琵琶一人旅

琵琶奏者 塩高和之の徒然日記 日々の想いを綴ります。

2017年10月

気持ちのいい部屋

度重なる台風で週末は大変でしたね。演奏会など企画されていた方はご苦労が多かったことと思います。
私は山陰から帰ってきた後、この10日程はサロンコンサートがいくつか入っていたものの、週末がわりに隙でしたので、台風の影響も無く、ゆっくりしていました。

阿佐ヶ谷ジャズストリート2017-2そんな中、28日の土曜日、年に一度の阿佐ヶ谷ジャズストリートに参加して来ました。IMG_2642昼間がアートスペースプロットでの演奏。夕方からは雨の為、ストリートの予定がイタリアンレストラン「チーボ・サーノ」での演奏に変更になり、室内で気持ちよく演奏できました。まあギターは年に一度しか弾かないので上手くは弾けませんが、何しろ演奏するのが楽しいのです。今年もフルートの吉田一夫君、ベースの川原淳君そして私による「SKYトリオ」で楽しんできました。終わってからは、別会場で演奏していたSaxのスーン・キムさんとも合流して盛り上がってきました。たまにはこういう楽しみながらの演奏も良いですね。

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日本の音楽とジャズは全く違うともいえるし、とても似ているともいえます。自由に表現する姿勢は本来の邦楽にぴったり。「間」の感覚や自由自在なアンサンブルなども相通じるところが大きいですね。私はジャズを通り越してきたからこそ、今があると思います。逆にジャズをやっていなかったら、私の音楽は成立していなかったとも思っています。世の中のセンスは刻一刻と変わって行きますので、ジャズを知らなくてもなんら問題はないですが、ジャズを聞いてきた人の演奏はすぐに聴いて判りますね~~~。

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私の愛器Epiphone47年製BROADWAY

ジャズは私にとっては心の故郷みたいなものです。だから妙におしゃれに化粧したジャズは馴染めませんし、ショウビジネスに寄りかかったものも遠い感じがします。まあ生まれ育った故郷から田んぼが消え、ビルが立ち並び、おしゃれなお店が出来たところで、何も感激しないのと同じですね。

ジャズに限らず音楽は形ではないのです。これは日本の音楽も同じで、習ったことを上手にやっているような演奏はお稽古事であって「音楽」ではないのです。表面の体裁を整えて、形を取り繕っても、そこには人間の持つ命の輝きは存在しません。音楽は輝きであり、エネルギーそのもの。私が熱狂して聞いてきた音楽家は皆、エネルギーの固まりそのものでした。今こそ、邦楽もその命の輝きを感じ、取り戻して欲しいですね。本来邦楽は日本人の生命でありエネルギーであったのですから・・・。私の音楽もそんな風に聞いていただけたら嬉しいです。

1404直島と作品 144さて、今週と来週で8枚目となる私のリーダーアルバムのレコーディングです。今回は今までとは録音のやり方を180度変え、スタジオでの録音にします。今まではホールを借り切って、高性能のステレオマイク1本で一発録りだったのですが、今後はネット配信という事も念頭において、スタジオで録音し、細かな編集も視野に入れてやることにしました。
今回はViのベテラン田澤明子さんにも参加を願いまして、1stアルバムに入れた「二つの月」の最新ヴァージョンを演奏してもらいますので、こちらも気合を入れてかからないと,とても太刀打ちできません。今回のCDは初心に立ち返るような気持ちで望むつもりですので、1stでチェロと一緒に演奏したこの曲を、新たに編曲して、田澤さんと対峙したいと持っています。
ジャケット画は今回も版画家 澤田惠子先生の作品を使わせてもらいます。題字も、これまで沙羅双樹シリーズではずっとお世話になっている書家 白石和楓先生の作品です。

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ジャズで気分もほぐれて余計な雑音が消えてきましたので、これでレコーディングに集中出来ます。気持ちの良い部屋に時々行くことは素晴らしいことですが、そこに留まっていては何も生み出せません。
私は音楽を創り出すことが使命だと思っています。琵琶の魅力が煌くような作品をどんどん創ってこそ私の音楽活動は成就するのです。時々気持ちの良いところで心身を癒しながら、これからも自分の仕事をやって行きます!!

