レビュー

March 15, 2004

LOVE PSYCHEDELICO III

LOVE PSYCHEDELICO III


★☆☆☆☆並曲
★★☆☆☆良曲
★★★☆☆優曲
★★★★☆名曲
★★★★★神曲


01.Everybody needs somebody ★★★
02.Mind across the universe ★★★★
03.My last fight ★★
04.all over love ★★★
05.Happiness ★
06.I am waiting for you ★
07.fleeing star ★
08.裸の王様 ★★
09.Silver dust lane ★
10.Hello ★★★★
11.neverland ★★★
12.3 ★
13.GRAPEFRUITS ★★

総合:★★★★

 デリコ、二年ぶりのアルバム。映画「THE HOTEL VENUS」の主題歌である(01)Everybody needs somebodyをはじめとして、以降デリコらしいデリコならではのクールでカッコイイ音楽が続く。デリコの最大の特徴ははじめて聞いた人なら「これ洋楽じゃないの?」と思ってしまう"洋楽っぽい邦楽"であると思うが、単にそれだけでないハイセンスなロックをデリコは奏でてくれる。(03)My last fightは明るく元気を分けてくれるような曲の中に俺はどこか懐かしいような哀しいような不思議な雰囲気を感じてしまう。また(11)neverlandでは今までとちょっと違ったデリコが楽しめるのも新鮮だ。全曲を通じて佳曲が並ぶ名盤であると思う。これを含む三枚のアルバム全てが総じて高いクオリティであることを考えてみるとLOVE PSYCHEDELICOは偉大なバンドだ。ちなみに個人的に特に気に入っているのは(02)Mind across the universeと(10)Helloなのだが、前者はまさに曲名通りの壮大な空のイメージが頭に流れ込んでくる。後者はなぜかフィンランドのバンド「NEGATIVE」の曲を思い立たせる(笑)。NEGATIVEとデリコをどっちもしっている人など周りにいないのでこの感想は誰にも解ってもらえない(/_;)

rio_with_smith at 00:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)