紬唄-tsumugi uta-

荒咲りゆがプレイしたゲームのレビューをひたすら書いていきます。

2019年07月


左端スミ様

はじめまして、
Giggle。ひそひそプレイ&実況ありがとうございます~~!!

この拍手メッセージに気づく前に実況していただいたものを拝見させていただきました。
それぞれ考察入れてくださったり、2話も読み返してくださったりでとても面白かったです。
ありがとうございました!
おまけのヘッドフォンまで遊んでいただいた実況動画は少ないのでうれしかったです…!笑


またほかにも遊んでいただけたら嬉しく思います。
本当にありがとうございました…!!!



【製作】かぷりそふと様

プレイ時間:4時間
ED:序盤に1つと、ラストにハッピーエンドとノーマルエンドにわかれる全部で3種類


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普段、あまり有料のノベルゲームは知っているサークル作品以外はなかなか買わないのですが、何度かTwitterのTLに流れてきて、タイトル画面に惹かれて買ってみました。

柔らかい水彩タッチのイラストが、タイトルにとてもよく似合っていて綺麗でした。




プレイしてつくづく思ったのですが、
最近同人ノベルゲームをプレイするときに「製作者目線」になってしまう自分が酷く邪魔に感じるようになってしまいました。
こちらのゲームはティラノスクリプトで作られているのですが、私自身もティラノスクリプト  を使ってゲーム製作をしているため、
プレイしながらどうしても製作者の目が入ってしまうんですよね。

動きとかカメラ目線とか、立ち絵と立ち絵の距離の違和感だとか、以前の自分だったら気にならない部分がとにかく気になってしまう。
純粋に物語に没頭できなくなっているのが本当に嫌になるときがありますね。










それでは以下、ネタバレ含みます。










全体的にとても読みやすい文章で、綺麗にまとまっていました。
シンプルUIデザインのおかげで騒がしくもなくすっきりしています。

特に真白と初めて言葉を交わした際の「鈴を転がしたような綺麗な声」という表現がとても素敵で、そのままするするっと世界に没頭することができました。





何も前情報なしにプレイを始めたものですから、宮代さん、朝比奈さん、真白ちゃんでルート分岐でもするのだろうか?とか考えながらプレイしておりました。


真白に出会うまでは、同じクラスメイトの3人とゆっくり心を通わせて行く描写が丁寧に描かれております。

真白とのお話がメインになるころはすっかり中心だった宮代さんはサブキャラに下ってしまった。
個人的に、七夕祭りの際に真白をみた彼女がどんな反応をするのか楽しみにしていたのですが、会えなかったのがとてもとても残念。


プレイしながら、後半あたりで
なんで生徒会の話やクラスメイトとの交流が丁寧に書かれていたのか不思議に思いました。
正直なところ、真白とのお話だけだったら彼らは不必要なんですよね。
それでも丁寧に描かれていたのはどうしてだろう、と。

でも、最後に悠が思い出巡りをしている際に
生徒会にもしも入っていたら、こんな未来があったのかもしれない...なんてIFの世界を一瞬想像するんです。
その時に「ああ、これは彼が選ばなかった、選んでいたら広がった世界に必要な人達だったんだ」と思いました。


うん、そうなるとやっぱり宮代さん√と朝比奈さん√もIFの世界としてみてみたいですね。笑





たくさんあるスチルはどれも綺麗で、色々な真白の姿を見ていると何度も何度も「やがて終わりくるその瞬間」に恐怖しました。


悠は特殊な体質である事情から、感情を表に出すことを殺します。
ギャルゲーの男主人公にありがちな無気力系?な感じなのかと思ったのですが、
たくさんの出会いを経て、人に触れることで人と関わることを恐れて塞ぎ込んでいた自分から、一歩踏み出していきます。
悠は臆病になってしまっただけで、決して捻くれたわけではなくて素直な子なんだなあって読んでて本当に思いました。



スノードロップの意味は、たまたま別の作品でも出てきたため知っていたのですが、
複数ある花言葉のうち、こちらの作品では知っていたものと全く逆の意味で使われていて
「ああでもきっと真白は他の意味も知っているんだな」と思うと胸がキュッとなりましたね...