CDは年内には完成の予定です。完成と同時にネット配信も開始しますので、是非是非お聴き下さいませ。
お稽古事ではない、輝きに満ちた琵琶楽をもっともっと響かせたいですね!!。




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石州・長州路を行く

益田グラントワでの「戦国の宴」は無事終わりました。

島根グラントワs今回は、私には珍しくグループでの演奏。美術館のイベントでしたので、いつもの演奏会とは随分違いましたが、若手のメンバーとの演奏で、DSCN0849中でも「志人」(シビット)さんという現代の語り部の方と面白い共演が出来ました。(右写真)。新しい才能はどんどん生まれてくるのですね。皆さんとても柔軟な感性を持っていて、今回の舞台は良い経験となりました。視野が世界に向いている人はやっぱり素晴らしい。こういう人たちと舞台をやって行きたいですね。

この公演の後、ちょっと予定が空いていたので、萩、長門へと足を運んで、楽しんできました。
山陰はなかなか行く機会が無かったので、今回の公演の後は、是非色んな所を見て回ろうと思っていました。公演もさることながら、終わってからの旅行もとても楽しみにしていたのです。先ず演奏会の前、旅の最初に新山口から山口線の普通列車に乗って益田まで行ったのですが、湯田温泉を過ぎてから長門峡、津和野辺りまでは、両側に山が見え、里にポツリポツリと石州瓦の家があって、絵に書いたようななんとも良い風情なのです。ちょうど天気も晴れてきて、出だしから実に気持ちが良くなりました。津和野に来た頃から少し雨が降ってきましたが、ローカルな路線はどこの県に行っても素晴らしい景色が拝めますね。今回も一人だけ駄々をこねて陸路で行きましたが、やはり鉄道で行った甲斐がありました。

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公演後は萩へ。実は萩は初めて行きました。時折霧雨のような雨が降る中、静かな町を歩き回りました。上の写真は萩の指月城跡の裏手に広がる海です。城下町の風情があり、しかもすぐ近くに海があるというのは素晴らしい!!。街の中は維新で活躍した人の看板が目立ち、維新で売り出し中という感じでしたが、私はそういうものより町並みや城跡、港の方に惹かれますね。写真が無いのですが、中心部から少し離れた所には港があって、そこから見える萩の内海が美しかった。山陰の海は大小の島々がすぐ近くにあって、それが夕方の日差しの中にかすみ、本当に心癒される風景でした。素朴ではありますが、こういう体験こそ旅の醍醐味ですね。
そして萩では東京に長く住んでいたというおばあちゃん二人に遭遇。色々お話を聞かせてもらいました。一人の方には帰り際にもばったり。何かの縁でもあるのかな?と大笑いでした。こういう出会いも楽しいですね。

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そして萩からバスに乗って長門市の仙崎の港へ。ここから遊覧線に乗り、「海のアルプス」と言われる青海島を巡りました。この日はちょっと波が高いので遊覧船は外海には出れなかったのですが、外海との境界線に来たところで船がものすごく揺れて「こんなに内と外では違うのか」とびっくりしました。この海を渡って大陸と交易をして、人や物が行きかったのかと思うと、感慨深いものがあります。上の写真は外海に出る手前の岩です。大小色んな岩がごつごつとあって、ちょっと他では見れないワイルドな風景でした。とにかくこの風景を観ることが出来て大満足です。

山陰は派手さは無いけれども、しっとりとしていて魅力的ですね。益田から萩へは海岸線を通る山陰本線で行きましたが、この沿線沿いも勿論大小、岩や島があって実に美しいのです。これは我が静岡では拝めない貴重な景色ですね。見ているだけで、自然に抱かれているという気持ちが沸いて来ます。勿論海が近いので魚も美味しい!。特に萩で食べた「平太郎」という小さな魚はお酒にぴったりで、気に入りました!!!。また山陰に行く機会があったら、今度はぜひ内陸の津和野もゆっくりと観て回りたいと思っています。

