まだ春なのに夏日でもう汗だく……。
ぱぴこです。

みなさん、お元気にしていますか?

政府からの外出自粛要請が出ていても仕事で出勤しなければいけなかったり、活動したくても思うように動けなかったり、緊急事態宣言の延長が濃厚になってきたりと、悶々とした日々ばかりが続いていますね……。


今回はそんな中、気持ちがほっこり(してくれたら嬉しい)するような、短い話を少しだけ。

はい。タイトルでも分かるように、
2018年のリオ遠征から現地で僕らのお世話を毎年してくれてるMestre Trambique先生の奥さん、Tia Normaが2月22日に70歳の誕生日を迎えたんです。

僕らが滞在してる期間に一緒にお祝いをすることができたんです。嬉しい…泣。


親戚の方々も先生のご自宅に集まって、リビングでお祝いの準備が着々と進んでいきました (リビングは男子部屋になってたのでせっせこと片付け)。

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壁には新たな歳の数字の風船が設置されて、テーブルにケーキとタンボリンと帽子と、先生が写ってるブロッコシャツが添えられ、今思い返しても、少しジーンとします。

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誕生日ケーキの他にも料理やシュハスコ、Tiaのために摩周さんとみんなが早朝から作ったトンカツ(ソースは日本から持参)も食べて、ビールでお祝い。

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少し恥ずかしそうにしながらも、みんなから祝福されて、とても幸せそうなTiaでした。


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ですが、実はTiaの誕生日は、
亡くなられた先生(旦那さん)の命日でもあるのです……。


先生を亡くされてからのTiaはすっかり元気を無くして、「(誕生日を迎えると)愛してた主人を思い出して、寂しくて悲しくなる」、と自分の誕生日のお祝いすらも控えていたそうです。


その話を初めて聞いた時、いつも笑顔で僕らに接してくれていたTiaからは想像ができませんでした。


ですが摩周さん曰く、
「日本からみんなを連れて先生のご自宅を訪ねるようになってから、Tiaが活動的になってきてる」、と話してくれたことがあります。


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先生から授かったサンバを日本で演奏してるブロッコの活動を、親族や先生と縁ある人たちはとても喜び、ブロッコの存在はTiaにとっても支えになっているそうです。


日本から訪ねた僕らがTiaの誕生日をお祝いできたこと。偶然??なのかもしれませんが、この『偶然』に、特別なものがあるようにしか思えてならない。そう思うのですよ。

僕らの活動ひとつ一つを喜んでくれる人たちがいる。このことは忘れません。

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ぱぴこ