まとまりのない文章になってしまいましたが、とても面白かったです。
ありがとうございました。



【タイトル】外道丸 -音響劇 GE-DOH-MARU 酒呑童子異伝-
【製作】ジェネラルドッグ


【紹介】(サイトより引用)

伊吹大明神(八岐大蛇)の子であるその少年は、
真面目に仏道修行をせず、酒を呑んでは暴れていた。
比叡山を追放された後、小鬼達を率いて各地を転々とする。
天狗に追われていた女性を一行に迎え入れたことで
彼らの旅が大きく変わっていく。
仏道を外れた者「外道丸」――
後の日本妖怪史最強の鬼「酒呑童子」。

『御伽草子』に至る、ファンタジーボイスドラマ。

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全7話+後日談+附録、1話15~20分前後のボイスドラマ


まずね、サイトがめちゃくちゃかっこいいんですよね~~!!
CMも一度聴いたら忘れない「外道丸」のタイトルの一言。
あれ誰が言ってるんだろう、超かっこいいんだよねシンプルで。

最後の「ろくでなし~」も可愛いのだけど!!
ロゴも、何もかもがばちくそにカッコいいのでとても気になっていた作品でした。




主人公の外道丸役の推しボイスコ、松永みとせさんが普段とはまた違った色の役柄でした。
普段よく聴く演技は、どちらかというといじられ系で、可愛いタイプの青年が多いのですが
め~~~~っちゃかっこよかった~~~( ;∀;)!!

茨木ちゃん役のいつきさんのお声も凄く凄く可愛いし、八重桐さんも雰囲気にピッタリ。
熊を聴いた後にキャストみてびっくりした。浅見ゆいさん…!!?こんな役もハマっちゃうの!凄い!!と。
小鬼たちもみ~~~~んな可愛かった………
五郎坊さんのはまり具合も大好きでした。






以下ネタバレ含みます。












酒呑童子異伝、ということですがりゆ自身、酒呑童子に関するお話は知識はとても浅いです。
FGOに出てくるから酒呑童子と茨木童子、坂田金時、源頼光は何の関係あるんだろ?
と思って軽く調べた程度。

これ、詳しく知ってたらめちゃくちゃ面白いんだろうなあ…と思いました。
酒呑童子という既に語り継がれている伝説をうまく取り入れており、決してお話の構成が壊れているといったことがなくてとても面白かったです。
聴き終えた後に坂田金時を調べてみて、八重桐とつながった時は感動しました笑
酒呑童子の最期はもともと知っていたので、後日談を聴くと「ああああ~~~~!!!!(失う語彙力)」と。なんの因果か…ってなりましたね。


あと、五郎坊さん可愛かったなぁ笑
完全に愛されキャラじゃないですか。可愛いよ…ずるいよ………
死んでなくて本当に良かった……( ;∀;)


なんとなく初めから八重桐や朝臣が見るからに何かある(怪しい)かはわかっていたのですが、
左衛門と日影がそんなポジションキャラだとは思わなかった…!
最初ただの当てつけ雑魚キャラだと思ってほんとごめん……


後は、ちゃんと語り継がれる「悪」として徹底されているのもよかったですね。
容赦なく人を殺すし、食べる描写もあるし、盗みもする……ちゃんと「鬼」として描かれていたのもよかったです。
悪役にスポットをあてると、実はこんな面もあって本当はいい奴なんだよ…みたいなダークヒーローっぽさが出ることが多い中、「ああ、鬼だなぁ…」と印象付けられました。



またこのボイスドラマに、一つ大きな特徴がありました。
BGMが殆どない。というかBGMというBGMあったかな…?

SEとして物音や雑踏はあったりしますが、感動的なシーンで…とか楽しいシーンで…とかそういう場合ボイスドラマ(ゲームでもそう)では見合ったBGMが流れるものですが、こちらのボイスドラマは殆どないんですよね。
だからこそ和楽器の音がたまに使われると凄くカッコよく締って、とても素敵でした。
ほんとカッコいい編集なんですよ……!!



酒呑童子について知らなくても楽しめる、知っていたらより楽しめる作品でした。
ありがとうございました。

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