Rの夜/Sの昼

◆「Rの夜」は男娼Rによる回想日記です。すべては過去の話で、人物名・団体名は仮名となっています。内容はややR18。コメント欄は解放していません。                        ◆「Sの昼」は、航空整備士Sによる今現在の徒然日記です。コメント欄は解放しております。

Sの昼 最終回 「 挙式 」

           ―― 神の祝福は運命でも宿命でもありません。
              その祝福を受けるかどうか、決めるのは本人の意思です。
              神はその意思さえも祝福してくださいます。
              祝福を選びとって歩んでいってください。
              二人で手をとりあって。

                                           <U牧師>

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Rの最終夜 「 出奔 」

           ―― 「嫌い」と言わないと出て行けないの?
               そんなこと、言わせないで。
               これ以上、ひどい女にさせないでちょうだい。

                               <ナツコさん>
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Rの夜 75  「 架空の子宮  (印象的なお客 その7)」

               ―― ないはずの子宮から
                  いろいろなものは生まれてきたの。
                  いろいろな気持ちが、あふれてきたの。
                  私はやっぱり女だったのね。

                               <ハルミさん>

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Rの夜 74  「 タントラ・セックス (印象的なお客 その6)」

                      ――色は即ち是れ空なり
                         空は即ち是れ色なり

                                   <般若心境>


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Rの夜 73 「代理夫 (印象的なお客 その5)」

               ―― 夫として僕にできることが
                   彼女にキミをプレゼントすることなんだ。
                   わかってください。

                             <ワタナベさん>続きを読む

Sの昼 25 「明けそめし 朝の雑感」

                      ―― 僕の前に道はない
                         僕の後ろに道は出来る

                               <高村光太郎>続きを読む

Rの夜 72 「聾者のマキさん (印象的なお客 その4)」

             ―― Blindness cuts you off from things;
                 deafness cuts you off from people.
                 (目が見えないことは人と物を切り離す。
                 耳が聞こえないことは人と人を切り離す。)

                             <イマヌエル・カント>

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Rの夜 71 「白人女性はキライ! (印象的なお客 その3)」

                  ―― Japanese boys are boring !
                      You too !!

                               <Hannah>

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Sの昼 24 「 ひとりBeehive 」

 
                ――そんなふうでさびしくないの と きみはたずね
                   その問いに怒りがわいた
                   ちがう
                   わいたのは さびしさだ
                   たしかに さびしい
                   きみが 気づかないから
                   そのさびしさの わけを

                                         <S>

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Rの夜 70「ニューハーフたち (印象的なお客 その2)」

              ――On ne nait pas femme:on le devient.
                 (人は女に生まれるのではない。女になるのだ)

                          <シモーヌ・ド・ボーヴォワール>

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Rの夜 69 「有名人の孤独 (印象的なお客 その1)」

                  ――老年にあっては、ふたつのもの
                     つまり名声と富とが、   
                     才能と快楽のかわりを果たすことができる。

                       <ヴォーヴナルグ「省察と格言」より>

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Sの昼 23 「アサダさんのドレス選び ~結婚準備その3~」

            ――人に見せるためのドレスじゃなく、
               誓うためのドレスを着たい。

                             <アサダ>
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Rの夜 68 「 金かえせ! (トラブル発生 最終章)」

         ―― 苦情を訴えた顧客は、たとえその問題が
             十分に解決されなかったとしても、
             苦情を訴えなかった顧客よりも、その業者のサービスを
             継続的に利用しようとする傾向がある。

              <サービス・マネジメント(カール・アルブレヒト/著)より>

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Rの夜 67 「 共犯!? (トラブル発生 その7)

   ――いいか、違法なことに身を染めるなら、ひとつだけにしておけ。
      脛に傷を持つ身なら、臆病に、慎重に、用心して生きろ。

                                  <イタガキさん>
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Sの昼 22 「家具をそろえる ~結婚準備その2~」

           ―― いつのまにか、Sサンの好きなものが、
              私の好きなものになっていたのでは。
              こうして似た者夫婦になっていくんでしょう。

                                 <アサダ>

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Rの夜 66 「 119番! (トラブル発生 その6)」

                ――for richer, for poorer,
                   in sickness and in health,
                   to love and to cherish;
                   and I promise to be faithful to you
                   until death parts us.
                   (富めるときも貧しきも、病める時も健やかなる時も、
                    死がふたりを分かつまで、愛し慈しみ
                    貞節を守ることをここに誓います)

                              <Christian Wedding Vowsより>
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Rの夜 65 「 飛ばれる!(トラブル発生 その5)」

 
               ―― 素敵な夢を見させてくれて、ありがとう。
                   あなたのこと、一生忘れないヨ。(ハート)

                                  <チエミさん>
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Rの夜 64「 で、でた…!(トラブル発生 その4)」

 
                    ―― いくら相手が女性でも、
                        幽霊には優しくしないほうがいいと思う。

                                        <ノブコさん>

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Rの夜 63 「 勃たない! (トラブル発生 その3)」

 
                    ―― あら、私、もしかして
                       あなたのお母さんに似てるとか?

