2016年11月


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                  〜EMI〜49

            【智】


今のえみが、どうなっているのか?

電話も、メールも、何もない。

あんな酷い事を言ったんだから仕方ないけど。


俺はやっぱり、恋愛は無理なのかな?


1人がいいのかもしれない。


えみにとっても、俺はふさわしくない。


お互いが無理を通してもうまくはいかない。

そうだよね、、えみ、、もう、、やめよう。


俺も疲れたよ。


仕事も、、疲れた。


もう、何もかも疲れたんだ。


ごめん、、えみ、、。


あんなに尽くしてくれたのに。


俺だって、愛していたよ。


誰よりも。


でも、俺は信じて守ってやれないんだ。


無理なんだよ。


俺なんて結局、小さい人間なんだ。


女ひとり守れない、


えみ、、、、。

えみ、、、、。

えみ、、、、。



愛してる、、、、。







                     〜続く〜








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                  〜EMI〜 48

          【えみ】


[おおのさとし、、、]


夫から聞きたくなかった言葉が流れた。


おおの、、さとし、、。


やっぱり、知っていたの。



私は血の気が引いていくのが分かった。


震えていた。


[ちょっと話があるから、、部屋へ来いよ]


レストランで、酔いつぶれたマイクを起こして、自分の部屋へ行くように話し、私は夫の部屋へついて行った。


部屋に入った途端夫は急に私に抱きつき、ソファに押し倒そうとした。

「やめて、やめて!!やめて!!!」


私は大きな声を出し、チカラの限り思いっきり体を揺さぶった。


[くそっ、、何が嫌なんだ!俺たちは夫婦だぞ!結婚したんじゃないか!]


夫も、大きな声で怒鳴った。


「もう、、昔の話だって言ったじゃない!」


[どうしても、いやならさ、俺だって考えてる事はあるよ。]


「…………」


[俺はえみが何て言っても離婚しないぞ]


「…………」

[ふーっ、、これからさ、、会社もドンドン大きくなる。で、オーストラリアの方にもまた、会社増やすつもりだし、えみの力は大きいんだ。妻としての役割もある。俺は離婚は困るんだ。分かるだろう?俺はもう、えみの今までの事はとやかく言わないつもりだ。
でも、これからは困る!だから奴と別れろ。]


「…………」


私は夫の話が耳に入って来ない。ただ、これから私はどうすればいいのか、そればかり考えていた。

「別れないと言ったら?」


[おおの、、さとし、、。1人潰すくらい今の俺には何でもない。]


「何をするの?」


[俺は奴がどんなことしてるかは知らない。でもアイドル歌手なんて、どうってことないだろ、、。簡単だよ。でも、えみ、そうなると、お前だって、ただじゃ済まないよな、えみの親の会社だって名前は出るだろう。ただの親じゃないんだから]


私はどうなっても構わない。親の事も別にどうでもいい、でも智は、、智は私が守る事しかない。


「どうすればいいの?別れればいいの?そうすれば彼には手を出さない?」


[妻としての役割、、分かるだろ?]


私をじっと見つめて言う夫。


私は智を守る、絶対。何が何でも。


「そうしたら、手を、、何もしないって約束してくれるの?」


夫は黙っていた。


私には智を守る一心しかなかった。


私はその場で自分で、服を全て脱いだ。夫の目の前で。

そして、ベッドルームに行き、横たわった。



                      〜続く〜






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                〜EMI〜47


            【智】


えみが来てくれる。もう数ヶ月も頻繁に来てくれるのが続いてる。


嬉しくて仕方ない。


徐々にもとのえみになっていく。


最初は思いつめた様子が見えたけど、今はもうなくなって来ている。


よかった。


少しは俺の話が役に立ったのかな?


ふふっ、、ふふっ、、、


この間までは絶望感でいっぱいだったのに、、、。


ちょっと好きな女に会えるようになっただけで、こうも変わってしまう自分にびっくりする。


会える、、今日も、、、早く帰りたいな。



♪♪♪

—智、ごめんなさい。今日は行けません。また、連絡します。—


えっ、、、?


会えないのか、、、。


はぁーっ、


なんだよ、、もう、、俺だって限界来るよ、、、。


なんで俺こんな事してるんだ、、、。


1人で喜んだり悲しんだり、、、。


もう、嫌だよ、えみ、もう、、、、。


我慢出来ないよ。


会えるって楽しみにしてたのに、、


なんだよ、、、


どうしたらいいんだよ、、











♪♪♪♪♪

朝、えみから電話。


「智?ごめんね、、」


『……………』


「さと、、し?」


『…うん、聞いてるよ、、』


「ご、めん。」


『なんで、そんなに謝ってんだよ』


「うん、、」


『俺だって忙しいんだから、、いいよ、
別に』


「カラダ、、気を付けて、仕事、、がん
ばって、ね、」


『がんばってるよ!!仕事やってるよ!!カラダ?イライラして、大丈夫な訳ねぇだろ!』



「……ごめん…智……」


『もう、、いいよ、、。俺、今もう、迎え来るから、切るよ、』


初めて、こんなこと言った、、。


えみがキツイこと知ってるのに、分かってるのに、、言わずにいられなかった。


こんな事言ったら自分だって、ダメになっちゃうのに。


もう、、ダメなのかな?俺、、、。


絶対に、絶対に、別れないって別れられないって思ってたのに。


そうじゃないの?


気持ちがついていかないよ。


今の俺って、、何なんだ?どうなってるの?


これが、本当の俺なの?


