしています。
はじめの奇跡は金のガチョウに触った人々がじゅずつなぎになって
笑えない王女の前を通りすぎて彼女を笑わせたことです。
さえないシンプルトンに娘をやりたくない王は
3つの無理難題を与えますが
3度とも姿を変えた老人によって助けられます。
そして二人は結婚し
やがて国王が亡くなり
シンプルトンは王になります。
これはグリム兄弟が残したメッセージです。
そう思いませんか?
われわれは仕事でも何でも
見返りを気にしたりしますよね。
可能性とか考えたりします。
大学出たりして頭が良くなってますから。
期待値だとか、確率だとか。
中学・高校で習うものでも未来の損得を計ることができる、
と思ってしまいます。
こいつは信用できるとか、どうとか、
あいつは利用価値があるとか、ないとか、
やっぱりみんな頭が良くなりすぎて
自分の分析に自信を持っちゃってます。
自分の目に狂いはない、とかです。
中学生で勉強がすごく出来る子が入ってきた。
これは鍛えれば伸びるぞ・・・。
本人もやる気、こっちもやる気。
成績はうなぎのぼり。
やった!これで合格実績が上がる、ラッキー!
ってだいたいなりますよね。
そしてその子は期待通りに合格、おめでとう、ってなる。
そうなんですよ、そうなるんですよ。
われわれはけっこう経験がそれなりだから予測した通りになります。
そんなことを繰り返し、
生徒数も伸びて、塾の経営も安定して
子供に「ムシキング・カード」とか買ってあげられる。
妻に「Coach」かなんかのバッグを買ってあげられる。
本当によかった。
塾をやっていて本当に良かった。
その道は勝利への道に見えます。
その道をずっと進めば何が待っているでしょう?
やっぱり気になりますよね。
これから塾を始める人もいるから教えちゃいます。
簡単です。
それは人並みの結果です。
みんながいいと思うことをやる、
みんなが正しいと思うことをやる、
誰も反対しないことをやる、
誰も文句言ってこないことをやる、
つまり人並みのことをするのですから
結果はやっぱり人並みです。
一年前までは私は人並みのことをやって
人並みの結果しか得られませんでした。
それでもけっこう満足してました。
基本的に仕事は楽しいですから。
営業好きだし、
人と話すの好きだし、
勉強教えるの好きだし、
「せんせ〜い」って呼ばれるの好きだし。
生活はしていけるし。
シンプルトンがしたことは本当はたったひとつです。
彼には彼をバカにする2人の兄がいました。
長男が薪を切りに森へ行くと老人に会います。
老人はお腹がへり、のどが渇いて死にそうです。
長男は自分のケーキとサイダーを与えませんでした。
そして腕にけがをして森をあとにします。
続いて次男が行きますが同じ事がおこり
同じ対応をするため足にけがを負い、
森から帰ってきます。
シンプルトンは3番バッターです。
みなが行くなと引き止めました。
お前が行けるわけがないと。
けれど、どうしてもいくと彼が聞かないので
仕方なく母親は灰のなかで焼いたケーキと
古くなったサイダーを持たせました。
兄のときはおいしいケーキとおいしいサイダーだったのに。
老人がシンプルトンに食べ物と飲み物を頼むと
彼はいやがりもせず分け与えました。
「こんなものしかないんですけど」という感じで
自分の持っているものをすべて与えました。
二人はいっしょにすわり食べ物を取り出すと
それはおいしいケーキとサイダーに変わっていました。
二人は分け合い、老人は満足する。
老人は金のガチョウをシンプルトンに与え
いつのまにか消えてしまいます。
町へ行ったシンプルトンの金のガチョウは
多くの人をつかんで放さない。
長蛇の列を作ることになります。
そこでは一度も笑ったことがない王女さえも
おかしくておかしくて笑ってしまう。
これは、ほんとに大事なことだと思うんですよね。
すぐに利益をあげようとか
生徒数を増やそうとか
腕や足にケガをするだけです。
われわれはすぐに金のガチョウはどこにいるんだって
目を皿のようにして探して歩く。
けれど本当は違うんじゃないか?
信じようが信じまいがどちらでもかまわない。
グリム兄弟が親切にも言ってくれていますよね。
みなさん、どうしましょう?
ながいながい行列をつくるためには
私もあなたも金のガチョウを探すのではなく
困った小柄な老人を探すべきなのですよ。
『金のガチョウ』の話のなかで誰もが馬鹿にするシンプルトンは
ガチョウを売ってお金持ちになったんじゃないんですね。
彼がやったことは困っている小柄な老人に一度だけケーキとサイダーをあげた。
たった一度の親切のために老人は4度の奇跡を
シンプルトンにもたらしています。
はじめの奇跡は金のガチョウに触った人々がじゅずつなぎになって
笑えない王女の前を通りすぎて彼女を笑わせたことです。
さえないシンプルトンに娘をやりたくない王は
3つの無理難題を与えますが
3度とも姿を変えた老人によって助けられます。
そして二人は結婚し
やがて国王が亡くなり
シンプルトンは王になります。
これはグリム兄弟が残したメッセージです。
そう思いませんか?
われわれは仕事でも何でも
見返りを気にしたりしますよね。
可能性とか考えたりします。
大学出たりして頭が良くなってますから。
期待値だとか、確率だとか。
中学・高校で習うものでも未来の損得を計ることができる、
と思ってしまいます。
こいつは信用できるとか、どうとか、
あいつは利用価値があるとか、ないとか、
やっぱりみんな頭が良くなりすぎて
自分の分析に自信を持っちゃってます。
自分の目に狂いはない、とかです。
中学生で勉強がすごく出来る子が入ってきた。
これは鍛えれば伸びるぞ・・・。
本人もやる気、こっちもやる気。
成績はうなぎのぼり。
やった!これで合格実績が上がる、ラッキー!
ってだいたいなりますよね。
そしてその子は期待通りに合格、おめでとう、ってなる。
そうなんですよ、そうなるんですよ。
われわれはけっこう経験がそれなりだから予測した通りになります。
そんなことを繰り返し、
生徒数も伸びて、塾の経営も安定して
子供に「ムシキング・カード」とか買ってあげられる。
妻に「Coach」かなんかのバッグを買ってあげられる。
本当によかった。
塾をやっていて本当に良かった。
その道は勝利への道に見えます。
その道をずっと進めば何が待っているでしょう?
やっぱり気になりますよね。
これから塾を始める人もいるから教えちゃいます。
簡単です。
それは人並みの結果です。
みんながいいと思うことをやる、
みんなが正しいと思うことをやる、
誰も反対しないことをやる、
誰も文句言ってこないことをやる、
つまり人並みのことをするのですから
結果はやっぱり人並みです。
一年前までは私は人並みのことをやって
人並みの結果しか得られませんでした。
それでもけっこう満足してました。
基本的に仕事は楽しいですから。
営業好きだし、
人と話すの好きだし、
勉強教えるの好きだし、
「せんせ〜い」って呼ばれるの好きだし。
生活はしていけるし。
シンプルトンがしたことは本当はたったひとつです。
彼には彼をバカにする2人の兄がいました。
長男が薪を切りに森へ行くと老人に会います。
老人はお腹がへり、のどが渇いて死にそうです。
長男は自分のケーキとサイダーを与えませんでした。
そして腕にけがをして森をあとにします。
続いて次男が行きますが同じ事がおこり
同じ対応をするため足にけがを負い、
森から帰ってきます。
シンプルトンは3番バッターです。
みなが行くなと引き止めました。
お前が行けるわけがないと。
けれど、どうしてもいくと彼が聞かないので
仕方なく母親は灰のなかで焼いたケーキと
古くなったサイダーを持たせました。
兄のときはおいしいケーキとおいしいサイダーだったのに。
老人がシンプルトンに食べ物と飲み物を頼むと
彼はいやがりもせず分け与えました。
「こんなものしかないんですけど」という感じで
自分の持っているものをすべて与えました。
二人はいっしょにすわり食べ物を取り出すと
それはおいしいケーキとサイダーに変わっていました。
二人は分け合い、老人は満足する。
老人は金のガチョウをシンプルトンに与え
いつのまにか消えてしまいます。
町へ行ったシンプルトンの金のガチョウは
多くの人をつかんで放さない。
長蛇の列を作ることになります。
そこでは一度も笑ったことがない王女さえも
おかしくておかしくて笑ってしまう。
これは、ほんとに大事なことだと思うんですよね。
すぐに利益をあげようとか
生徒数を増やそうとか
腕や足にケガをするだけです。
われわれはすぐに金のガチョウはどこにいるんだって
目を皿のようにして探して歩く。
けれど本当は違うんじゃないか?
