電気配線などにおいて「単相○線式」などと言いますが、
この「単相」とはどういう意味なのでしょうか?
解りやすく解説して頂けませんか??
例.単相2線式、単相3線式
単相2線=身近にある100Vコンセント。波形を観測すると、当然一つの波形しか出てこない。単相3線=一般家庭の電力引き込みで多く用いられ、3本の線がある。一本を中性線とし、あとの2本の電圧がおのおの100V。中性線を使わず残りの2本間の電圧を計測すると200V。この100Vと200Vの波形を観測した時、波高は当然倍になっているが、時間軸は同じ。 三相三線式=一般に動力と言われている。多いのは200V程度。中には400V位のもある。200Vを例に挙げると、この三本間のどれを当たっても200V。波形を観測すると、120度ずつずれた波形が観測できる。これが三つあるので3相。
,kzou08さん工業高校電気科に通っています。
現在の交流配電では単相・三相の2種類があります。
単相2線式は交流がそのままダイレクトな交流でこれはコンセントと同等と考えていただいて結構です。
また単相3線式では赤・白・黒がありますが単相2線式に毛が生えたようなもので赤と黒では位相(電圧の波形)が180度となり合算することにより赤と黒で200Vが取り出せるというものです。
ちなみに三相は三相3線式・三相4線式の2種類があり全ての電圧位相が120度ずれています。
一般的には単相を「電灯」 三相を「動力」と区別しています。
電気がつくられるところから、考えてください、イメージしてください、S極N極の間に長針1本(導体1本)だけの時計があり、回転していると(平等磁界中に導体が回転すると正弦波交流が発生する)単相交流がつくられる。
また、120゚ずれた3本の場合には3相となる、3相で送って電柱の変圧器で単相をとりだしています。
相と言うのはプラスとマイナスの入れ替わを時間で見た時其の入れ替わりが一つの動きをする電圧の事を言います。
単相2線式・・・二本の線間でプラスとマイナスが入れ替わって居る電圧。
単相3線式・・・三本の線の内二線の間の電圧は三線目の電圧の1/2の入れ替わり電圧。
詳しくは此処を見てください。
単相二線式は此処
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%98%E7%9B%B82%E7%B7%9A%E5%BC%8F
単相三線式は此処
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%98%E7%9B%B83%E7%B7%9A%E5%BC%8F
単相とは、電源コイルが1つという意味です。
電圧は、この電源コイルの両端に発生するので、両端の電位差が電圧の大きさになります。
その為、この電圧ベクトルはこの両端の電位差によるものなので、直線で表されます。
これを踏まえて・・。
単相3線式は、電源コイルの両端電圧(RーT)で200V、電源コイルの中間地点(N)と各両端電圧(RーN、TーN)で半分ずつの100V、100Vとなります。
中性地点(N)は、B種接地を施され、対地電圧を0Vの一定に保っています。
単相2線式は、単相3線式から取り出した(RーT)、(RーN)、(TーN)の2線ずつを呼びます。
これら全てが1つの電源コイルにより発生するので、位相はありません。