空を見上げて

今年は冬も忙しい

s-IMG_3407先週の土曜日に月1回の社内会議があり、今後の仕事量など各担当者から話がありました。
3月までに、サクラ並木の剪定や、T広場のカエデの樹勢回復、保存樹の診断と枯れ枝剪定ほか。
画像も依頼のあった樹齢800年?と言われているケヤキです。
何より大きな仕事は都市緑化フェアに関しての整備工事や、展示に関する植栽プランと材料集め。
樹木医会としても県から依頼が来ているようです。
また一本木公園などは来年度に植えるバラの選定や草花のプランニングと発注作業。
種子はイギリスから輸入しています。これが昨年から輸入が厳しくなり緑育では種子を破棄されてしまいました。輸入禁止植物と同じ学名でも出来なくなりました。ベロニカ・ルドベキアなど。
品質保証も付いていないといけないのでコストが倍になります。それでも個性的な花壇を作るためには種子を輸入する価値はあると思っています。日本ではどうしても草花の種類が限られてしまう・あっても高いのです。
緑育協会では新年度からの園芸授業のカリキュラムと内容。講師・研修旅行先など。1年で最も考える仕事が増える時期です。

連休中樹木医の同期が名古屋から家族で我が家に遊びに来て、子供たちは屋根の雪下ろしに夢中になっていました。彼曰く毎日治療や剪定など、日曜日も仕事が続いて久しぶりの休日だと。
でも2月にイチョウとクロマツの樹勢回復をするというので、結局仕事の話。
若いうちは安い値段で、来る仕事すべて断らずに対応していたけれど、40代後半になったら仕事のやり方を変えていかないと、身体が持たないし心が疲れてしまうよと。
そのためにも樹勢回復の事例をたくさんこなして、自信を持ってキャリアを重ねていけるように。
そうはいっても周辺に樹勢回復の事例があまりにも少ないので、イチョウ用の菌根菌を販売している松本微生物さんに相談してみたらとアドバイスしました。


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2019年の仕事はじめ

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昨年末、大掃除後に毎年恒例の研修会を行いました。1年間の会社の売り上げ状況や今後の方針など、社長・営業部長より話がありました。昨年度から始めたトレドの売り上げ状況も初年度でしたが好成績で皆さんのがんばりが結果につながっていました。
市内のゴルフ場からサッカー場に変更工事をして表彰を受けたT課長も、パワーポイントを使って、砂の種類や芝生を維持する工夫など参考になることが多くありました。
最後に私から、新しい理事さん向けに今取り組んでいるサクラやスギなどの樹勢回復現場や、GA8保水剤・雑草の発芽抑制剤の説明をさせていただきました。
今朝の仕事始めで社長から「進化すること」を恐れてはいけないと話がありました。
新しくものを販売する・提案していくときには科学的な根拠と信用が必要になります。世の中に知られていないものを売る場合には、その商品がみんなの役に立つと信じる熱意と納得させる説明能力も必要です。
保水剤に関しては夏の灌水軽減・移植後の活着率をあげる為に必要不可欠な商品になると思っています。当社で年末に行ったケヤキの移植工事でも使用しましたので、今後4年間は灌水作業が軽減されると思います。(画像)
今年は4月〜6月まで都市緑化フェアが松本市周辺で行われます。長野県の開催は初めてですが、任された山ノ内町・長野市のブースは良い展示が出来るようアイデアを模索しベストを尽くしたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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冬囲いと仕事納め

s-IMG_3377先週まで暖かい12月でしたので、いつもの年よりは仕事が進んだようですが、今週はいよいよ寒波が来そうな予報が出ています。
画像の冬囲いは水野美術館の様子と夏目歯科さんの画像です。この技術も雪国ならではの実用美と鑑賞美の両方を兼ねているので、ぜひとも多くの社員に受け継いでいってほしいと思います。
今週はなんとしても年内になし遂げなければならない仕事があり、不安と心配の中今日から現場に入っています。責任者のH課長は気合が違うので声もかけづらいくらいです。
昨日も世の中はクリスマスでしたが庭師さんたちは雪が降る前にという依頼の元、お寺さんの剪定などに出勤していました。本当にご苦労様です。

今朝は、社長に前から思っていたことを提案してみました。
社長は「どんどん変えていかないと」と了解していただき、明日からさっそく実行に移したいと思います。
寒い冬、社員のいる環境の改善、温まれる場所を確保したいと思っています。
当社は今年度は29日(土)に大掃除と研修会を行い、仕事納めとなります。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。s-IMG_3379 s-IMG_3365

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信大にて樹勢回復事例の発表

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先週の土曜日、信州大学教育学部で生態研究会の発表がありました。
主催の井田先生とは長野県に移り住んだ時からのご縁で、今年は栄村の植生調査で
一緒に山を歩いて回っていました。その先生から誘われて民間で樹木医の発表は初めてでしたが
いつもの調子で気楽に引き受けて準備もほとんどしないで対応してきました。

昔、技術研究センターで働いていた時から、なぜ研究関係の論文はわざと難しく書こうとするのだろうかと疑問をもっていました。せっかく素晴らしいことが書いてあっても、何を言いたいのかが全く伝わらない。また発表も感情は排除して淡々とするものなのですがこれまた聞いていて眠くなってしまう。社内発表だけでしたので、一般の人に研究内容はまったく普及していかない。自分の研究は社会の役に立っているのだろうかとむなしく疑問に思うときもありました。

私はつい感情が入りすぎてしまうきらいがあり、楽しい・面白いから菌根菌の施工に取り組んでいるのですが、それではどうもいけないらしい。
「もう少し科学的に、論理的に話をしていかないと、また金銭の話はしないように気をつけないと」と、有難いことを懇親会で指摘され、緊張してしまってできなかった自分に少し落ち込んでしまいました。

でもハイアマチュアという言葉を教えてもらい、日本は民間と研究者・大学との橋渡しをする人がいないということも聞きました。研究者の理論攻めの世界が苦手でやめて、一番好きな造園の世界に入って腕のいい職人さんといろんな現場を数多く出来る機会は今の職場ならではの環境です。
現場 + 検証 + 記録 + 発表を積み上げていけば、一般の造園業でもいろんなことはできるし、来年の課題は治療後の検証だと強く思いました。
これで懲りないで工夫して、またチャレンジしたいと思います。



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緑と親しむクリスマス

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先週はクリスマスリースの講習会を計4回行い100人程の方が参加しました。
材料は篠ノ井中央公園に植えてあるコニファーで、コロラドビャクシン・ブルーヘブン・スカイロケット・カナダトウヒ・ローソンヒノキなど、なかなか品種の同定が難しいです。
コニファーは成長が早いので、剪定も兼ねて事前に剪定し水につけておきます。
公園に植えてある、モミジバフウの実やメタセコイヤの小さい実も使います。
花壇では今年も種から、緑ワタ・茶ワタ・白ワタなどを育ています。
ブナやマツカサは山で採取したもの。大人向けのツルは茶臼山植物園でからんでいた、アケビやフジ蔓。子供たちはそれぞれに自由に個性を発揮して楽しそうに作成していました。

週末は信州大学教育学部で、当社で今まで取り組んで治療してきた菌根菌を使った樹勢回復の発表を行います。
筑波大学の教授など、樹木・野草・植物関係のいろんな発表があるので、交流を深めてきたいと思います。


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