信じようが信じまいがどちらでもかまわない。
グリム兄弟が親切にも言ってくれていますよね。
みなさん、どうしましょう?
ながいながい行列をつくるためには
私もあなたも金のガチョウを探すのではなく
困った小柄な老人を探すべきなのですよ。
2005年08月26日
大手の神社と弱小神社
おかげさまで長女(第2子)も順調に発育いたしております。
親とは弱いものです。
「お宮参りは行ったの?」
「あんた、子供が生まれたらお宮参り行ってちゃんとしなきゃ」
そうか、いかなかったら、ちょっと不安。
病院という西洋医学だけでは不十分なので
やっぱり子供の成長は神仏にも頼まないといけないかな・・・。
病院というのは大学院を出て試験に合格して医師免許を持った
偉い先生が見てくださるので、めったなことにはなりません。
それなのにどういうわけなんでしょうか、
我々はそれだけでは不十分だと思うのでしょう。
お医者様はいつもわが子を見ていてくださるわけではないんです。
やっぱり神社には行かないとダメよってなる。
「そんなの常識!バカじゃな〜い」と身内に言われ
人に聞いたりして
「ねえ、ねえ、どこの神社がいいの?」
と情報を集めたりします。
夏休みの自由研究で私と友人は昔、
『わがまちの神社』というのをやりました。
ですから神社というものがどれくらい多いか知ってます。
むちゃくちゃ多いですね。
塾(約5万)や歯科医院(約7万)よりも多いです。
法人格を有するもので神社本庁包括下の神社だけでも
全国に約8万社あるそうです。
誰でも勝手に作れるわけでもないのにこれはすごい数です。
(数字が違っていたら、教えてください)
長男(第1子)が生まれたときは
近所の小さな神社へ行きました。
近いし(まだ生まれたてなので連れ回したくない)
神主さんも知ってるし(ちょっと酒飲み)
何を持っていったらいいか電話で問い合わせると
日本酒(2本)とスルメ
料金は「気持ち」でいいそうです。
「気持ち」?
親としてはやっぱり病院だけでは不安なので
神様にも守っていただきたい。
平均寿命が80歳として
一生守ってもらえるのだから・・・
「気持ち」は1万円くらいじゃ、安すぎます?
一年では125円!
一月ではなんと10円ちょっとです。
安〜〜い!
それでまあ、当日は他にお客さんもなく
個別対応でしっかり見ていただきました。
その後、この神主さんは高齢のため別の方に替わられました。
そして今回、長女のときはいろいろありまして
どうしてもということで隣の市の大きな神社へ
お宮参りをすることになりました。
出産した病院の隣なんです。
遠へ行く必要ないじゃないかって言ったのですがね・・・。
こっちの神社はかなり大きくて立派です。
巫女さんなんかも歩いていたり
おみくじとかお守りとか売っていて
家相の相談や命名の相談なんかもでき、
ああ、神社だな〜って思われるつくりになっています。
料金は電話で問い合わせたら5千円でした。(あら、意外)
これはお酒が1ダースにスルメがダンボール1箱ぐらい言われるぞ!
って警戒したら、何ももってこなくていい、と言われました。
5千円ポッキリだそうです。
ひょうしぬけしました。
当日は、つつがなく式が執り行なわれ
長女は額に紅で「小」と書いてもらいました。
これも新鮮でした。
我々のほかはご懐妊の女の方が母親と一緒に来られていました。
それでも広かったし、何の不都合もありませんでした。
帰りにお土産として「お食い初め(オクイゾメ)」の食器のセットとお守りをいただきました。
(「お食い初め」とは子供が一生、食べ物に困らないように願い
赤ちゃんに食べ物(尾頭付の焼き魚とか)を食べさせる儀式ですよね。)
うわあ〜、このお土産だけでも5千円の値打ちがあるんじゃないか?
ってかんじで帰りました。
あの日以来、わが家はこの神社の大ファンになりました。
だって「満足」しましたからね。
車を運転しながら考えました。
サービスでは大手のほうがずっと上だな〜って。
小さいところは大手に負けないようにサービスしないといけない
って考えがちですが、サービスでは圧倒的に負けている。
無料の補習がはたしてサービスだろうか?分からない。場合による。
今まで自分は勉強を教えることだけが仕事だと思っていたかもしれない。
けれどもしかしたら、サービスを提供することも考えた方がいいかもしれない。
たとえば『必勝合格セット』というものをつくり、
入会されたらハチマキ、スケジュール帳、辞書、ノート、鉛筆、消しゴム・・・
そのすべてに「努力は報われる!」とか、「りんご塾」とか入れてもらって
惜しげもなく、差し上げる。
(こういったものをつくるお仕事をされておられる方がおられましたら、
いまがチャンスですよ。私は買う気ですよ。
8月の売り上げが上がるかもしれませんよ。)
そんなものはサービスでも何でもない、まやかしだ!
って言われる方もおられるでしょう。
そう、専門家はだまされません。
毎日、塾のことを考えている人にとっては末梢的なことです。
けれど我々塾が接するお客様というのは
塾に関しても、勉強に関しても
専門家ではない方が多い。
我々はついつい人も自分と同じように考えるとカン違いしてしまします。
我々の常識はお客様の常識とはズレがあります。
どちらが正しいというものではないと思います。
商売というものをやるからには
我々の方から近づいていくべきではないでしょうか。
勉強を教えることがもちろん主力の「商品」です。
その「商品」だけではたして「満足」を与えることができるのでしょうか?
簡易包装が言われていますが、
「商品」を美しくくるむ包装紙を用意することが
お客様に「満足」を与えることになるんじゃないか。
偉そうなことを言っていますが
もしかして、今まで魚を買いにきたお客様にビニール袋に入れて
「はい、どうぞ」とやっていただけかもしれません。
魚がわるくならないように氷を入れてあげるとか
発泡スチロールのケースに入れてあげるとか
規模が小さいということで甘えてたかもしれません。
「うちの魚は一級品だ!」って言っても
家に帰るまでに腐ったら困りますからね。
20分程の道のりをノロノロと帰ってきました。
子供の額に書かれた「小」という文字を見ながら
これからの塾経営のことを考えました。
すやすやと眠る子がせめて20歳になるまではがんばらないと。
家にたどりつくまでに20年分生きたような錯覚をおぼえました。
親とは弱いものです。
「お宮参りは行ったの?」
「あんた、子供が生まれたらお宮参り行ってちゃんとしなきゃ」
そうか、いかなかったら、ちょっと不安。
病院という西洋医学だけでは不十分なので
やっぱり子供の成長は神仏にも頼まないといけないかな・・・。
病院というのは大学院を出て試験に合格して医師免許を持った
偉い先生が見てくださるので、めったなことにはなりません。
それなのにどういうわけなんでしょうか、
我々はそれだけでは不十分だと思うのでしょう。
お医者様はいつもわが子を見ていてくださるわけではないんです。
やっぱり神社には行かないとダメよってなる。
「そんなの常識!バカじゃな〜い」と身内に言われ
人に聞いたりして
「ねえ、ねえ、どこの神社がいいの?」
と情報を集めたりします。
夏休みの自由研究で私と友人は昔、
『わがまちの神社』というのをやりました。
ですから神社というものがどれくらい多いか知ってます。
むちゃくちゃ多いですね。
塾(約5万)や歯科医院(約7万)よりも多いです。
法人格を有するもので神社本庁包括下の神社だけでも
全国に約8万社あるそうです。
誰でも勝手に作れるわけでもないのにこれはすごい数です。
(数字が違っていたら、教えてください)
長男(第1子)が生まれたときは
近所の小さな神社へ行きました。
近いし(まだ生まれたてなので連れ回したくない)
神主さんも知ってるし(ちょっと酒飲み)
何を持っていったらいいか電話で問い合わせると
日本酒(2本)とスルメ
料金は「気持ち」でいいそうです。
「気持ち」?