                                   <ソノコさん>
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Sの昼 21 「新居さがし ~結婚準備その1~」

            ―― 住む場所が欲しいんじゃない。
               Sサンが帰ってきたい場所に住みたいんです。

                                     <アサダ>

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Rの夜 62 「未成年おことわり! (トラブル発生 その2)」


                 ―― 「僕といっしょに逃げようか」
                     そう言ってあげればよかったの
                     でも じゃあ それなら どこへ行けば

                      <詞人集団Beehive 「家出娘」より>

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Rの夜 61 「夫バレ!  (トラブル発生 その1)」


               ――  たのむ!
                   俺たちの前から消えてくれ!
                   君ならまだ若いし、もっといい女が手に入る。
                   でも、俺にはあいつしかいないんだ。

                                     <ご主人>
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Sの昼 20 「 散骨  ~ナツコさんの海洋葬~」


                       ――  変わりはないかい?
                           その後、あいつとは?
                           君とはあの時以来だね。
                           ああ、でも、また会えて嬉しいよ。

                           もちろん、君は知るわけもないよね。
                           僕が今もずっと君を好きだってこと。

                    <Wha's  New /フランク・シナトラ版より抜粋>

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Rの夜 60 「十人十色のセックス事情 ~ セックスグルメ、あるいはアナルとか、ポルチオとか、ウテルスとか ~」


                      ―― 神々は人々に食物をつかわしたが
                         悪魔は料理人をつかわした。 

                                      <トルストイ>
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Rの夜 59 「十人十色のセックス事情 ~ 青姦のヘキレキ ~(後編)」


             ――噫(ああ)、歓楽よ、今さらに、なじかは、せめて争はむ、
                知らずや、かゝる雄誥(をたけび)の、
                世に類無く烏滸(をこ)なるを、
                ゆゑだもなくて、徒らに痴れたる思、去りもあへず、
                「悲哀」の琴の糸の緒を、ゆし按ずるぞ無益なる。


                    <ジャン・モレアス/上田敏・訳 「かぞえうた」より>

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Rの夜 58 「十人十色のセックス事情 ~ 青姦のヘキレキ ~(前編)」


            ――この一切の無益なる世の煩累(わづらひ)を振りすてゝ、
               もの恐ろしく汚れたる都の憂あとにして、
               終(つひ)に分け入る森蔭の清しき宿(やどり)求めえなば、
               光も澄める湖の静けき岸にわれは悟らむ。

                    <ジャン・モレアス/上田敏・訳 「かぞえうた」より>


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Sの昼 19 「結納」


                   ――身内同士だからこそ、本人に言えないこともあるのでは。
                      他人をまじえることで言える本音もある。
                      だから、こんな場をもうけてよかったんじゃないでしょうか。 

                                              <アサダ>

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Rの夜 57 「シリーズ・十人十色のセックス事情 ~ ラブジュースがとまらない ~」


                           ―― いつになったら、
                               潮吹きについて
                               書いてくれるの?

                              <東京都 吉田サン>

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Rの夜 56 「シリーズ・十人十色のセックス事情 ~ ポッチャリさんとのマシュマロ・セックス ~」


                      ――「肉に溺れる」って言うけど。
                         このままだと本当にあなた、
                         私の肉にうずもれて溺れそうよね。
                         私、やせたほうがいい?

                                     <イズミさん>

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Rの夜 55 「シリーズ・十人十色のセックス事情 ~ 赤ちゃんプレイ論考 ~」


                       ――  学歴
                           職歴
                           賞罰
                           一切不問
                           そのままのあなたがいい
                           そのままのあなたが好き
                           赤ちゃんは そう言いたくて
                           あなたに両手を伸ばしてくる

                            <浜文子 「赤ちゃん」より抜粋>


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Sの昼 18 「ブライダルチェック 新郎の場合…」


                    ―― それでは、射精しましたら、呼んでくださいね。
                        ごゆっくりどうぞ。

                                          <看護師さん>

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Rの夜 54 「シリーズ・十人十色のセックス事情 ~ コスプレ 百花繚乱 ~」


                       ――タイム!
                          いま、スのRクンに戻ったでしょ。
                          もう一回、やりなおし!


                                  <チーちゃん>


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Rの53 「シリーズ・十人十色のセックス事情 ~ 私を汚して、あなたを汚して ~」


                        ―― そもそもあんたのその
                            先端からほとばしる白いもの
                            それかて排泄物やんか。

                                    <テルコさん>


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Rの夜 52 「シリーズ・十人十色のセックス事情 ~ ブラッディ・セックス ~」


                    ―― 血なんて怖いものじゃないのよ。
                       私たち女は毎月流してるんだから。

                                  <タエコさん>







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Rの夜 51 「シリーズ・十人十色のセックス事情 ~ 3Pの社会学 ~」


                            ――乱交より、国興こる。

                                        <R>

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Sの昼 17 「プロポーズ」


                    ――結婚しよう。
                       待たせてごめん。
                       あ、別に待ってなかった?
                                      <S>

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Rの夜 50 「男色にまつわる回想 その3 ~ キョウスケさんとのこと ~ (後編)」


                            ――セックスしないまま
                               好きでいちゃダメなの?

