長谷寺と室生寺(長谷寺編)GW最終日(ひきこもり)

2013年05月05日

長谷寺と室生寺(室生寺編)

昨日のつづきです。(昨日は眠気と戦いながら記事を書いていましたが、さっき読み返してみたら、案の定誤字脱字だらけのひどい記事でしたので修正しました。)

この時期は、長谷寺から室生寺まで奈良交通が臨時バスを出してくれていて、このバスに乗って室生寺へ移動。(GWはどこに行っても人が多くてウンザリと思う反面、こういう便利さがうれしいです。)45分くらいバスに揺られていましたが、その道中が山深いグネグネ道、窓の外の景色は青々した緑と清流が流れていて、ほんとどこに旅行に来たんだか、という感じでした。奈良ってちょっと南に行くとすぐこういう景色で、そういうところが奈良の魅力のひとつだと思います。

バスを降りて橋を渡る。室生寺は小学生のときに遠足で来ていて、この風景はかすかに記憶があります。
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女人高野室生寺と書いてあります。女人禁制の高野山に対して女性にも参詣が許されたことから「女人高野」と言われているそうです。
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仁王門。門の両サイドには仁王さんがいます。こんな山深いところにもこんな仏教美術が栄えたんだ・・・とちょっと驚きました。(失礼!)
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ま、また階段。しかも石のつぶが揃っていないガタガタの階段!すでに長谷寺で足がプルプルになっているんですけど・・・。でも両側のシャクナゲがキレイ。
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無になってゼイゼイ言って登り終えると、金堂(国宝)があります。
この金堂自体も素晴らしいものですが、この金堂の中には、洗練された繊細なつくりで国宝や重要文化財に指定されている如来像や菩薩像や曼荼羅等々がたくさんあり、かなり見応えがありました。ついさっき仁王門で「こんな山奥にこんな洗練された仏教美術が!」と思いましたが、この金堂のたくさんの仏像を見てますます驚きました。

記憶が定かではないですが、たぶんこの写真が金堂だったと思います・・・。↓
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そしてこの写真が本堂だったと思います・・・。ここも青紅葉が何とも絵になります。
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五重塔(国宝)が見えてきました。この五重塔は平成10年の台風で倒壊しましたが、修復されています。この五重塔がない室生寺はバランス感が狂うような気がしますので、修復されて本当に良かったです。

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振り返ってみた五重塔。
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ついさっき、長谷寺でも五重塔を見ましたが、同じような五重塔なのに、全然雰囲気が違います。長谷寺は華やかな女性的な感じ、室生寺は荘厳な男性的な感じ。
これはその土地がもたらす違いなのかもしれません。
室生は、室生寺が建てられる前から神々のいらっしゃる聖地と仰がれていた地だそうで、今で言うとパワースポットなんだと思いますが、木々や川に囲まれ、ちょっと怖いような神聖な空気が満ちていました。

本当はこの先に「奥の院」があるのですが、かなり先なので、ここまでで引き返しました。

京都に比べると奈良は観光客がさほど多くないですが、奈良は結構すごいです。
京都は文化的な魅力(枯山水にしても、苔寺にしても、作られた自然があってそれが魅力)がありますが、奈良は自然の中に文化があるという感じです。
見所がポツンポツンと点在していて交通が不便だからどうしても奈良の観光と言えば法隆寺と大仏さんだけをみて終わり(そして京都へ移動)となりがちですが、長谷寺にしろ、室生寺にしろ、ここだけ見るためだけでも旅行にくる価値は十分あると思います。

この記事、時間ができれば英語で書こう。
 外国人の方にもぜひ奈良の魅力を知ってほしいです。
 

ritsukomm at 23:27│TrackBack(0)My Favorite Place 

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