ハンフリー・ボガート
2010年06月03日
カサブランカ
【CASABLANCA】 1946/06公開 アメリカ 103分
監督:マイケル・カーティス
出演:ハンフリー・ボガート、イングリッド・バーグマン、ポール・ヘンリード、クロード・レインズ、コンラート・ファイト
1940年のフランス領モロッコ、カサブランスは自由を求めて渡米する人で溢れたいた。ナイトクラブを経営するリックの所へドイツ抵抗運動の指導者が現れる。そしてその妻は、かつてパリで恋に落ちたイルザだった...。
「午前十時の映画祭」17週。第16回(1943年)アカデミー賞作品賞、監督賞、脚本賞、脚色賞を受賞した作品。ドイツの支配下にあったフランス領モロッコのカサブランカを舞台にしたラブロマンス。ドイツ、フランス、モロッコで主演はアメリカ人で製作はアメリカ・・・とややこしい、、、。ずっとフランス映画だと思ってましたっっ。
カサブランカ・・・といえば沢田研二の♪カサブランカ・ダンディ。
歌詞の中のボギーはハンフリー・ボガートの愛称だそうで、まぁ確かに帽子とトレンチコート姿が確かにダンディでした。
ラブロマンスは苦手です・・・。なので名画のひとつを観る!という気分で観たのですが、ロマンスものというより男の友情ものという印象を受けました。リックと署長とのやりとりが良かったな。特に飛行場でのシーンは好き。
ロマンスものとは言っても第二次大戦中に作られてることもあって、戦争によって出会い、引き裂かれる恋もあるわけで・・・。かつて愛した女性が現れるけれど彼女には夫が!。自分の思いを断ち切らなければならない男の苦悩が切ないんだけどちょっと素敵だったりして。しかも彼女のために渡米の手助けをしてあげちゃうところは切ない限りです。
ハンフリー・ボガートは決して好みのタイプじゃないんですがどこか渋さがある! そしてイングリッド・バーグマンは美人というより可愛らしい方でしたね。彼女のアップは美しく見えるようにキラキラした映像になってるのが印象的でした。
今観るとあまりにもベタな展開なんですが、ハンフリー・ボガートの渋さは今見ても永遠ですなぁ~。
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