ニュープロパッチ りらっくま茶房~京都への旅〈2〉

2019年05月05日

りらっくま茶房~京都への旅〈1〉



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入院騒動の少し前、なにげにスマホで情報収集していたリラママ

りらっくま茶屋

 京都 嵐山店  広島 宮島店


嵐山店は2017年10月オープン、宮島店は2019年4月25日オープンしたばかり

いつの間に なぜワタシは知らなかった

行きたい

と思い立ったら止まらない

『そうだ、京都へ行こう』

京都なら日帰り圏内か…でもとんぼ返りももったいないかな

JRの障がい者割引を使えば電車代は2人で一人分か

金曜の夜、小さいトリは友達宅へお泊まりでいない 行ってきます 気をつけて

ターゲットとなったのは、『月曜有給をとって3連休』と言っていたミニラ

仕事から帰っていきなり

明日、京都行かない



嵐山のリラックマ茶屋

いいけど…急だね



ついでに ”京都観光と温泉付き” (今からホテル取れれば)という

リラママのあまーい誘惑にのってしまったミニラ との1泊2日の珍道中です

それから大急ぎでネットで宿を予約

大型連休が控えている今なら空いているのではという予想


が、空いているものの嵐山近辺では温泉がない

なんとか少し離れたところで温泉宿発見

予約を終えると12時廻っている

早く寝ないと


布団に入って落ち着いて考えると

”最近ジスキネジアが酷いんだっけ”

ただでさえ公共機関を使っての旅は不安がつきもの

電車の乗り降りの時薬が切れてしまったら…

薬が切れてくるとすくみ足となりエレベーター・エスカレータ・電車の扉などがだめで、前を横切られたりすると、止まってしまう。

座席指定とかとっても、どっかで薬切れ起こして間に合わなかったらどうしようとか、到着時に切れたら降りられず終点まで行ってしまうとかいろいろ考えるが

しかし、りらっくま茶屋には勝てない

目の調子も今ひとつだが

『これは家でパソコンとかテレビとか見てるより温泉に入ってのんびりしよう』

『まあ、頼りのミニラもいるし、何とかなるさ』 介護人

と、かなり勝手に理由付け納得して寝ることにした

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   テイクアウト コーナー

と言ったものの次の日朝から

お昼頃着くには何時に家を出ればいい?

(スマホで検索)○○時頃かな



しかし、洗濯干してない、朝ごはんは途中、旅支度も中途半端なリラママ

しかも、部屋干し用にリラママが作った洗濯干し場の突っ張り棒が外れて倒れている

なんでこんな時に限って

治してみるがすぐ外れてしまう

何度か試みたがあきらめた

応急処置で別のところへ引っ掛けてよしと、

帰ってからゆっくり治そう

いまだに応急処置のままですけど…


さっそく出遅れた二人。急いで電車の駅へ

この電車で通勤しているミニラは定期券で改札へ

車通勤のリラママ以前使っていた定期券(ICカードになっててチャージしておけば乗車券として使える)まだ残金残ってるはずと改札通ろうとしたら

いきなり通せんぼ 通してくれ

あれっ”残高不足か” と自動発券機へ(無人駅なのだ)

”いやっ残ってるじゃん” と文句を言いつつ切符を買い改札へ

"磁気不良なんだろうかしばらく使ってなかったからな"

と思っていたら何だか人がたくさんこちらに向かって歩いてくる

ホームの方から…

そう、たった今電車が行ってしまったようで

乗り遅れた



これでミニラが調べてくれた電車から何本乗り遅れたことだろう



まあ、新幹線の座席を取ってあるわけではないし

りらっくま茶屋でお昼かおやつを食べ夕方までにホテルにつけばよい

とあきらめ次の電車を待った

まあ気長に行きましょう

いいけど、(何のために調べたんだ?)



そして、新幹線の乗車券売り場にて

”障がい者とその介護者一人まで乗車券半額” ということ

手帳を見せて『京都まで二人』と切符を買う

受付のお兄さん手帳を確認して、いい時間の新幹線の座席をとってくれたのだが

 お二人で○○円です

えっ結構高いな

そう半額なのは乗車券だけ

特急料金とか座席指定は割引にならない

そういえばそうだった

特急料金はばかにならない

二人で一人分とは甘い考えだった

だ、だまされた気分

ただの認識不足なのでは?


と、先の思いやられる旅の始まりでした。  〈続く〉


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