親としてはやっぱり病院だけでは不安なので
神様にも守っていただきたい。
平均寿命が80歳として
一生守ってもらえるのだから・・・
「気持ち」は1万円くらいじゃ、安すぎます?
一年では125円!
一月ではなんと10円ちょっとです。
安〜〜い!
それでまあ、当日は他にお客さんもなく
個別対応でしっかり見ていただきました。
その後、この神主さんは高齢のため別の方に替わられました。
そして今回、長女のときはいろいろありまして
どうしてもということで隣の市の大きな神社へ
お宮参りをすることになりました。
出産した病院の隣なんです。
遠へ行く必要ないじゃないかって言ったのですがね・・・。
こっちの神社はかなり大きくて立派です。
巫女さんなんかも歩いていたり
おみくじとかお守りとか売っていて
家相の相談や命名の相談なんかもでき、
ああ、神社だな〜って思われるつくりになっています。
料金は電話で問い合わせたら5千円でした。(あら、意外)
これはお酒が1ダースにスルメがダンボール1箱ぐらい言われるぞ!
って警戒したら、何ももってこなくていい、と言われました。
5千円ポッキリだそうです。
ひょうしぬけしました。
当日は、つつがなく式が執り行なわれ
長女は額に紅で「小」と書いてもらいました。
これも新鮮でした。
我々のほかはご懐妊の女の方が母親と一緒に来られていました。
それでも広かったし、何の不都合もありませんでした。
帰りにお土産として「お食い初め(オクイゾメ)」の食器のセットとお守りをいただきました。
(「お食い初め」とは子供が一生、食べ物に困らないように願い
赤ちゃんに食べ物(尾頭付の焼き魚とか)を食べさせる儀式ですよね。)
うわあ〜、このお土産だけでも5千円の値打ちがあるんじゃないか?
ってかんじで帰りました。
あの日以来、わが家はこの神社の大ファンになりました。
だって「満足」しましたからね。
車を運転しながら考えました。
サービスでは大手のほうがずっと上だな〜って。
小さいところは大手に負けないようにサービスしないといけない
って考えがちですが、サービスでは圧倒的に負けている。
無料の補習がはたしてサービスだろうか?分からない。場合による。
今まで自分は勉強を教えることだけが仕事だと思っていたかもしれない。
けれどもしかしたら、サービスを提供することも考えた方がいいかもしれない。
たとえば『必勝合格セット』というものをつくり、
入会されたらハチマキ、スケジュール帳、辞書、ノート、鉛筆、消しゴム・・・
そのすべてに「努力は報われる!」とか、「りんご塾」とか入れてもらって
惜しげもなく、差し上げる。
(こういったものをつくるお仕事をされておられる方がおられましたら、
いまがチャンスですよ。私は買う気ですよ。
8月の売り上げが上がるかもしれませんよ。)
そんなものはサービスでも何でもない、まやかしだ!
って言われる方もおられるでしょう。
そう、専門家はだまされません。
毎日、塾のことを考えている人にとっては末梢的なことです。
けれど我々塾が接するお客様というのは
塾に関しても、勉強に関しても
専門家ではない方が多い。
我々はついつい人も自分と同じように考えるとカン違いしてしまします。
我々の常識はお客様の常識とはズレがあります。
どちらが正しいというものではないと思います。
商売というものをやるからには
我々の方から近づいていくべきではないでしょうか。
勉強を教えることがもちろん主力の「商品」です。
その「商品」だけではたして「満足」を与えることができるのでしょうか?
簡易包装が言われていますが、
「商品」を美しくくるむ包装紙を用意することが
お客様に「満足」を与えることになるんじゃないか。
偉そうなことを言っていますが
もしかして、今まで魚を買いにきたお客様にビニール袋に入れて
「はい、どうぞ」とやっていただけかもしれません。
魚がわるくならないように氷を入れてあげるとか
発泡スチロールのケースに入れてあげるとか
規模が小さいということで甘えてたかもしれません。
「うちの魚は一級品だ!」って言っても
家に帰るまでに腐ったら困りますからね。
20分程の道のりをノロノロと帰ってきました。
子供の額に書かれた「小」という文字を見ながら
これからの塾経営のことを考えました。
すやすやと眠る子がせめて20歳になるまではがんばらないと。
家にたどりつくまでに20年分生きたような錯覚をおぼえました。
2005年08月25日
お金をダウンロードする?
みなさん、ご存知でしたか?
出版社はベストセラーの本が出ると
途中から「本」を刷っているというより
「お金」を刷っている状態になるそうです。
刷れば刷るだけ売れるわけですからね。
これは商売の王道でしょう、多分。
こういう状態を作り出さないといけません。
ところでフリーソフトって便利ですよね。
なんであれが無料なのか分からないときがあります。
理科、算数・数学、漢字、英単語、タイピングと
様々なものがあり、非常に有益です。
ブログもおもしろいですがメルマガもいいですね。
忘れていても勝手に送ってきますから
けっこう強制力があっていいですね。
忘れてはいけないのが掲示板ですね。
塾を始めた頃は他の先生のやり方が知れて
ほんとに参考になりました。
読んでは試し、アレンジして自分のものにする。
こういった人々はいったい何を考えて生活されておられるのでしょう?
私はそんな方々にいつも手を合わせて、感謝して、参考にしています。
私にしたら「お金をダウンロード」している気がします。
こういった方々は自分だけでなく近づいてきた人までも
豊かにしてくださります。
PCがネットにつながっていたら
いくらでも見られます。
先日、私が「ダウンロードしたお金」をご紹介します。
学習塾経営成功の5つの鉄則
もうすぐ別の新しいものに変わるそうですから
ダウンロードされる方はお早めに(もちろん無料!)
残念ながら実際に塾をやられておられる方のみとなっています。
FC加盟塾、大手塾もダメです。
けれどメルマガがあります。
しかも2つも。
学習塾ニュース
スーパー元気塾マガジン
どちらも私がリンクを貼らせていただいております
『超〜塾長爆裂日記』の超〜塾長様のメルマガです。
私も登録しています。
それでは本題です。
お金をダウンロードするとは書きましたが
結局は自分でそれを換金しなければなりません。
小さな子供は紙幣を見てもそこに価値を見出しません。
千円札も壱万円札も色が違うとしか感じないでしょう。
ある人は外国の紙幣を見てもお金と思いません。
お金とわかってもどうやって日本で使うのかわかりません。
もちろん常識的に考えて銀行へ行って両替をすればすむ話です。
外国の紙幣なら銀行が両替してくれますが
硬貨の場合はちょっと工夫が必要になってきます。
けれど考えればいくらでも方法はあります。
それではダウンロードしたアイデアやノウハウや情報はどうか?
どこから見てもお金には見えません。
日本語で書かれているのにそれを換金するすべがわからない。
どのように換金するのか?
それはひとりひとり違います。
違ってないとおかしいのです。
(もしも同じなら誰かがどこかで抜いてますよ、絶対に。)
例えば、プロ野球を見たりします。
何点とって、三振はいくつで、ホームランが2本出た、
このままいけば優勝だ!
とか我々は話したりします。
テレビで見たり、球場で見たり。
目的は様々でしょう。
私が見たって1円にもなりません。
ビール飲んでマイナスです。
けれど野球解説者はそこから生活費以上のものを稼ぎ出します。
私と同じことを言っていても彼はお金にして
私はお金にすることができない。
私の分析のほうがいくら優れていてもダメです。
なぜ?