帰りはいつもの定番で奈良に寄って帰りました。時間も無く、あまり回れませんでしたが、高畑の先にある柳生街道の入り口「滝坂の道」を歩いてきました。

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こんな感じで、ちょっと幻想的な雰囲気がいいんですよ。以前柳生の里には行ったことがあるのですが、バスで行ってしまったので、その里へ続く道をぜひ歩きたいと思っていたんです。

6道の途中にはこんな磨崖仏がいくつかあり、人々がここを通って奈良の都に出て行った営みの歴史を感じます。以前歩いた「山の辺の道」も素晴らしい景色でしたが、この「滝坂の道」は山の中を行く道で、ちょっと孤独で何かが出てきそうな神秘的な風情が私の好みにぴったり!!。
都会に住んでいると見えないですが、日本には素晴らしい歴史を感じさせる場所が無数にありますね。なんたって世界一長い歴史を持つ国ですから。奈良平安から、中世、近世、近代と観るべきものはいくらでもあります!!!。

土地に生きる人々の営みを感じる素朴な場所には何ともいえない風情を感じます。淡々と歴史を刻んでいるからでしょうね。歴史は積み重なってこそ歴史となるもの。作為を持って無理やり売り出し、張りぼてで飾り立てても、賑やかし以上になりません。私はそういうものには何も心惹かれないのです。

音楽も文学も歴史を重ねた古典はやっぱり味わいがあります。先日も、とある方と源氏物語の「野々宮」について楽しくおしゃべりしましたが、人間の価値観は時代と共に変われど、それでも尚、現代にも通じる奥深さこそ古典の魅力だと思います。その時々でのイデオロギーや流行ではなく、人間の根幹の感性を土台としているものだけが古典として残ってゆくのです。古典のようなふりをして、宣伝し格好つけているものが如何に滑稽か・・・。観光バスのルートになって、派手な看板を立てて土産物屋でグッズを売っても、それは所詮上塗りのメッキでしかないのです。

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二月堂の階段

私の音楽はあくまで私の創ったものではありますが、現代の形と感性を持っていながらも、土台には千年以上に渡る琵琶楽の魅力を何かしら湛えているものでありたい。そして形だけ過去をなぞったものでもありたくない。
そんな現代に息づく音楽を創り、演奏して行きたいですね。

心洗われる旅となりました。



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秋風楽

秋の風が心地よい季節となりました。日々この位の気候だと身体も楽ですね。
そしてこの季節はまた一つの想い出に浸る頃でもあります。もう4年も前になりますが、私のよきアドヴァイザーだったH氏が亡くなったのがこの季節でした。時の経つのは早いもんですね。H氏がよく弾いていたこの琵琶も、また時間を作ってゆっくり弾いて、語りかけてあげようと思います。


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H氏からは本当に多くのアドヴァイスをもらったので、何かにつけ氏の言葉を思い出すのですが、日々事あるごとに、「これは自分の中の迷いを気づかせる為」なのかな~~なんて風に勝手に考えています。

世の波騒の中で活動するには、穏やかで、人がよく、聡明で、やさしく・・・これでは残念ながら事は起こせません。活動を展開するには、闘争心も自己顕示欲も確かに必要だと思います。これが俗世というものなのでしょう。
しかし問題はその戦おうとする心に己が振り回されていないか、ということ。そこに尽きます。ここにその人の器というものがあるのです。往々にして戦うことを生きる上でのエネルギー源としてしまい、戦い、活動している自分に酔って自らが振り回され、興奮しているものです。それでは目的は成就しない。音楽活動でも、あちこち飛び回って活動している自分に酔っているようでは、自分の音楽を創り出すことは出来ないのです。

H氏からは色々と教わりましたが、結局、囚われない心を持つことを一番教わりましたね。世の波騒はもとより、自分のこだわり、目の前の意識、ちっぽけなプライド、そんなものに囚われず、進むべき道をしっかり進めという事です。


