本日(2025年5月8日)、NTTデータ(9613)がストップ高に張り付きました。
親会社であるNTT(9432)が完全子会社化を目指してTOBをするというニュースが流れたからです。これに対して、NTT・NTTデータは「今日の取締役会で付議する」というアナウンスを出しました。取締役会で付議するということは、決定はされていないものの、TOB計画そのものはあることを意味し、まったくのデマではないということになります。
ネットに流れた内容によると、投資額は2兆円以上とありました。
NTTはNTTデータの57.7%の株式を保有しており、残りの42.3%を2兆円以上で買う計算になります。
発行済み株式数140250万株×0.423×3492円(今日のストップ高株価)→ 約2.07兆円
ニュースが流れた時にはTOB価格は分からなかったものの、3492円で買うのはそんなに大きな損をすることもないだろうと幾つか買付注文を出しました。一方で3450円とかもあり得なくはないな(これでも計算すると2兆円は超えます)と考えて、全力で注文をすることはしませんでした。
市場が引けた後、15時35分に正式にIRが出され、TOB価格は4000円で買付期間は5月9日から6月19日、幹事は野村證券で買付株数に上限はなく、買付費用は2.37兆円でした。
ストップ高3492円に対してTOB価格は4000円ですので、結果としては全力で買い注文を出せばよかったことになります。TOB価格が分からない時の買い注文はリスクが伴いますので仕方がありません。全力申し込みでたくさん購入できてしまった時に、思いがけずTOB価格が低かった場合には大損になります。
NTTドコモの買収の時(参考記事 2020年10月9日 NTTドコモ TOB 鞘抜き買い集め進行中 クロス取引の代わりに)のように明日以降の市場での鞘の様子を見ながら、買い集めるかどうか検討したいと思います。
親会社であるNTT(9432)が完全子会社化を目指してTOBをするというニュースが流れたからです。これに対して、NTT・NTTデータは「今日の取締役会で付議する」というアナウンスを出しました。取締役会で付議するということは、決定はされていないものの、TOB計画そのものはあることを意味し、まったくのデマではないということになります。
ネットに流れた内容によると、投資額は2兆円以上とありました。
NTTはNTTデータの57.7%の株式を保有しており、残りの42.3%を2兆円以上で買う計算になります。
発行済み株式数140250万株×0.423×3492円(今日のストップ高株価)→ 約2.07兆円
ニュースが流れた時にはTOB価格は分からなかったものの、3492円で買うのはそんなに大きな損をすることもないだろうと幾つか買付注文を出しました。一方で3450円とかもあり得なくはないな(これでも計算すると2兆円は超えます)と考えて、全力で注文をすることはしませんでした。
市場が引けた後、15時35分に正式にIRが出され、TOB価格は4000円で買付期間は5月9日から6月19日、幹事は野村證券で買付株数に上限はなく、買付費用は2.37兆円でした。
ストップ高3492円に対してTOB価格は4000円ですので、結果としては全力で買い注文を出せばよかったことになります。TOB価格が分からない時の買い注文はリスクが伴いますので仕方がありません。全力申し込みでたくさん購入できてしまった時に、思いがけずTOB価格が低かった場合には大損になります。
NTTドコモの買収の時(参考記事 2020年10月9日 NTTドコモ TOB 鞘抜き買い集め進行中 クロス取引の代わりに)のように明日以降の市場での鞘の様子を見ながら、買い集めるかどうか検討したいと思います。