サトシックママのエブリディ

タグ:相葉雅紀



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〜ヤマラバ〜


翔〜



急に智が帰れと言った、、


俺の誕生日、会えるとあんなに喜んでくれたのに、、


着いた途端に抱きしめた俺を受け入れてくれたのに。


智は気づいてしまったのか、、


智と会っているのに、まさきを想ってしまった俺を、


そうだ、きっと智は見逃さなかったんだろう、、


じゃなきゃ、帰れなんていうわけない。


もうダメだ、、


智ともまさきとも、


ダメだ、、、


ちくしょう、、


最悪だ、


最低だ、、


俺、、


智の部屋を出て、そんなことを考えながら歩き、もう人気のないマンションのエントランスホールのイスに座った。



ふぅ、、


はぁ、、、


智の顔が思い浮かんで仕方ない、、



ダメだ、これで帰ったら後悔する。


帰ったらダメだ、、。 


ダメだ、


智と終わりにしたくない、


絶対嫌だ!


俺は智の部屋に戻るため、エレベーターに向かって歩き出した。



〜続く〜







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〜サクラバ〜


まさき〜


翔ちゃんとリーダーのトイレの会話に、少し違和感を感じたものの、


そんなもの感じてどうするんだ!と、我に帰った。


俺らグループは、5人いてからこそなんだ。



絶対崩れないし、崩させやしない。



永遠に、、、。


例えば翔ちゃんが、俺の他に誰かを好きになったとしても、



それは誰だって同じ事。



メンバーだろうが、女だろうが、俺と似ている人だろうが、



全て同じ。






あっ、そんな事考えてたら、結構時間が経ってた。


しかも、俺が翔ちゃん達を追ってトイレに行ったのは、ニノも松潤も知っていて、



他のメンバーが、翔くんに勘違いさせるような事いってしまわないように、


ごまかさなきゃ、



俺は自販機で、缶コーヒーを5本買って、あちちと言いながら、楽屋へ戻る。


何でそんなもん買ってきたんだと、楽屋もワイワイして、


なんとなく、、俺の行動はごまかせたんじゃない、、。



で、


あれ?


リーダーがいない、、



〜ヤマ〜


智〜



翔くんと誕生日に会えない寂しさが、


こんなにズシンと来るとは思ってなくて、、


翔くんが出て行った後、


個室に篭った。


どうして?


家族って、、、


そりゃ、家族も大切だけど、


オイラのことは全然考えてくれてなかったのかな、、


オイラを特別になんて思ってくれてないのかな、、


ふうっ、、



あ、


や、ば、、


仕事の時間、、


オイラは急いで、手を洗って、楽屋へ戻った。


楽屋に入ると、メンバーのみんなが、どこへ行ってたんだとか、


騒いでくれて、


気が紛れる。


やっぱ、この5人でいると、


ホッと出来る。


〜続く〜



















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〜サクラバ〜


まさき〜


いつもの、レギュラー番組の撮り。


なれた楽屋で、みんなでワイワイしていた。


トイレに行こうとした時、ちょうど翔ちゃんとリーダーが、トイレに行ったみたいだと、ニノが言った。


「へー、そう、、じゃ、連れションするかぁ」


って笑い、追いかけた。


ドアを開けると、2人の姿はなく、


遅れちゃったなって思って、普通に歩いてトイレに向かう。


トイレのドアに手をかけた時、


2人の小さな話し声が聞こえた。


えー?内緒話?って、


ふざけたつもりで、聞いていた。


すると、なんて事はない、


翔ちゃんが、自分の誕生日に、家族で食事に行くという内容。



おかしくないとはいえ、流石に俺と2人きりで過ごすとは言わないよな、、。



え、、?


でも、


リーダーにわざわざそんな話を?


ま、、してもおかしくない、、


あ、


翔ちゃんが出てくる。


俺はとっさに、隣の倉庫に隠れた。


少しして、リーダーが出てきたけど、


立ち止まり、翔ちゃんの後ろ姿を見て、肩を落として、ため息ついてる。


え?


何で?


何で、翔ちゃんが家族と食事で、、リーダーが、がっかりしてるみたいになるの?


ど、、して?


リーダー?


