ウルズ・エッガー

2010年05月19日

TEN(テン) 第二章

TEN(テン) 第二章
【TEN】 2008年 オーストリア 96分
監督:ウルズ・エッガー
出演:クリストフ・ヴァルツ、ジルク・ボーデンベンダー、トビアス・モレッティ、スティーヴン・バーコフ

Story:トーマスの息子の死で終わったかに見えた事件だったが、諦め切れないペーターズは捜査を続けていた。やがて彼は、捜査の末に古い神学校寄宿舎にたどり着きくが・・・。

クリストフ・ヴァルツ主演で紹介されているけれどそうではない『TEN(テン)』の後編です。連続殺人事件が起りトーマスは捜査にあたります。次第に殺人の手口から十戒をなぞらえた殺人であることがわかります。その矢先、トーマスの息子もその犠牲となってしまいます...。

前編でよくある設定だとか言っておりましたが全部見終えて思うのは、面白かった!!でした。すんませんっっ。十戒ということは全部で10人の死体が出るというわけで、残りはこれとこれあれとあれとわかるんですが、人によって数字の解釈というか順番が変わってくるのが面白いです。

合間に出てくるモノクロのコミック画が気になってたんですが伏線になってました。前編では黒マントの後ろ姿、しかもちょこっとしか映ってなかったし動きが早いので犯人は特定できない。しかし犯人がわかると、それはちょっと無理があるだろーと思いましたよ、、、。

なかなか複雑な内容にもなってて面白かったし、ちゃんとどんでん返しも用意しておいてくれる。ラストはあっけなかったようにも思えるのですが、事件のラストはコミック画で締めくくられてるあたり好きかも。

『セブン』以来の傑作だのなんだのというふれこみの作品は多々あるし、いまひとつな所があったんですがこれは面白かったです。ヴァルツさんが有名にならなかったら観られなかったかもしれないのでありがたや〜。最後はえらいことになっとりましたが...。



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risheehat51 at 13:18|PermalinkComments(4)

2010年04月15日

TEN(テン)

TEN(テン)
【TEN】 2008年 オーストリア 90分
監督:ウルズ・エッガー
出演:クリストフ・ヴァルツ、ジルク・ボーデンベンダー、トビアス・モレッティ、スティーヴン・バーコフ

Story:とある地下室で拷問された若い売春婦の死体が発見される。さらに翌日には両腕を切られた麻薬の売人の死体が見つかり、捜査官のペーターズは捜査に乗り出すのだが…。

イングロリアス・バスターズ』のクリストフ・ヴァルツ主演のサイコサスペンス・・・とありますが主人公ではありません。主人公の同僚の設定で普通の捜査官で不倫中という役どころでした。パッケージも予告編もいかにも主役のようですが、やはりアカデミー賞助演男優賞受賞は影響力ありますなァ。

タイトルのTEN、その名の通り十戒をモチーフにしたお話です。拷問された売春婦の死体、2人目は両腕を切断された麻薬の売人の死体が見つかります。その後も死体は見つかり、すべて関連性があることを示す数字が表されています。

まぁ、似たようなお話はあるので特に新鮮さはないのですが、この手の設定は好き。犯人は影らしき人物がちょこっと見えただけでわかりません。しかしラストでちょっぴり衝撃ラストありです。合間合間に出てくるモノクロのコミック風の映像は何かヒントが?

ちなみに今回は第一章で、続きの第二章は・・・5月7日レンタルだった。しまったー、続きがかなり気になるっっ。これは前後編?として一気観をおすすめします。クリストフ・ヴァルツさんの名前で飛びついちゃったのでうっかり続編ものを観てしまいましたわ。



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risheehat51 at 12:49|PermalinkComments(3)