2009年11月13日
ひとりぼっち
君を失ったこの世界では なにをするにもすべて手遅れ
眠ろうと思えば陽は昇り 起きようと思えば月が照る
僕が失ったその未来では なにをしようとすべてあべこべ
会おうと思えばお別れで 離そうと思えばしがらみで
栄光を映すフィルムはもう残ってるはずもない
君が翔び立ったこの世界では なにひとつ拾う気はしない
見つけたとしたら踏み潰し 気づいたとしたら目を瞑る
僕が築いたその歴史には なにも語るべきものがない
繋いだとしても離れたし 手にしたとしてもすべり落ち
悲しみを紡ぐ涙はもう流れゆく場所もない
愛そうと誓ってずぶ濡れで 笑おうと祈って溜め息で
赦そうと願って蔑んで 約束を契ってまた忘れ
そうやって生きてるんだろう 僕は
君がくれた夢をこうやって数えてばかりいる
君が翔んでいったのは 君が選んだのは ここじゃない世界
でも僕にだって見ることができる
君が残していった足跡なら 踏み切ったその最後の一歩までなら
なにがあろうと消えることはない
そして君は
愛そうと誓ってずぶ濡れで 笑おうと祈って溜め息で
赦そうと願って蔑んで 約束を契ってまた忘れてしまう僕を
愛してくれたのだろう
今も
愛してくれているのでしょう
そして僕は
ずぶ濡れだって愛して 下向いたって笑顔で
蔑まれたって受け取って 忘れたってまた思い出して
そうやって生きていこう
君のように愛してみよう
そうやって生きてみせよう
例えひとりぼっちだとしても
夢でもし出逢えたなら
そんな夜が訪れたなら
僕らはまた手を繋ぐことができるかな
心を繋ぐことができるかな
ん。
僕は25歳で結婚します。
そして幸せな家庭を築いてみせましょう。
僕は27歳で独立起業します。
そして家族の役に立ってみせましょう。
僕は29歳で小説家になります。
そしてささやかなアレゴリーを世に残しましょう。
僕は99歳までに死にます。
そしてみんなにありがとうと言い残しましょう。
僕はそんなことはどうでもいいと思っています。
そしてもうひとりの僕はそんなことに全力を尽くすでしょう。
そして僕は、23歳の僕は参っています。
潔く降参いたしましょう。
でも掲げた白旗に気づく人は皆無。
あっという間に排気ガスで黒くなってしまったのだから。
神様に質問がある。
その繋がりは、ただ信じることでしかそこに存在しない。それはどこにもたどり着かない。信じることをやめたとき、その幻は儚く消える。
そんな関係を人はどう持続させ、または終結させたらよいのだろうか?
僕はその人をどう愛すればいいのだろうか?
僕はその愛を忘れぬために、なにをすればいいのだろうか?
ちょっとおしえてくれ。
ん。
今年の冬は、とても寒いと聞いている。
心まで凍ってしまうほどの、辛く厳しい寒さがやってくると。
七星占術によれば、僕がそれに耐えられる見込みはどうやらほとんどなさそうだという。
しかし耐えられずとも生き延びることはできるかもしれない。
でももしも生き延びたとして、
唐突な春の眩しさに視力をなくしてしまうかもしれない。
夏の激しさに聴力を閉ざしてしまうかもしれない。
秋の侘しさに心も捨て去ってしまうかもしれない。
そしてまた冬が来る。さらに冷たく冷えきった冬が。
その絶望的な孤独の中で光を見つけることが僕にできるというのだろうか。
幸せはかたちを変えてゆく。
僕はいつだってそれを掴まえることができる。
でも今は網がない。おびき寄せる蜜もない。罠にもかからない。
そして僕には
掴みとる気がない。
合わせた掌を開いてみればそこには幸福が溢れているはずなのに
僕はずっと目を瞑ったまま祈り続けることをやめずにはいられない。
眠ろうと思えば陽は昇り 起きようと思えば月が照る
僕が失ったその未来では なにをしようとすべてあべこべ
会おうと思えばお別れで 離そうと思えばしがらみで
栄光を映すフィルムはもう残ってるはずもない
君が翔び立ったこの世界では なにひとつ拾う気はしない
見つけたとしたら踏み潰し 気づいたとしたら目を瞑る
僕が築いたその歴史には なにも語るべきものがない
繋いだとしても離れたし 手にしたとしてもすべり落ち
悲しみを紡ぐ涙はもう流れゆく場所もない
愛そうと誓ってずぶ濡れで 笑おうと祈って溜め息で
赦そうと願って蔑んで 約束を契ってまた忘れ
そうやって生きてるんだろう 僕は
君がくれた夢をこうやって数えてばかりいる
君が翔んでいったのは 君が選んだのは ここじゃない世界
でも僕にだって見ることができる
君が残していった足跡なら 踏み切ったその最後の一歩までなら
なにがあろうと消えることはない
そして君は
愛そうと誓ってずぶ濡れで 笑おうと祈って溜め息で
赦そうと願って蔑んで 約束を契ってまた忘れてしまう僕を
愛してくれたのだろう
今も
愛してくれているのでしょう
そして僕は
ずぶ濡れだって愛して 下向いたって笑顔で
蔑まれたって受け取って 忘れたってまた思い出して
そうやって生きていこう
君のように愛してみよう
そうやって生きてみせよう
例えひとりぼっちだとしても
夢でもし出逢えたなら
そんな夜が訪れたなら
僕らはまた手を繋ぐことができるかな
心を繋ぐことができるかな
ん。
僕は25歳で結婚します。
そして幸せな家庭を築いてみせましょう。
僕は27歳で独立起業します。
そして家族の役に立ってみせましょう。
僕は29歳で小説家になります。
そしてささやかなアレゴリーを世に残しましょう。
僕は99歳までに死にます。
そしてみんなにありがとうと言い残しましょう。
僕はそんなことはどうでもいいと思っています。
そしてもうひとりの僕はそんなことに全力を尽くすでしょう。
そして僕は、23歳の僕は参っています。
潔く降参いたしましょう。
でも掲げた白旗に気づく人は皆無。
あっという間に排気ガスで黒くなってしまったのだから。
神様に質問がある。
その繋がりは、ただ信じることでしかそこに存在しない。それはどこにもたどり着かない。信じることをやめたとき、その幻は儚く消える。
そんな関係を人はどう持続させ、または終結させたらよいのだろうか?
僕はその人をどう愛すればいいのだろうか?
僕はその愛を忘れぬために、なにをすればいいのだろうか?
ちょっとおしえてくれ。
ん。
今年の冬は、とても寒いと聞いている。
心まで凍ってしまうほどの、辛く厳しい寒さがやってくると。
七星占術によれば、僕がそれに耐えられる見込みはどうやらほとんどなさそうだという。
しかし耐えられずとも生き延びることはできるかもしれない。
でももしも生き延びたとして、
唐突な春の眩しさに視力をなくしてしまうかもしれない。
夏の激しさに聴力を閉ざしてしまうかもしれない。
秋の侘しさに心も捨て去ってしまうかもしれない。
そしてまた冬が来る。さらに冷たく冷えきった冬が。
その絶望的な孤独の中で光を見つけることが僕にできるというのだろうか。
幸せはかたちを変えてゆく。
僕はいつだってそれを掴まえることができる。
でも今は網がない。おびき寄せる蜜もない。罠にもかからない。
そして僕には
掴みとる気がない。
合わせた掌を開いてみればそこには幸福が溢れているはずなのに
僕はずっと目を瞑ったまま祈り続けることをやめずにはいられない。
