Doll's


制作:イトカ様


Story(サイトより引用)

主人公の黒川 冬夜は、日々の生活に限界を感じていた
​"周囲の期待に応えられない"
​そんな状況が彼を追い詰めていた
長く続く負の連鎖に彼の心は疲弊しはじめ
​自暴自棄になりかけていた
"このままひっそりと消えられたらいいのにな"
そうして彼は一人で森へと向かう
その森の奥で彼は―――​​


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プレイ時間 オールクリアで40分 ED数3+α




たまたまふりーむさんを眺めていたところ目に留まり、気になったのでDLしてプレイ。
タイトル画面の仕掛け等がとても魅力的で、きれいでした。
最後回った時は「わ~~~」ってうれしい声が出ました。



以下ネタバレ含みます。









哲学のようなプロローグで、しっかり設定が練られたSFでした。


瀬奈という人工知能が”死”という概念と向き合っていく話。
相変わらず普通に選択肢を選ぶとBADに行き着くりゆですが、やっぱり今回も最初にBADに行き着きました。


ただ、物語の中で「死」についての心理描写がとても丁寧で、読んでいるこちらまでドキドキと心臓がなりました。
誰しもが一度は「死」について考えたことがあると思います。そして想像して、怖くなる。当たり前なんです。
人間ですから。

今まで死についての概念がなかった瀬奈にとって、突然与えられた死に対する計り知れない恐怖と絶望感が想像以上でしょう。
そういったものがとても伝わってきて、個人的にBADENDが一番好きでした。


最後にたどり着くEDで、物語のすべてがわかります。なるほど、そういう事かとなりました。
最後に笑った瀬奈ちゃんが見られてうれしくなりました。

二人のこれからはきっと良き道だと思います。


メッセージレイヤが視点によって変わったり、背景やSE、BGMの使い方がうまく、閉ざされた世界観なのに全体的に綺麗だと感じましたた。


30分~1時間で終わる短編ですが、もっと長くてもよかったなあと…。
もう少し二人の物語が見たいと思うお話でした。