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戯曲「良寛」公演より。笛の大浦紀子さんと

昨年の琵琶樂人倶楽部第100回記念演奏会に、私の尊敬する語りの方が来てくれたのですが、「薩摩琵琶は一歩間違えると、男の自己満足の音楽になってしまうようなところがありますね」と言っておられました。私は、ちょうどフル回転状態で飛び回って演奏活動をしていたこともあって、その言葉に一つの反省をしました。大声出して歌い、弾ききる、そのパワフルさに自分で酔ってしまっている姿は、私も以前より一番避けたい姿であり、琵琶に対する一番低俗な姿勢だと思っていました。その方の言葉は私に向けられたものかどうか判りませんが、H氏の言葉ももう一度思い出し、自分の姿を振り返りました。これも節目に当たって与えられた一つの経験ですね。

結局自分の心の弱さが、表面的な力強さを誇示し、目の前の敵を作り出し、低次元の欲望を自ら増殖させて、それに振り回されてカッカしているのです。そんなことよりも自分のヴィジョンの実現こそ第一でなくては、ただ波騒に飲み込まれ老いて行くだけです。がんばる=戦うになってしまっては何も生み出せませないのです。

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琵琶樂人倶楽部10周年記念演奏会 於:リブロホール

私はまだまだその辺りの心が澄み切っていないのでしょう。だからこそ私は少しづつ、本当に少しづつ自分の心のベールを取り除き、クリアにしてゆく作業を、日々繰り返しているともいえます。それもH氏のアドヴァイスがあったからこそだと思っています。何かにつけH氏のことを思い出す。そこも私の心の弱さかもしれませんね。まあ氏に出会ったのも運命なのでしょう。また離れたのも運命だったのでしょう。

さて、いよいよレコーディングが迫ってきました。今回も良い作品を作りたいです。お見事さを聞かせるのではなく、今現在の私の姿をそのまま録りたいと思っています。
1404直島と作品 144そして今回も澤田惠子先生作品をジャケットに使わせてもらうことになりました。もう10年以上前、大阪堺のギャラリー「いろはに」での出逢いから長い月日が経ちましたが、今回で先生の作品を使わせていただいたCDは5枚になります。縁は異なものですね。更に、沙羅双樹の題字は、沙羅双樹Ⅰから毎回白石和楓先生の書を使わせてもらっています。
こうして人の縁があり、作品が出来上がってゆくということを、年を重ねるごとに思うようになりました。自分が何かに囚われていたら、こうした縁も見えてこない。先ずは自分自身がクリアになって自分本来の姿で生きて行かないと、良い仕事は出来ないのです。心を落ち着かせて確実に取り組んで行きたいものです。

さて、今週は、前にもお知らせした琵琶樂人倶楽部「次代を担う奏者達Ⅴ」、そのすぐ後には、島根県益田グラントワにて、東保光君作演出の舞台を務めてきます。帰ってきてきてすぐに、日本橋富沢町樂琵会。笛の大浦紀子さんと久しぶりにREflectionsコンビにてたっぷりと樂琵琶を弾きます。

忙しく動いているのは、音楽家として本当にありがたく、また嬉しいこと。その上で、しっかりとヴィジョンを見つめ、充実した作品を作って行きたいです。これが私に与えられた仕事ですからね。

是非是非御贔屓に!!




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旅は終わらない

9日間に渡って上演された「亡国ニ祈ル天ハアラセラレルカ」は無事終わりました。
演劇公演はこれまでいろいろとやってきましたが、今回は、私がこれまで触れたことの無い現代のセンス、スタイルに溢れた内容で、勉強になるところが多かったですね。小劇場という場所も刺激的で、私の活動にとって意味も意義もある良い仕事でした。