                                       <R>
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Rの夜 49 「男色にまつわる回想 その2 ~ キョウスケさんとのこと ~(前編)」


                           ――たのむ。
                              目をとじていてくれ。

                                  <キョウスケさん>


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Rの夜 48 「男色にまつわる回想 その1 ~ ボーイズ・コレクターの宴 ~」


                    ――若い肌は傲慢だろ。
                       自分がそれをいつか失うということすら
                       わかっていない。
                       無垢っていうのは
                       そういう傲慢さのことだ。
                       そんなことを言うこの私の
                       卑屈さを笑ってもいいんだよ。

                                         <X氏>

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Sの昼 16 「シバタ宅訪問記」

―― 俺の部屋に来て、何事もなく帰れると思ってた?


<シバタさん>





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Sの昼 15 「善意のゆくえ」


   ――いつも弱者の立場に立って活動をすすめていらしたあなたが、
      今回これほどまでに、私たちの活動を拒絶なさるかげには
      何か心にわだかまる悲しい経験や思いがあるのでしょうか。

                        <~~教会婦人部・Nさん>
 

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Rの夜 47 「恋は御法度 その2 ~ 外資系キャリア サキさんのこと ~」


                     ――あなたは怒りを癒して。
                        私は淋しさを癒します。
                        誰に対するものかは
                        お互いの中でわかっているはず。

                                    <サキさん>


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Rの夜 46 「恋は御法度 その1 ~ アッコちゃん、マスミちゃんとのこと ~ 」


               ―― ただで恋愛なんてしないでちょうだいね
                   シロートじゃないんだから。
                   そういうものを全部お金にかえることができて
                   はじめて一人前なのよ。
                   わかった?

                                   <ナツコ社長>

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Sの昼 14 「弥生、そして卯月の桜」


               ―― 花さそふ 嵐の庭の雪ならで 
                        ふりゆくものは 我が身なりけり

                              <入道前太政大臣>

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Rの夜 45 「シリーズ・神経症の女たち ~ いっしょに死のう ~」


                        ―― 私たちが一緒に死んだら
                            きっと、そのナツコさんって人
                            嫉妬してくれるわよ。

                                     <ユリさん>
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Rの夜 44 「シリーズ・神経症の女たち ~ 摂食障害とセックス依存症の狭間 ~」


                        ――何かを取りこんでいたいの。
                           食べ物でも、あなたでも
                           なんでもいいから
                           何かを入れていないと
                           空っぽになっちゃうから

                                     <アケミさん>
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Sの昼 13 「覚え書き」

いま懸命なのは皆おなじ。
でもそこに感情を移入するのはやめよう。

やるべきこと、やるべきでないことを淡々と整理し、それを淡々とこなし、明日の不安を今日に先回りせずに、瞬間瞬間での判断に生きようと思う。

悲しみも恐れも、とりあえず後回しにして、いつかゆっくり味わおう。
今は必要最小限の情報を吟味し、行動の優先順位についてのみ考えよう。

これは俺自身への覚え書きです。
 

俺、いま、すごくシンプルに生きてる。
こんなふうにできるなんて、思わなかった。
なぜもっと早く、こんなふうに――。
やめよう。
今の瞬間のみに生きると決めたのだから。



※コメント欄、開放しておきます。
 非常時シフトが続いており、しばらくレスはできないけど
 ただ休憩所のように開放しておきます。


号外記事  固唾をのんで

見守るしかできません。

今週は、通常通りのブログ更新をする気になれません。

今回の地震で亡くなった たくさんの方、ご家族や身内をなくされた方、その安否すらわからない方
それらの悲しみの前で、無力なまま佇む僕は、もはや祈る気にすらなれません。

僕の勤務する空港は、支援物資や支援人員の発着、重症患者の受け入れの場となります。
その場が機能するよう、僕はただ目の前の仕事をこなします。


命ある方々の、この瞬間の思いの共有を信じます。
命を落とした方々の、恐怖と無念が、死によって癒されたことを信じます。
技術と精神力によって危機が回避され、復興という、はるか遠すぎて気の遠くなるような希望が
いつか実現するであろう、人間の強さを信じます。
祈るのではなく、ひたすら、力の限り、信じます。


                                                               R/S


 



Rの夜 43 「シリーズ・神経症の女たち ~ 復讐の小鬼 ~」


                  ―― 私は、その怒りだけで生きてるの。
                     それを失くしたら、
                     もはやどうしていいかわからないくらい
                     それはもう
                     私の生きる動機になってるの。

                                    <タエコさん>
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Sの昼 12 「如月日記 抜粋」


                        ――詩人たれ。
                           まずは、もっともありふれた
                           細々とした日常において。

                                      <ゲーテ>
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