順大、千葉ロッテの医療サポートへ

 順天堂大は来年4月から、プロ野球・千葉ロッテラリーンズの医療、栄養面、コンディショニングを全面サポートする。医学部附属の順天堂医院(東京都文京区)と浦安病院(千葉県浦安市)が担当する。
 マリーンズは従来、チャムドクターを置かず、トレーナー主導で選手をサポートしてきた。今後は血液検査や唾液検査、整形外科テストなどのメディカルチェックを年5回行い、けがなどの予防や超早期での発見につなげる。また、選手の食事内容をチェック、アドバイスすることを通じ、選手が自己管理できるようになることも目指してもらう。
 予防面の充夷だけでなく、選手がけがをしわ場合も両病院が24時間態勢で対応、早期復帰の計画づくりやリハビリの支援も行う。
ドラフト会議では最速163キロの石腕、佐々木朗希投手を引き当て、今オフには精力的な補強を行っているマリーンズ。日本最古の西洋医学塾を源流に持ち、先端医療にも強い順天堂大によるサポートは、チーム力アップの後押しとなりそうだ。