黒薔薇少女地獄s

琵琶をやっていて面白いのは、色んな世界に行ける事。場所もジャンルも、とにかく自分の普段の人生では、出合うことの無い世界に出会えることです。
琵琶でプロの演奏家として活動を始めて約20年、シルクロードのツアーをはじめ、北欧、イギリス、中南米のトリニダードトバゴやキュラソー島など本当に色んなところに行くことが出来ました。琵琶という楽器が私を導いてくれたんだな、と思っています。今回のように、自分では足を踏み入れたことのない世界に触れられるというのも、何よりも喜びであり、視野も大きく広がります。こういう経験を通して、自分の哲学、音楽が出来上がってゆくということを、あらためて実感しましたね。

mayu2楽堂にて、吉岡龍見・龍之介親子と共演
長いツアーや舞台が捌けると、何とも不思議な気分になるものですが、外を見ればもうすっかり秋。レコーディングも一ヶ月後に控え、時間的な猶予もな無くなってきました。のんびりはしていられません。
今回のレコーディングは久しぶりに薩摩琵琶でやります。弾き語り、独奏、デュオの三様のスタイルで、現在進行形の私の音楽を表現します。
私は古典文学や歴史には子供の頃から興味がありましたが、琵琶を通して更に深い日本の文化と日本音楽の歴史を知り、私の音楽は深まりました。千年以上の歴史のある音楽なんて、世の中にいくつもあるものではありません。実に魅力的だと思いませんか!。一生を捧げるのにふさわしい音楽ではないでしょうか・・・?。


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日本橋富沢町樂琵会にて

私は1stアルバムからずっと全てオリジナル作品で発表し、日々の活動もオリジナルのみで約20年やってきましたが、本当に良かったと思っています。次代を担う若者にはぜひとも、お稽古事ではない、命溢れるオリジナルな音楽で舞台に立ってもらいたいものですね。
能や雅楽のような古典なら、そこには一生かかっても汲み取れないほどの蓄積と洗練があると思いますが、薩摩琵琶は流派が出来てまだ100年。千数百年に渡る琵琶楽全体の歴史から見たら、生まれたてと言ってもよいほどの時間しか経ていません。勿論古典でもないし、洗練や伝統という時期にはまだまだ程遠い。今は永田錦心、鶴田錦史の薩摩琵琶両祖師がやったように、旺盛に創造をすべき時期。現在衰退している原因は創造の心を忘れているからに他なりません。今こそ両祖師の志を再認識する時、と思うのは私だけなのでしょうか・・・?

そして常に走り続け、創造し続けるのが舞台人の姿だと、私は信じています。嬉しい事に私は年を重ねれば重ねるほど、自分らしくなって行く実感があります。これからはもっともっと私の本来の姿になって行きたい。時に厳しい場面もあるかと思いますが、八方美人で愛想振りまいている訳にはいかないのです。
私は私なりのやり方で、及ばずながらも、志だけは永田錦心や鶴田錦史のように、この樂琵琶から続く長い琵琶楽の歴史の最先端に居ようと思います。その為にも他を軸とせず、形やものに囚われず、自由な精神で己の行くべき道を歩み、旅を続ける。それが私の思う音楽家の姿だと思っています。


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さて今月は琵琶樂人倶楽部と日本橋富沢町樂琵会があります。琵琶樂人倶楽部はなんと今月で丸10年。来月から11年目が始まるという節目の時を迎えました。今回は「次代を担う奏者達」シリーズの5回目です。筑前琵琶の伊藤純子さん、お坊様でもある薩摩五絃の安藤けい一さんに演奏してもらい、私は司会役に徹したいと思います。10年という節目に、こうして次世代に活躍する方を、この琵琶樂人倶楽部で紹介できるというのは、まさに私が最初に考えた琵琶樂人倶楽部の理念そのもの。嬉しい限りです。

そして日本橋富沢町樂琵会は笛の大浦紀子さんと、シルクロードから雅楽までたっぷり樂琵琶を聴いていただきます。このところ樂琵琶での演奏会が少なかったので、私としてもじっくりと腰をすえて演奏したいと思います。またReflectionsコンビとしても久しぶりの演奏です。是非是非お越し下さいませ。

この旅に終わりは無いですね。




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