それは彼は野球解説者だから。
そういう立場に意識して自分を置いているから。
目には見えないシステムを持っているから。
けれどそれは彼が自分で作ったものだ。
はじめは出来上がったものに乗っていただけかもしれない。
けれどそれだけの人間なら来シーズンはない。
毎年解説をしているなら彼は独自のシステムを作り上げたはずだ。
娯楽としてあるプロ野球がその周辺の人には
しっかりと換金できるシステムとしてある。
毎回の試合で彼が見ているものと
私が見ているものはかなり違うはずだ。
人はこの文を読んで当たり前じゃないかと思う。
そういうことなら当たり前だとわかる。
成績の悪い子が私の塾へ入ってくるとする。
私にはその子が「神の子」に見える。
その子が勉強をひとつひとつ克服していくプロセスは
いったいどれほどの価値があるだろう?
成績が上がってよかったよかった、ではない。
割り算ができるようになってよかったよかった、ではない。
どうしてそこで終わってしまうんだ?
それは野球のゲームを見て「フォームが悪い」とか
「なんであそこでエラーするんだ?」とか「優勝は無理だね」とか
言っていることとあんまり変わらない。
そんなことではなく
その子の残した足跡は
私にとって無限に近い可能性がある。
これから勉強をはじめる子たちのための財産だ。
私はその子供がお金に見えると言っているのではない。
それはショボすぎる。レベルが低すぎる。
その子供は勉強を理解した換わりに
私に期限のない手形をくれたことになる。
受け取りは私の名前、
そして金額の欄は空白だ。
好きに書いてくれればいいですよ〜、って意味だ。
いつでも金額を書き込んで換金すればいい。
その手形はこう言っている、
「せんせい、すうじは、かけますか?」
「いくらとかくかは、せんせいが、きめられるんだよ」
出版社はベストセラーの本が出ると
途中から「本」を刷っているというより
「お金」を刷っている状態になるそうです。
刷れば刷るだけ売れるわけですからね。
これは商売の王道でしょう、多分。
こういう状態を作り出さないといけません。
ところでフリーソフトって便利ですよね。
なんであれが無料なのか分からないときがあります。
理科、算数・数学、漢字、英単語、タイピングと
様々なものがあり、非常に有益です。
ブログもおもしろいですがメルマガもいいですね。
忘れていても勝手に送ってきますから
けっこう強制力があっていいですね。
忘れてはいけないのが掲示板ですね。
塾を始めた頃は他の先生のやり方が知れて
ほんとに参考になりました。
読んでは試し、アレンジして自分のものにする。
こういった人々はいったい何を考えて生活されておられるのでしょう?
私はそんな方々にいつも手を合わせて、感謝して、参考にしています。
私にしたら「お金をダウンロード」している気がします。
こういった方々は自分だけでなく近づいてきた人までも
豊かにしてくださります。
PCがネットにつながっていたら
いくらでも見られます。
先日、私が「ダウンロードしたお金」をご紹介します。
学習塾経営成功の5つの鉄則
もうすぐ別の新しいものに変わるそうですから
ダウンロードされる方はお早めに(もちろん無料!)
残念ながら実際に塾をやられておられる方のみとなっています。
FC加盟塾、大手塾もダメです。
けれどメルマガがあります。
しかも2つも。
学習塾ニュース
スーパー元気塾マガジン
どちらも私がリンクを貼らせていただいております
『超〜塾長爆裂日記』の超〜塾長様のメルマガです。
私も登録しています。
それでは本題です。
お金をダウンロードするとは書きましたが
結局は自分でそれを換金しなければなりません。
小さな子供は紙幣を見てもそこに価値を見出しません。
千円札も壱万円札も色が違うとしか感じないでしょう。
ある人は外国の紙幣を見てもお金と思いません。
お金とわかってもどうやって日本で使うのかわかりません。
もちろん常識的に考えて銀行へ行って両替をすればすむ話です。
外国の紙幣なら銀行が両替してくれますが
硬貨の場合はちょっと工夫が必要になってきます。
けれど考えればいくらでも方法はあります。
それではダウンロードしたアイデアやノウハウや情報はどうか?
どこから見てもお金には見えません。
日本語で書かれているのにそれを換金するすべがわからない。
どのように換金するのか?
それはひとりひとり違います。
違ってないとおかしいのです。
(もしも同じなら誰かがどこかで抜いてますよ、絶対に。)
例えば、プロ野球を見たりします。
何点とって、三振はいくつで、ホームランが2本出た、
このままいけば優勝だ!
とか我々は話したりします。
テレビで見たり、球場で見たり。
目的は様々でしょう。
私が見たって1円にもなりません。
ビール飲んでマイナスです。
けれど野球解説者はそこから生活費以上のものを稼ぎ出します。
私と同じことを言っていても彼はお金にして
私はお金にすることができない。
私の分析のほうがいくら優れていてもダメです。
なぜ?
それは彼は野球解説者だから。
そういう立場に意識して自分を置いているから。
目には見えないシステムを持っているから。
けれどそれは彼が自分で作ったものだ。
はじめは出来上がったものに乗っていただけかもしれない。
けれどそれだけの人間なら来シーズンはない。
毎年解説をしているなら彼は独自のシステムを作り上げたはずだ。
娯楽としてあるプロ野球がその周辺の人には
しっかりと換金できるシステムとしてある。
毎回の試合で彼が見ているものと
私が見ているものはかなり違うはずだ。
人はこの文を読んで当たり前じゃないかと思う。
そういうことなら当たり前だとわかる。
成績の悪い子が私の塾へ入ってくるとする。
私にはその子が「神の子」に見える。
その子が勉強をひとつひとつ克服していくプロセスは
いったいどれほどの価値があるだろう?
成績が上がってよかったよかった、ではない。
割り算ができるようになってよかったよかった、ではない。
どうしてそこで終わってしまうんだ?
それは野球のゲームを見て「フォームが悪い」とか
「なんであそこでエラーするんだ?」とか「優勝は無理だね」とか
言っていることとあんまり変わらない。
そんなことではなく
その子の残した足跡は
私にとって無限に近い可能性がある。
これから勉強をはじめる子たちのための財産だ。
私はその子供がお金に見えると言っているのではない。
それはショボすぎる。レベルが低すぎる。
その子供は勉強を理解した換わりに
私に期限のない手形をくれたことになる。
受け取りは私の名前、
そして金額の欄は空白だ。
好きに書いてくれればいいですよ〜、って意味だ。
いつでも金額を書き込んで換金すればいい。
その手形はこう言っている、
「せんせい、すうじは、かけますか?」
「いくらとかくかは、せんせいが、きめられるんだよ」
2005年08月23日
これは便利! 面接での「不採用の理由」ランキング
昨日は求人の話題でしたので
今日は面接のことについて書きたいと思います。
昨日は5種類の「仕事の牢獄」にしがみつこうとする言い訳 でしたが
今日は10位までの面接不採用理由のランキングです。
元気にいってみましょう!
【10位】面接時の言葉遣いがなれなれしい
これは困ります。立場が上とか下とかの問題ではなく
社会人なんだし、緊張感もって臨んで欲しいですね。
一応断っておきますが、
私の塾では講師選びには妥協しません。
10人来ても気に入らなかったら採用は0です。
あたり前ですか。
(余談ですが、無料体験の時に言葉遣いがなれなれしい生徒は
100%断らせていただいてます。残念!)
【9位】履歴書の文字が鉛筆や色ペン
鉛筆は驚きです。色ペンって何色でしょう?
ピンク?
グリーン?
字が書けるんだからいいじゃないですか。
もっと驚きは履歴書を持ってこない人です。
「えっ!」って感じです。
(もしかして?)
悲しいくらい人手不足だったので面接はしたのです。
4色ボールペンを貸してあげて
住所とか氏名を書いていただいたんです。
(書けた!)