思い通りにならない事にイライラして、
好きな女にひどい事言って、、


これが本当の俺?


いたわるとか、思いやるなんて、偽善なの?


今の自分が分からないよ。


本当の自分が分からないよ。




                      〜続く〜





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                      〜EMI〜46

           【えみ】


智と、電話で話した。


智が風俗に行ったと言った。


そんな訳ないじゃない。


そんな事すぐわかるのに。


私の事感じたんでしょう。


気付いたんでしょう、、、。


本当は気付かれたくなかった、、



でも、智の気持ちがすごく嬉しい。


もう、仕方ないんだよ、、ね、、。


私も強くならなきゃ。


智に会いに行く。ね、智となら何があっても大丈夫だもの。



それから数日して、、、

大阪で仕事をしている夫が大阪に泊まると聞いた。


今日なら会える。


智に会いに行ける。


智の胸に飛び込もう。


久しぶりに私の胸は踊った。。



それからは、夫が大阪に泊まる度に、私は少ない時間でも智のところへ向かう。


 智が優しく抱いてくれる度に私の心のキズは少しずつ癒えていった。



大阪の仕事が増え、私も出向く事が多くなったが、私は遅くても東京に戻った。


秘書のマイクは、いつも社長のホテルに一緒に泊まればいいのにと言ったが、私は笑って誤魔化して帰る。


そのまま智のマンションに向かう事もあった。


短い時間だったけど、智に会える日が続いて、私は嬉しくて仕方なかった。






いつものように大阪の仕事が終わり、東京に戻ろうと支度をしていると、たまには社長と私とえみさんの3人で、食事をしませんか?とマイクが誘った。


マイクの誕生日だという。


私は断れなくなり仕方なく同行した。


ホテルのレストランで食事をし、夫とマイクはかなりアルコールを飲み、とても酔っていた。マイクは、酔いつぶれたのか寝てしまったようだった。そうっと私が帰ろうとすると、夫に力強く腕を引かれた。

[どこへ行くんだ、、、。]


「離して、」

私は手を振り払おうとしても強く腕を掴んでいる。

[今日は泊まって行けよ]


「え?泊まるにしてもここには泊まらないわ」


[そんなにあの男がいいのか?たかが、アイドル歌手だろ、、]


睨むようにそう言った。


「……え……」



[おおのさとし、、、]


「……………」

おおの、さとし、、確かにそう言った。私は凍りついて、その場から動けなかった。




                       〜続く〜





















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                  〜EMI〜   45

          【智】


やっぱりえみは来ない。


メールをしても返信さえ来ない。


仕事が忙しい時は、こんな事あったけど、

きっと今回は違う。


この間話した時、様子が変だった。


何があったの?


何があっても大丈夫なのに。


えみの事なら、、俺はえみの事なら、、


何でも許せる、、、。


許せる?


何でも許せる?


もしかして、もしかして、えみは、、。


えみが俺に会いたくないと、言った時のあんな様子は初めてだった。


もしかして、そうなの?


思いたくないけど、そんな事本当は嫌だけど、そうなら、えみは絶対言えない。そして、自分を責めるだろう。許さないだろう。


多分そうだ、


たとえそうでもね、俺は、、


大丈夫だよ。えみ、、、。


俺は何もかもを投げ打っても、えみが欲しいんだから。切ないほど愛してるんだから。


俺に飛び込んできて、、えみ。俺を信じて。


—えみ、、話があるんだ。絶対電話ちょうだい。何時でもいいから。お願い—


しばらく電話はなかった。


♪♪♪♪♪♪

やっとえみからの電話が鳴った。


『えみ?』


「うん、、、どし、、たの?なに?」


『元気ないけど、、大丈夫?』


「智、、な、に?」


『えみさぁ、、全然電話くれないし、全然会ってくれないじゃん。』


「ごめん、、忙し、くて」


『もうさ、あれから、3ヶ月だよ、、
もうさぁ、、我慢の限界で、、俺、、。』


「何?」


『う、、ん。えみ、、ごめん!!』


「え?」


『やっちゃった、、。』


「え?」


『ごめん、、我慢出来なくてさ。ちょっと酔ってたし。ふ、う、ぞ、く。』


「え?ふう?ぞく?」


『でもさぁ、、全然気持ちよくなくて、
男はさ、どうしても性欲があって、どうしても処理?しなきゃなんない感じの時あってさ。まぁ、自分でって時もあるけど、、。ごめん、、、終わってから、後悔した。酔った勢いもあったから、、本当に、、こんな俺嫌いになるよね?』


「、、、、、うそ、、、え?、嫌、、、だけど、、だけど、智を、それだけで、嫌いには、、ならないよ、、、やだけど、い、い。」

『ほんと?よかったぁ。えみとはさ、あんなに気持ち良くて、嬉しくて、楽しくて、自分もそうだけど、えみにも気持ち良くなって欲しくて。
それが全部重なった時、本当の快楽っていうのかな?感じるよね。それだから、抱き合うって、いいんだよね。
だから、あんなのは、心が入ってなければさ、やってないと同じだよね。ごめん!だからって訳じゃないけど許して。』


「智、、、」


『だから、会ってよ、時間ある時は少しでもいいから、、ね?』


「…………………」

えみは泣き出した。


『泣かないで、えみ、、俺、、何があってもえみの事愛してるから。』


「智、、、、」


えみは、どう思っただろう?でも、少しは俺の気持ち通じてくれたはず。


えみ、、来て、、抱きしめたい、、。


                     〜続く〜


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