年賀状

遅ればせながら、皆様、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお付き合いくださいませ。

この年末年始は久しぶりに現場に入っており、この忙しい時期を
堪能している毎日です。

そんな合間を縫って、出せる人には年賀状をお出ししたのですが、
昨年は多くの人と知り合う事が出来たので、結構な枚数となりました。

そうやって新たに出させていただく人もいれば、学生時代からやり取りを
させてもらっている人もいます。

大学を出てからもうすぐ10年。

年賀状だけの年に1度のやり取りだけれども、
貰えば当時のいろいろな思い出が頭をよぎります。
「そういえば、みんなで群馬から鹿児島まで自転車旅行したよな〜」とか
「飲み会で酔っ払って利根川にダイブしたっけな〜」とか。
いろんな地方からいろんな人間が集まって、いろんな出会いがあって、
いろいろバカをやって、いろんな悲しい別れがあって。

たった1枚の年賀状から、多くの思い出が引き出されてきて、
そんな経験を積んできた自分が今ここにいるわけで。

上手い事表現できないのですが、こういったことを思い出させてくれる
きっかけを与えてくれる友人というものは、本当にありがたいものです。

久しくあっていない友人たち。
便りが届いたという事は、どうやら元気な様子。
また来年を楽しみに待っています。

 

もう一つのHOPE

何気に新しいHOPEが活動しています。

暇つぶしのネットサーフィンにでもどうぞ・・・

Belle Equipe −親愛なる友人たち−

一昨日は久しぶりに若いスタッフ達と時間を忘れ、熱く語ってしまいました。時間がなく、更新できなかったのですが、結構身近にも私のブログを見てくれている子がいて、「更新していないじゃないっすか！駄目っすよ！！」と怒られてしまいました。ごめんなさい。この場を借りて謝ります。

 

最近、仕事も私事もへこむ事が多く、ちょっと気疲れが続いています。思考の罠に陥り、考えれば考えるほどやるせなくなってきます。困ったものです。

 

そんな中、1通の手紙が届きました。厨房という名の戦場で共に戦ってきた、懐かしい戦友からの手紙です。

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しょっぱいケーキ〜その2〜

７年という時間は単純に整理できない、あまりにも長すぎた時間でした。

それでも、もうこの仕事はしたくないし、包丁を握るのも嫌になっていました。放り出す物もそれだけではなく、就職難といわれる時代の中、内定もその式場を経営する会社からもらっていたので、そちらも諦めなければならなくなる。ましてや、新規出店のレストランの副料理長の職ですから、回りからも考え直せと言われました。

 

でも、私にとって、その時は料理をする意味が見出せない状態になっていました。

「君の作る料理は安心してお客さんにだせる」、笑顔でそういってくれる彼女の為にただひたすら技術を身につけて来たようなものでしたから。

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しょっぱいケーキ 〜その1〜

私の住んでいるところの今日の天気は、なんとも言えないほどの、澄み切った青空が広がっていました。

５月というと、かかる人は５月病という病気（？）になるようですが、どうやら私にとっては無縁な存在のようです。

 

毎年、いつもこの時期に思い出すことがあります。調理師として生きていこう、この仕事を続けていこうと決めた日の事。

何年経っても、普段は忘れていても、毎年必ず思い出してしまい、毎年のように、初心に帰って気持ちを新たにできます。

 

良い料理、それはまさに思い出です。

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