そしたらそのボールペンをずっと手にして
面接中、「カチッ、カチッ、カチッ」って・・・
しかもボールペンを見つめている。
採用するわけないですよね。
【8位】入社可能日が半年後
すごい!
こんなぶっ飛んだ人がいるんだ!
けっこう好きだな・・・。
計画的ですね。
【7位】面接時に入退室のあいさつができない
あいさつが出来ないなら、機嫌が悪いのかって思うんですが
一度も私の顔を見なかった人がいたんですが、
嫌われたんでしょうか・・・。
1対1の面接ですよ!
【6位】履歴書に誤字・脱字が多い
誰だってウッカリしますよ。
もう、私なら許します!
五時・打辻くらいなら!
【5位】面接中に携帯電話が鳴る
「すいません。ちょっといいですか?」
とか言うんでしょうかね。
電話かけなおしたらもっとオドロキでしょうね。
【4位】面接に遅刻する
人間、遅れてはいけないときに
悪いことが重なり遅れたりします。
前の車がノロノロ走っていた。
電車が遅れた。
目覚まし時計が遅れていた。
玄関で転んで服が汚れた・・・。
遅刻してるのに玄関で
うつむいてるからどうしたのかなって思ったら
メールの返信してました。
「もう、帰れ!」て言う度胸がないから
そのまま面接すると
やっぱり面接しなきゃよかったと思いました。
トップ3の発表の前にお知らせです。
ただいま、スタッフ募集中です。
「個別指導講師 明るくてやる気のある方」
勤務地は彦根市・米原市
経験者優遇します!
メールで問い合わせてください。
「パズル・迷路教材作成者 ワード・エクセル出来る方」
その才能を埋もれさせないでください!
時間は相談。算数を理解している方。
面接時には履歴書(写真を貼付)を持参してください。
面接の前には、今日のランキングをしっかり研究してください。
それではトップ3の発表です。
【3位】履歴書の文章が支離滅裂
支離滅裂になるほど文章を書くとこないと思うんですがね。
3位ですか。
学習塾ですからね。
まさかそんな人は応募してきません。
「志望動機は?」
「御社の将来性です」
「どうしてこの塾のことをお知りになられましたか?」
「看板を見てです」
「・・・」
「高校生も教えておられるんですか?」
「ええ、まあ・・・」
【2位】履歴書に写真が貼られていない
これは確かに面倒なんですが、
面倒だからって省略していいかどうかね。
意味がわからない。
そっか、
「本人が目の前にいるんだから
どうして写真がいるんです?
事前に郵送するわけでもないのに。
実物が目の前にいるんですよ。
私でーす。」か?
そういうことか?
しかし多い。
「写真、貼らないといけませんか?」とかって電話で聞かれることもありますね。
そんなこと聞かないで欲しいですね。
困るじゃないですか。
「写真は絶対に必要です!」って言えます?
写真が欲しいわけじゃないですからね。
【1位】職務経歴書に明らかに分かるうそが書いてある
明らかに分かるウソってなんでしょう?
確かに人生、時には「はったり」も必要です。
やっとことがない仕事だけど書いたほうが面接に有利だから書く。
ビル・ゲイツはIBMと交渉したとき
かなり危険な「はったり」を使って
仕事を獲得しました。
誰もがビル・ゲイツになれるといいんですが・・・。
公務員試験に今年こそ合格します!って来られたんですが、
こんなことをおっしゃいました。
「以前、別の塾で高校生に数学を教えていました。」
「中学生を教えたことは?」
「ありません」
「けど中学の数学なら楽勝でしょ?」
「いや、高校生なら教えていたんですが、
その子はあんまり数学が得意じゃなくて。
中学の数学は苦手なんです。」
かんべんしてよ、です。
あと駅前とかで留学されている方がこられて
英語を教えたいって言われたことがあります。
中3の英語の教科書を見ていただいたんです。
一応英文科卒でしたから、短大ですが。
「英会話は出来るんですが文法はちょっと」
って、
「え、どうしてですか?」
「文法は気にせず、まずは話すことです。」
「ええ・・・」
困りますよね。
「じゃ、数学は出来ますか?」
「数学は小学生くらいなら・・・」
じゃ、何しに来たんです?
断ろうと思ってたら向こうから先に電話がかかってきて
「塾講師の件なんですが、お断りさせていただきます。」
って、なんか私のほうが断られちゃってます!
「週刊B-ing」が今年の春、人事担当者300人を対象にしたアンケート結果に基づいています。
詳しくはこちらをどうぞ。
http://allabout.co.jp/career/careerbeginner/closeup/CU20050705A/index.htm
今日は面接のことについて書きたいと思います。
昨日は5種類の「仕事の牢獄」にしがみつこうとする言い訳 でしたが
今日は10位までの面接不採用理由のランキングです。
元気にいってみましょう!
【10位】面接時の言葉遣いがなれなれしい
これは困ります。立場が上とか下とかの問題ではなく
社会人なんだし、緊張感もって臨んで欲しいですね。
一応断っておきますが、
私の塾では講師選びには妥協しません。
10人来ても気に入らなかったら採用は0です。
あたり前ですか。
(余談ですが、無料体験の時に言葉遣いがなれなれしい生徒は
100%断らせていただいてます。残念!)
【9位】履歴書の文字が鉛筆や色ペン
鉛筆は驚きです。色ペンって何色でしょう?
ピンク?
グリーン?
字が書けるんだからいいじゃないですか。
もっと驚きは履歴書を持ってこない人です。
「えっ!」って感じです。
(もしかして?)
悲しいくらい人手不足だったので面接はしたのです。
4色ボールペンを貸してあげて
住所とか氏名を書いていただいたんです。
(書けた!)
そしたらそのボールペンをずっと手にして
面接中、「カチッ、カチッ、カチッ」って・・・
しかもボールペンを見つめている。
採用するわけないですよね。
【8位】入社可能日が半年後
すごい!
こんなぶっ飛んだ人がいるんだ!
けっこう好きだな・・・。
計画的ですね。
【7位】面接時に入退室のあいさつができない
あいさつが出来ないなら、機嫌が悪いのかって思うんですが
一度も私の顔を見なかった人がいたんですが、
嫌われたんでしょうか・・・。
1対1の面接ですよ!
【6位】履歴書に誤字・脱字が多い
誰だってウッカリしますよ。
もう、私なら許します!
五時・打辻くらいなら!
【5位】面接中に携帯電話が鳴る
「すいません。ちょっといいですか?」
とか言うんでしょうかね。
電話かけなおしたらもっとオドロキでしょうね。
【4位】面接に遅刻する
人間、遅れてはいけないときに
悪いことが重なり遅れたりします。
前の車がノロノロ走っていた。
電車が遅れた。
目覚まし時計が遅れていた。
玄関で転んで服が汚れた・・・。
遅刻してるのに玄関で
うつむいてるからどうしたのかなって思ったら
メールの返信してました。
「もう、帰れ!」て言う度胸がないから
そのまま面接すると
やっぱり面接しなきゃよかったと思いました。
トップ3の発表の前にお知らせです。
ただいま、スタッフ募集中です。
「個別指導講師 明るくてやる気のある方」
勤務地は彦根市・米原市
経験者優遇します!
メールで問い合わせてください。
「パズル・迷路教材作成者 ワード・エクセル出来る方」
その才能を埋もれさせないでください!
時間は相談。算数を理解している方。
面接時には履歴書(写真を貼付)を持参してください。
面接の前には、今日のランキングをしっかり研究してください。
それではトップ3の発表です。
【3位】履歴書の文章が支離滅裂
支離滅裂になるほど文章を書くとこないと思うんですがね。
3位ですか。
学習塾ですからね。
まさかそんな人は応募してきません。
「志望動機は?」
「御社の将来性です」
「どうしてこの塾のことをお知りになられましたか?」
「看板を見てです」
「・・・」
「高校生も教えておられるんですか?」
「ええ、まあ・・・」
【2位】履歴書に写真が貼られていない
これは確かに面倒なんですが、
面倒だからって省略していいかどうかね。
意味がわからない。
そっか、
「本人が目の前にいるんだから
どうして写真がいるんです?
