SteamDeckでのWindows操作まとめDQM3とうだいタイガー構築

2023年10月06日

Macで外付けSSDの認識が不安定になる問題(Spotlightが原因のSSD認識不良)

(macOS 14.0 Sonoma)
 最近、Unityの制作環境を拡大するためMacを導入しました。
 環境の移行による苦労こそ多かったものの、かなり予算をかけたこともあり動作自体には満足しています。

 しかし突然「ディスクの不正な取り出し」の通知が表示され、USB外付けSSDの認識が途切れるようになります。
 バックアップ用に大量のUnityプロジェクトのデータを保存しているのでこれは大問題です。

 当初は原因が分からず、SSDそのものの不良やフォーマットの違いを疑いましたが、購入したばかりのSSDでも、フォーマットがAPFSでもexFATでも問題が再現します。
 今度はクラウドに同期するアプリが常に読み込みを走らせているのが原因かと疑いましたが、何もしていなくてもSSDの認識が突然途切れる問題が頻発します。

 そこで、何とかSSDが再認識されたタイミングで、ディスクユーティリティのFirstAidを実行しました。
 その際に表示された「クラスタチェーンに含まれるクラスタ数がチェーンのサイズに対して多すぎます。」という一連のエラーログをChatGPTに見せて相談。

 すると、Spotlightのインデックス再構築を提案されたので、言われるがままに実行。
 しかし、「プライバシーのリストに入れてすぐに消す」という操作をしても、すぐにまた認識の不具合が発生しました。
SS 2023-10-06 6.50.40
 そこで、今度はプライバシーのリストに入れっぱなしに。
 そうしたことで、今度こそSSDの認識が安定するようになりました。

 そもそも、Macにただ外付けSSDを接続するだけで何もしていない状態でもSSDの温度は常に高く「何かしている」状態でした。
 それが、MacのSpotlightだったわけです。
 MacのSpotlightは、検索のためにインデックスを構築します。これは、Unityプロジェクトのバックアップのようにファイル数が極めて多い状態では構築が困難になると考えられます。
 その構築がうまく行かない結果、SSDの認識不全に繋がったと考えています。
 上記の操作によりインデックス構築を無効化することでSSDの安定した運用に繋がり、謎の発熱もなくなりました。


 なお、一度認識されなくなってしまったSSDは、ケーブルを接続しなおしてディスクユーティリティを開いておくといずれ再認識すると思います。
 その際は再認識が成功するまでディスクユーティリティのウインドウは真っ白or読み込み中の表示が続きます。

ririlseal at 07:06│Comments(0) Unity 

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