前回の記事ではマッチングのシステムを紹介しました!
今回は初期研修の病院の選び方の一例をご紹介します。

「感染症が良い病院が勉強になる!」 「3次救急の病院が良い!」 「症例数が多い病院が良い!」 「手技をやらせてくれるから地方が良い!」 「細々した雑用が少ない方が良い!」などなど病院選びに関する意見は本当に様々なですし、時には2つの意見が矛盾していることもあります。

しかしこのような意見は、1人1人目標とする医師像が異なっているために生じる現象だと思います。

ですが、最も重要なことは、以下の2つだと私は考えます。
1. 周りの意見は関係ない

2. 自分の医師としての将来像を実現するために必要な研修をできる病院を選ぶ


皆さん、一人ひとり違う目標を持っておられます。周りの意見はその人にとって良い研修でありますが、自分にとって最適とは限りません。やはり、今の自分に必要なことは何なのか考える必要があるでしょう。

どういう研修が必要かというのは漠然としてると思いますが、
「将来の志望科を長く研修したい」→自由期間が長い病院
「色々な科を少しずつ研修したい」→プログラム固定の病院
「救急を研修したい」→3次救急の病院
「研究もやりたい!」→大学病院

そういったことを決めていけば、自ずと研修したい病院は決まってくると思います。

また、自分の大学の先輩がどのような病院に就職しているかは重要な情報です。医局制度や関連病院と言ったシステムがある以上(全く関係ない病院もあります)、その情報も避けては通れませんね。

基本的に頭で考えていても見学しないと分からないこともありますので、スクリーニング的に実習や休みを利用してできるだけ多くの病院で見学してみると良いかもしれません。そこから自分なりの答えを導き出してもらえればと思います。


次回は、具体的な病院見学の方法についてご紹介します。


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