事前に郵送するわけでもないのに。
実物が目の前にいるんですよ。
私でーす。」か?
そういうことか?
しかし多い。
「写真、貼らないといけませんか?」とかって電話で聞かれることもありますね。
そんなこと聞かないで欲しいですね。
困るじゃないですか。
「写真は絶対に必要です!」って言えます?
写真が欲しいわけじゃないですからね。
【1位】職務経歴書に明らかに分かるうそが書いてある
明らかに分かるウソってなんでしょう?
確かに人生、時には「はったり」も必要です。
やっとことがない仕事だけど書いたほうが面接に有利だから書く。
ビル・ゲイツはIBMと交渉したとき
かなり危険な「はったり」を使って
仕事を獲得しました。
誰もがビル・ゲイツになれるといいんですが・・・。
公務員試験に今年こそ合格します!って来られたんですが、
こんなことをおっしゃいました。
「以前、別の塾で高校生に数学を教えていました。」
「中学生を教えたことは?」
「ありません」
「けど中学の数学なら楽勝でしょ?」
「いや、高校生なら教えていたんですが、
その子はあんまり数学が得意じゃなくて。
中学の数学は苦手なんです。」
かんべんしてよ、です。
あと駅前とかで留学されている方がこられて
英語を教えたいって言われたことがあります。
中3の英語の教科書を見ていただいたんです。
一応英文科卒でしたから、短大ですが。
「英会話は出来るんですが文法はちょっと」
って、
「え、どうしてですか?」
「文法は気にせず、まずは話すことです。」
「ええ・・・」
困りますよね。
「じゃ、数学は出来ますか?」
「数学は小学生くらいなら・・・」
じゃ、何しに来たんです?
断ろうと思ってたら向こうから先に電話がかかってきて
「塾講師の件なんですが、お断りさせていただきます。」
って、なんか私のほうが断られちゃってます!
「週刊B-ing」が今年の春、人事担当者300人を対象にしたアンケート結果に基づいています。
詳しくはこちらをどうぞ。
http://allabout.co.jp/career/careerbeginner/closeup/CU20050705A/index.htm
2005年08月22日
「仕事の牢獄」にしがみつこうとする5種類の言い訳
今日はちょっと軽い息抜き(私の)で
むかしむかし読んだ本の中でいいこといってるなあ〜
というのを書かせてください。
お仕事でお忙しい方は今日はパスしていただいても結構です(笑)
本のタイトルはまあ、おいといて
著者はデイヴィッド・J・シュワルツというジョージア州立大学の経営管理学の教授です。アメリカ人です。
興味のあるかただけお読み下さい。
それでは「仕事の牢獄」にしがみつこうとする5種類の言い訳の一つ目いってみましょう!
その1 「変化を起こすには年をとりすぎています(あるいは、若すぎます)」
ヘンリー・フォードは40代になるまで平凡な機械工だったそうです。
マクドナルドの創業者、レイ・クロックは50代になるまでシェイクの機械を売る平凡なサラリーマンでした。
カーネル・サンダースがケンタッキー・フライドチキン(KFC)を創業したのは60代になってからでした。
ロナルド・レーガンが大統領に就任したのは70歳のときだったそうです。
それに対してアップルコンピューターの創業者が事業を立ち上げたのは20代半ばでした。そんな人はたくさんいますね。日本でもほらあの人が・・・。
こんなこと言われても彼らは特別のような気がするんですが・・・。
年齢は気にするなってことですね。
じゃ、2つ目いきます。
その2 「いまの仕事は給料がいいので、収入が減るのは困ります」
困りますよね。正直困ります。けれどその給料といいうのはここ2,3年のことじゃないでしょうか?大切なのはあなたの一生。30年のスパンで考えられてもいいかもしれません。
私は今週、やっと求人広告を出します。
「パズル・迷路教材作成者 ワード・エクセル出来る方」
次は何でしょう?
その3 「家族(夫、妻、両親)が私に期待を寄せているのです」
これもきついですね。私もローンの返済に銀行が期待を寄せていますから、すごくわかります。家賃の支払いに大家さんが期待を寄せています。駐車場代の支払いに不動産屋が期待を寄せています・・・。
その4 「私が進みたい分野には人材があり余っています」
ミュージシャンになりたくても立派な歌手がたくさんいます。その上毎年たくさんの新人がデビューします。僕カッコ良くないし・・・。
塾は掃いて捨てるほどあります。今さら自分が・・・。
飲食店なんて出来ては潰れ、その繰り返しじゃないか。お客なんて飽きっぽいからすぐに新しい店が出来たら移っていくよ・・・。
けれど彼はいい事いってます。
「成功したいという熱烈な欲求を持っている人材があり余っている職業はひとつもないし、今後も絶対にない」
そう、ほとんどのところがそこそこ出来たら歩みを止めてしまう。
情熱を持ち続けられる人は一握り。優秀なひとは、やる気のある人はいつでも人材不足だってこと忘れないでください。
「その職業に真摯な姿で臨み、立派に役目を果たそうという気持ちで取り組んでいる人が不足しているのが現状で、人材があり余っている分野などというものはひとつもない」
今週、求人広告を新聞に折り込みます。
「個別指導講師 明るくてやる気のある方」
「パズル・迷路教材作成者 ワード・エクセル出来る方」
時間は相談。算数を理解している方。
その5 「そんな仕事には将来性がありません」
日本の失業率って5%弱ぐらいなんでしょうか?
どうしてでしょう。ハローワークへ求人へいくと
すごくたくさん求職者がいるのに
だーれも私のところへは電話してこない。
5%って問題視されるくらいですからけっこう多いんだと思います。
そのすべての人が私を見ても通り過ぎていく・・・。
この先生はすごいこと言ってます。
「多くの人はチャンスにまったく気づかず、『この仕事には将来性がない』と早合点してしまっている。しかし実際には、自由社会では将来性のない仕事などは存在しない。存在するのは、チャンスに気づかない将来性のない人たちだけだ」
パズル・迷路教材の作成者?
「私は迷路なんかつくるために大学で勉強したんじゃありません!」
そう言わず、目の前のチャンスをものに出来るかどうかはあなた自身ですよ!
それでは今日は求人広告でした。
それでは。
あ、忘れてました。
シュワルツ教授の本の題名
それは
![](http://images-jp.amazon.com/images/P/4478732167.09.MZZZZZZZ.jpg)
大金持ちになる人の考え方
また明日!
むかしむかし読んだ本の中でいいこといってるなあ〜
というのを書かせてください。
お仕事でお忙しい方は今日はパスしていただいても結構です(笑)
本のタイトルはまあ、おいといて
著者はデイヴィッド・J・シュワルツというジョージア州立大学の経営管理学の教授です。アメリカ人です。
興味のあるかただけお読み下さい。
それでは「仕事の牢獄」にしがみつこうとする5種類の言い訳の一つ目いってみましょう!
その1 「変化を起こすには年をとりすぎています(あるいは、若すぎます)」
ヘンリー・フォードは40代になるまで平凡な機械工だったそうです。
マクドナルドの創業者、レイ・クロックは50代になるまでシェイクの機械を売る平凡なサラリーマンでした。
カーネル・サンダースがケンタッキー・フライドチキン(KFC)を創業したのは60代になってからでした。
ロナルド・レーガンが大統領に就任したのは70歳のときだったそうです。
それに対してアップルコンピューターの創業者が事業を立ち上げたのは20代半ばでした。そんな人はたくさんいますね。日本でもほらあの人が・・・。
こんなこと言われても彼らは特別のような気がするんですが・・・。
年齢は気にするなってことですね。
じゃ、2つ目いきます。
その2 「いまの仕事は給料がいいので、収入が減るのは困ります」
困りますよね。正直困ります。けれどその給料といいうのはここ2,3年のことじゃないでしょうか?大切なのはあなたの一生。30年のスパンで考えられてもいいかもしれません。
私は今週、やっと求人広告を出します。
「パズル・迷路教材作成者 ワード・エクセル出来る方」
次は何でしょう?