なんか、、わかんない、、


考え過ぎかな、、


違う事でそう話したのかもしれない、、


そうだよ、


偶然、


偶然だ、


俺は2人の姿が見えなくなるまで、倉庫に隠れていた。


何故か、そこからすぐには出られなかった。


〜続く〜













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〜ヤマ〜


智〜


そろそろ翔くんの誕生日だなぁ、、。


オイラの時はツアーでバタバタしてて、メールとプレゼントいつものようにもらったけど、


今少し時間に余裕が出てきてるから、


会ってお祝いしたいな、、、。



でも、、誕生日だから、会える?って聞くの、ハズいな、、、。


翔くんから言ってくれればいいけど、流石にそれはないだろうから、、、。


思い切って言ってみようか、、。


"翔くん、、25日って、何してんの?もしさ、時間あったら、会う?"


とか?



"翔くんの、誕生日一緒にお祝いしたいな"


って、ストレートに?


うーーん、どう言えばいいやすいのかな、、。



でも、断られたらもっとハズいよな、、。


ま、忙しい翔くんだから、断られても仕方ないか、、。


誕生日、好きな人と一緒にいたいなんて、今までなかった。


でも翔くんとは、いろんな時、一緒に過ごしたい。


出来るだけ、、。


オイラのささやかな望みなんだけど、、


叶えてくれるかな、、。


〜ヤマ〜


〜翔


まさきが帰って、


ひと息ついて、スマホを手に取る。


智から着信と、メール。


ゴクリと唾を飲み込み、指を動かして


メールを開くと、


"お疲れ、遅くにごめん、少し話したかったんだけど、寝ちゃったかな、、大した話じゃないから、また今度ね、、


智"



なんだよ、、


メールの内容に何故かホッとして、


でも、その反対に


智の悲しそうな顔が浮かんでくる。


ごめんね、智、、、


ごめん、、


ごめん、まさき、、


ごめん、ごめんと、何度も呟く。



そう何度言っても、もちろん心は穏やかにならない。


でも、何故か今日はその、ごめんの言葉ばかり、頭に浮かぶ。


智の顔とまさきの顔、そして、ごめん。




次の日は、レギュラー番組の撮り。


メンバーみんなと会う。


もち、智とまさきも。


ごめんなんて考えてたら、顔に出る。


忘れよう、


俺は2人とも愛してる。


ごめんなんてことは何もないんだ。


〜続く〜








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〜サクラバ〜


まさき〜


翔ちゃんの誕生日のお祝い日の事をずっと考えていた。


今年はどうしよう?


ケーキはどこで注文すればいいかな、


やっぱスイーツ部員としては、ケーキは必須だよね。


翔ちゃんはチーズケーキが好きだけど、いつも同じでもつまらないから、、


あと、食事か、ケータリングにしようか、あ、それともこの間教わった五目ご飯作っていこうか、あとはオードブルでも買って、、


お酒は、シャンパンとワイン、少し奮発しよ、、


あとは、、


プレゼント、、


プレゼントはもう考えてあるんだ。



その日、


翔ちゃん、今年も俺と会ってくれるのかな、


毎年当たり前のようにお祝いしていた日。


おめでたい日なんだよな、、。


それなのに、今年は寂しく感じる。


翔ちゃんのその日のスケジュールはもちろん分かっている。


マネージャーも、一応誕生日だって事考えてスケジュールを入れているから、


翔ちゃんは少し早めに仕事が終わる。


俺はというと、


適当な理由をつけて、


毎年上手く合わせていた。


今年もそうしていた。


もちろん翔ちゃんの誕生日の事だから、


翔ちゃんからは言っては来ないから、


俺から誘う。


そろそろ話してみよう。


会って話したい。メールしてみよ。


♪♪♪
今日さ、会えるかな?無理しなくて大丈夫だけど、もし大丈夫だったら、俺が翔ちゃんち行くから。♪♪♪


暫くして返信が、


♪♪♪
うん、少し遅くてもいいなら、、元気だし、大丈夫たよ。最後の仕事終わったら、連絡するから♪♪♪


♪♪♪
オッケー、なんか食べたいものある?♪♪♪


♪♪♪
うーん、遅いし、何もいらないよ、まさきだけでいい。♪♪♪



そっか、



だいたいこのくらいの時間かな、、


勝手に想像して、何にもいらないって言ったけど、スーパーに寄って、苺とデコポンを買った。ちょうどレジに並んでる時、翔ちゃんから、今スタジオ出ると連絡もらって、ニヤリとする。


やっぱ当たった。


今からこのスーパーから翔ちゃんのマンションに行けば、翔ちゃんが着く頃だ。


車に乗り込みハンドルを握る。


〜続く〜






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