有り難いことなんだろうな
娘を知らない世代の人が語りつがれていたことで
娘の死を悼み悲しんでくれる

沙織ちゃんのお母さんですか?

そういって涙を流しながら語りかけてくれた
あまりに想定外でびっくりが先にいってしまい感情もぶっとんでしまったけど
その後 素直じゃない性格も手伝って なにか悶々としていた

そのことを友達に伝えると
複雑だけど 良かったじゃない  
 誰かの心の中で暖められてるっていいね。と

確かにそうなんだけど 想うだけでは命はつながらないのよね
あのときにもたくさんの人がまわりにいて 倒れた娘をみているのよ
なんにもしないでただみてただけなの
それではいくら人を想っても意味ないのよ
人は生きていかなければ 救える命はつなげていかなければ

想いが強いだけに優しい想いが胸にひびかないの

想ってくれる人がいるだけで十分よね ってそれくらいで止めることができないのよ
大切な人を失った人にしかわからない感情かもね

娘は2度と帰ってこないし 死んでも会えないと思うのよね
どんなことをしても娘とはもう会えない
あの子たちにはそれは実感できないことよね  

なら そこで想いを止めておくしかないんですね