その3 「家族(夫、妻、両親)が私に期待を寄せているのです」
これもきついですね。私もローンの返済に銀行が期待を寄せていますから、すごくわかります。家賃の支払いに大家さんが期待を寄せています。駐車場代の支払いに不動産屋が期待を寄せています・・・。
その4 「私が進みたい分野には人材があり余っています」
ミュージシャンになりたくても立派な歌手がたくさんいます。その上毎年たくさんの新人がデビューします。僕カッコ良くないし・・・。
塾は掃いて捨てるほどあります。今さら自分が・・・。
飲食店なんて出来ては潰れ、その繰り返しじゃないか。お客なんて飽きっぽいからすぐに新しい店が出来たら移っていくよ・・・。
けれど彼はいい事いってます。
「成功したいという熱烈な欲求を持っている人材があり余っている職業はひとつもないし、今後も絶対にない」
そう、ほとんどのところがそこそこ出来たら歩みを止めてしまう。
情熱を持ち続けられる人は一握り。優秀なひとは、やる気のある人はいつでも人材不足だってこと忘れないでください。
「その職業に真摯な姿で臨み、立派に役目を果たそうという気持ちで取り組んでいる人が不足しているのが現状で、人材があり余っている分野などというものはひとつもない」
今週、求人広告を新聞に折り込みます。
「個別指導講師 明るくてやる気のある方」
「パズル・迷路教材作成者 ワード・エクセル出来る方」
時間は相談。算数を理解している方。
その5 「そんな仕事には将来性がありません」
日本の失業率って5%弱ぐらいなんでしょうか?
どうしてでしょう。ハローワークへ求人へいくと
すごくたくさん求職者がいるのに
だーれも私のところへは電話してこない。
5%って問題視されるくらいですからけっこう多いんだと思います。
そのすべての人が私を見ても通り過ぎていく・・・。
この先生はすごいこと言ってます。
「多くの人はチャンスにまったく気づかず、『この仕事には将来性がない』と早合点してしまっている。しかし実際には、自由社会では将来性のない仕事などは存在しない。存在するのは、チャンスに気づかない将来性のない人たちだけだ」
パズル・迷路教材の作成者?
「私は迷路なんかつくるために大学で勉強したんじゃありません!」
そう言わず、目の前のチャンスをものに出来るかどうかはあなた自身ですよ!
それでは今日は求人広告でした。
それでは。
あ、忘れてました。
シュワルツ教授の本の題名
それは
![](http://images-jp.amazon.com/images/P/4478732167.09.MZZZZZZZ.jpg)
大金持ちになる人の考え方
また明日!
2005年08月10日
とんかつ屋の本(3)
![](http://images-jp.amazon.com/images/P/483792154X.09.MZZZZZZZ.jpg)
繁盛の天才2時間の教え―127人の店長を成功させた
無料体験授業はちょっと「こいくち」
普段の授業はちょっと「うすくち」
料理にたとえるとこうなります。
そして、今年の夏季講習は
思いっきり「こいくち」にしました。
ブログを始めていろんな塾の先生の話を聞くことができ
自分が良いほうへ向かっていくのがよくわかります。
そして9月になっても「こいくち」のままでいこうと
今は思ってます。
まだ残っていますが、収穫のあった夏講習前半でした。
また大久保一彦さんの本から引用させていただきます。
『繁盛の天才 2時間の教え』 からです。
<引用>
よく「外食は味が濃い。お客さんはもっと薄味のほうがいいと思っているはず。だから薄味にしよう」という経営者や店長がいます。
でも、これは「お客様が毎日のように来てくれる」という前提があってはじめて成立する話なんです。<中略>
店を選べる時代では「お客様が二度来るとは考えない」ことが大切なのです。
ついつい、自分が毎日味見していますから、「毎日来てくれるような味」から店を考えてしまいますが、それはたいへん危険なことなんです。
<引用終わり>
またか、りんご。いい加減にしろ、ですね。
ビジネスホテルとかとんかつ屋とか
塾のイメージとは遠いですよね。
けれど異業種のほうが塾より先へ行ってますから
学ぶところは多いですね。
「一期一会」という言葉があります。
『語源由来辞典』によりますと「一期一会の語源は、「茶会に臨む際は、その機会を一生に一度のものと心得て、主客ともに互いに誠意を尽くせ」といった、茶会の心得からである。」そうですね。
(話はそれるんですが同辞典によりますと「一期一会(いちごいちえ)」に似た言葉は 「市毛良枝(いちげよしえ)」だそうです。間違えないようにしましょう。)
一回一回の授業を真剣勝負で
もうこれっきりでやれ!ってことですよね。
個別指導なのでそこまで気合をいれませんが
精神はそういうふうにして
やろうじゃないかと講師に話してます。
そうでなくてもさらっと流すんじゃなくて
しつこくしつこくやろうじゃないか!ってことを
今回、講師の方々に言ってます。
確かに生徒は毎週2回とか必ず来てくれる前提なのですが
だからといって塾というものが「うすくち」では
暑いからって、お客さんの健康を考えてるのか
自分の健康を考えているのかわかりませんからね。
* コメント・トラックバック歓迎。お気軽に。
スタッフを募集中です。
私どもの塾は滋賀県にあります。
4時くらいから10時まで働ける方。
興味をもたれた方はメールにてご連絡ください。
右の「お知らせ」のところにアドレスがあります。
(近郊の方に限ります。メールで地域をご確認下さい)
よろしくお願いします。
2005年07月23日
とんかつ屋の本(2)
前回にひきつづき大久保一彦さんの本について書きます。
『繁盛の天才 2時間の教え』
外食産業というのは塾業界の何年先を行っているのでしょうか?
もちろんそんなものを一緒にするな!っていう声が
あるのは十分承知しています。
けれど人間の行動にそんなに違いはないと思います。
私は塾をやらせていただく前は全く別の業界におりました。
そこでは営業をやらせていただき
多くのお客様と毎日接して勉強させていただきました。
何を一番学んだでしょうか?
それは「商売は信用である」という
まことに単純なことでした。
「取引というものは信用の上に成り立つものだ」
ということですよね。
こんなこと私から言われるまでもありませんよね。
私の経験からどんなときに「信用」が生まれるか
というと、決まってトラブルの後でした。
かなりトラブルの多い仕事でしたので
身にしみて感じました。
つまり問題が発生したときにこちらが
どういう態度をとるかというのが非常に大切でした。
「怒られる」とか「怒鳴られる」というのが
100%わかっていてもその場所へすぐに
かけつけられるかどうかがその後の取引を
大きく左右しました。
仕事にはトラブルがつきものです。
そして人間は必ずミスをする。
自分のミスでなくても
それを自分のミスとして認めなくてはなりません。
そう、すべての物事は順調に行かなくて当たり前、
仕事とはどうトラブルに対処するかではないでしょうか。
トラブルを知ればすべてをおいて現場へかけつけ
真摯に謝罪し、対処法を検討し、すぐに対応する。
物を売るのは誰にでもできます。
安売りも誰にでもできます。
けれど問題が発生した時に
逃げる人とそうでない人との2通りにわかれ、
人間の価値までもが測られる気がしました。
大久保さんの本にクレームの話がありました。
とんかつ屋で一番多いクレームは
注文したとんかつの数が足りない、というものだそうです。
あるときまでは電話で
「次回来られた時にお渡しします」という
信じられない対応をされていたそうです。
とんかつの一枚くらいたいしたことじゃないという感覚です。
けれどある時大久保さんは女性からクレームの電話を受けてすぐ
タクシーをとばして届けに行ったそうです。
ドアを開けると小さなお譲ちゃんが出てきて
うれしそうに受け取ったそうです。
その時に我々はとんかつを売っているんじゃない
ということに気づかれたそうです。
そう、夕ご飯に家族が揃って食卓を囲む
そしてひとりに1枚とんかつがある。
家族の談笑があり楽しいひと時がある。
そのひと時を支えるものがとんかつである。
「すいません。今度お渡しします。」
では間に合わないのです。
大久保さんの店は「幸せ」を売っていたんです。
我々塾業界は一体何を売っているんでしょうか?
やっぱりとんかつ屋と同じように
「幸せ」を売ってる気がするんですが
いかがなものでしょうか?
* コメント・トラックバック歓迎。お気軽に。
スタッフを募集中です(近郊の方に限ります)。
興味をもたれた方はメールにてご連絡ください。
右の「お知らせ」のところにアドレスがあります。
『繁盛の天才 2時間の教え』
外食産業というのは塾業界の何年先を行っているのでしょうか?
もちろんそんなものを一緒にするな!っていう声が
あるのは十分承知しています。
けれど人間の行動にそんなに違いはないと思います。
私は塾をやらせていただく前は全く別の業界におりました。
そこでは営業をやらせていただき
多くのお客様と毎日接して勉強させていただきました。
何を一番学んだでしょうか?
それは「商売は信用である」という
まことに単純なことでした。
「取引というものは信用の上に成り立つものだ」
ということですよね。
こんなこと私から言われるまでもありませんよね。
私の経験からどんなときに「信用」が生まれるか
というと、決まってトラブルの後でした。
かなりトラブルの多い仕事でしたので
身にしみて感じました。
つまり問題が発生したときにこちらが
どういう態度をとるかというのが非常に大切でした。
「怒られる」とか「怒鳴られる」というのが
100%わかっていてもその場所へすぐに
かけつけられるかどうかがその後の取引を
大きく左右しました。
仕事にはトラブルがつきものです。
そして人間は必ずミスをする。
自分のミスでなくても
それを自分のミスとして認めなくてはなりません。
そう、すべての物事は順調に行かなくて当たり前、
仕事とはどうトラブルに対処するかではないでしょうか。
トラブルを知ればすべてをおいて現場へかけつけ
真摯に謝罪し、対処法を検討し、すぐに対応する。
物を売るのは誰にでもできます。
安売りも誰にでもできます。
けれど問題が発生した時に
逃げる人とそうでない人との2通りにわかれ、
人間の価値までもが測られる気がしました。
大久保さんの本にクレームの話がありました。
とんかつ屋で一番多いクレームは
注文したとんかつの数が足りない、というものだそうです。
あるときまでは電話で
「次回来られた時にお渡しします」という
信じられない対応をされていたそうです。
とんかつの一枚くらいたいしたことじゃないという感覚です。
けれどある時大久保さんは女性からクレームの電話を受けてすぐ
タクシーをとばして届けに行ったそうです。
ドアを開けると小さなお譲ちゃんが出てきて
うれしそうに受け取ったそうです。
その時に我々はとんかつを売っているんじゃない
ということに気づかれたそうです。
そう、夕ご飯に家族が揃って食卓を囲む
そしてひとりに1枚とんかつがある。
家族の談笑があり楽しいひと時がある。
そのひと時を支えるものがとんかつである。
「すいません。今度お渡しします。」
では間に合わないのです。
大久保さんの店は「幸せ」を売っていたんです。
我々塾業界は一体何を売っているんでしょうか?
やっぱりとんかつ屋と同じように
「幸せ」を売ってる気がするんですが
いかがなものでしょうか?
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右の「お知らせ」のところにアドレスがあります。
2005年07月22日
とんかつ屋の本(1)
こんにちは
昨日は飲食店のコンサルティングの本を
読んでずっと感心したり喜んだり
頷いたりしていました。
『繁盛の天才 2時間の教え』 大久保一彦著というものです。
塾をどうしようかって考えるときに
そんなよいやり方の書いてある本はありませんよね。
ですから常に本屋とか図書館で
別のご商売をされておられる方が書いた本には
注意を向けています。
飲食店というのは競争が激しくて
古くからあるもの新規の参入
ファミレスやいろんなチェーン店がありますよね。
こういった競争に比べたら塾業界は無風みたいなものかも知れません。
ラーメン店や回転寿司、牛丼屋と
数多くのライバルが存在します。
ほんと塾の比ではないです。
その中ですごい言葉があったんです。
今いる塾生には失礼に当たるかもしれないから
ちょっと書くのがためらわれたんですが
思い切って書きますね。
>どうも、「かっこいい人を相手にしたい」という人が多くて困るよ。そんなの仕事じゃないんだよ。結局、自愛なんだよ!
商売というのは「自分」より目線を上げてはいけないんだ。つまり、「自分よりレベルの上」の人はお客様にならないんだよ!
これを読んで、さっぱりしたというか
すっきりしたというか
「そうなのか」って納得しました。
つい塾をやっていると、私の地域なんかだと
地域のトップ高校とか有名大学へ何人合格させたのか
というのが気になって
大手がそういう宣伝してると
「なんて自分はダメなんだ・・・」
って落ち込んだりするときがあるんですよ。
正直言って私もそんな自慢できる実績が作りたいですよ。
けど、私は目線を上にあげすぎてたかなって思いました。
目線を上げる必要はないんだと思いました。
いろんなお客様がいて
いろんな状況で
そんな方々が困ってやって来られて
「この子に算数教えてやってください」
って言われるわけですよね。
そういった子達が楽しんで
喜んで勉強をもう一度がんばろうって
そう思えるような塾を
作ればいいんだって再確認しました。
「りんごさん、そのための迷路とパズルじゃ
なかったんですかね?」
そうです!
私はなんで迷路を作っているのか?
それは小学生が夢中になって
迷路をとくうちに自然と算数を
「使える」段階へと導くためです。
失くした自信を取り戻すためです。
疲れてなんかいられません!
* コメント・トラックバック歓迎。お気軽に。
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昨日は飲食店のコンサルティングの本を
読んでずっと感心したり喜んだり
頷いたりしていました。
『繁盛の天才 2時間の教え』 大久保一彦著というものです。
塾をどうしようかって考えるときに
そんなよいやり方の書いてある本はありませんよね。
ですから常に本屋とか図書館で
別のご商売をされておられる方が書いた本には
注意を向けています。
飲食店というのは競争が激しくて
古くからあるもの新規の参入
ファミレスやいろんなチェーン店がありますよね。
こういった競争に比べたら塾業界は無風みたいなものかも知れません。
ラーメン店や回転寿司、牛丼屋と
数多くのライバルが存在します。
ほんと塾の比ではないです。
その中ですごい言葉があったんです。
今いる塾生には失礼に当たるかもしれないから
ちょっと書くのがためらわれたんですが
思い切って書きますね。
>どうも、「かっこいい人を相手にしたい」という人が多くて困るよ。そんなの仕事じゃないんだよ。結局、自愛なんだよ!
商売というのは「自分」より目線を上げてはいけないんだ。つまり、「自分よりレベルの上」の人はお客様にならないんだよ!
これを読んで、さっぱりしたというか
すっきりしたというか
「そうなのか」って納得しました。
つい塾をやっていると、私の地域なんかだと
地域のトップ高校とか有名大学へ何人合格させたのか
というのが気になって
大手がそういう宣伝してると
「なんて自分はダメなんだ・・・」
って落ち込んだりするときがあるんですよ。
正直言って私もそんな自慢できる実績が作りたいですよ。
けど、私は目線を上にあげすぎてたかなって思いました。
目線を上げる必要はないんだと思いました。
いろんなお客様がいて
いろんな状況で
そんな方々が困ってやって来られて
「この子に算数教えてやってください」
って言われるわけですよね。
そういった子達が楽しんで
喜んで勉強をもう一度がんばろうって
そう思えるような塾を
作ればいいんだって再確認しました。
「りんごさん、そのための迷路とパズルじゃ
なかったんですかね?」
そうです!
私はなんで迷路を作っているのか?
それは小学生が夢中になって
迷路をとくうちに自然と算数を
「使える」段階へと導くためです。
失くした自信を取り戻すためです。
疲れてなんかいられません!
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