2007年06月15日

移行のお知らせ

ニューサイト


とりあえず、普段使うであろう部分については作業を終えました。
ので、ブログを移行します。
新しいURLは、http://www.absurd-wings.jp
になります。ブックマークの変更等、お手数ですがよろしく。
mixiのPING設定も、月曜には完全に切り替える予定です。

次回更新からは、新サイトにで行います。
見づらいとか、レイアウト崩れてるとかあれば、優しくご指摘をば。。。

このサイト自体は、過去ログ・画像倉庫として活用していこうかと。

  
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Posted by road_to_harley at 01:16Comments(2)TrackBack(0)サイト更新

2007年06月12日

ホタル再び

ほたる

去年の6月19日に行った、蛍探索。
個人的には、予想以上に楽しい思い出になっている。日も落ちて、藍色に包まれた田んぼの畦道で出会った、小さな蛙や蛇の子。祖父母や親戚の家が地元に集まっているせいで、子供の頃の思い出の中に、こういった体験はないにも関わらず、なにか懐かしい気持ちになれた。
きっと、細胞の端々に古き良き日本の原風景ってのは、遺伝子の記憶として刻まれているんだろう。

というわけで、今年もやります。蛍探索の旅。
実は、『蛍を見る』だけなら近所の公園で養殖が行われているので、そこへ行けば見ることは出来るんだ。都内にも、そういったスポットは意外に多くある。
なぜそこへ行かないのかと言うと、手軽に蛍を見ることが出来るってんで、家族連れやカップルでごった返しているのが目に見えているってのが一番の理由。大阪在住時代、京都の哲学の小径に蛍を見に行った時がそうだった。
住宅街が近いので、外灯は明るいわ、人がガヤガヤしてるわ、家の中からTVの音が聞こえてくるわでムードもなにもあったもんじゃない。
俺が求めてるのは、もっと、違うものなのだ。

前回の探索は非常に理想に近かった。
地元の人に出現情報を訪ね、教えてもらった場所へ向かうと、一匹の蛍がフワッと見えた。まるで導くかのように舞う彼を追い、森へと向かう砂利道を歩いていく。木々に遮られていた視界が開けた途端、数十匹の蛍のランデブー。
『出会う』というのは、まさにコレだ。
いるのが分かっている蛍公園なんぞに行くなんて、ナンセンスじゃないか。

予定としては、23日の朝から遊びに出かけて夕方から探索してきます。
昼間はまた、釣りでもして遊んでもいいんじゃないかね。一泊で遠くまで足を伸ばしてみてもいいかもしれない。去年は千葉、今年はどこへ行こう。

  
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Posted by road_to_harley at 17:26Comments(5)TrackBack(0)

2007年06月07日

デザインが二転三転

リニューアル作業をちょこちょこやってるんですが。
デザインが二転三転してるのですよね。作ってはヤダ、作ってはヤダ。
テメェのセンスを過信でもしているのかと。あのサイトやそのサイトみたいな綺麗で、かつ整理されたデザインが俺にも可能だとでも思っているのかと。思うのですけど、なかなか納得なんてもんは出来るもんじゃないですネ。
いまんとこ、3つ没にしてます。

んー。他にも抱えてるのが幾つか。
釣りチームは、プロの釣り師と、某芸能人が絡んでいるので中途半端なのが作れないのに、ロゴマークが死ぬほどダサいのでモチベーションが沸かない。。。
市内板金屋のサイトも、そろそろ、ちゃんと打ち合わせしたいとこなのだけど、どうもクライアントさんに、「みんな持ってるから俺もやってみようかなぁ」的なノリを感じるのです。更新作業とかさ。ちゃんとやるかなぁ。
あと、O氏らとのフリーワーク受付窓口サイトか。
これが一番楽しそうかな。変わったのが出来そうな気がしないでもない。

うちのサイトのデザインは、決まり次第HTML組んで新ドメインにアップします。
その際、ライブドアブログは捨てて、新しいURL上に新ブログを立ち上げるので、よろしくお願いします。
新しいURLは、
http://www.absurd-wings.jp/
です。いま行っても、な〜んもねぇよ。
  
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Posted by road_to_harley at 00:13Comments(5)TrackBack(0)WEBデザイナー

2007年06月06日

我が心の故郷

うみ

心の故郷、石垣島。
今年も暑い夏がやってきます。内地は、まだ梅雨にも突入しちゃいないが。

悪友O氏は金がなさそう。
相方R嬢は金もないくせに友人らとカンボジアへ行くとか行かないとか。
となると、俺は一人で行く事になりそうだ。
一人で沖縄なんて行って楽しいのかって?
まぁ、一人で行くのと、連れがいるのじゃメリットデメリットありますね。

連れがいれば、話し相手にもなるし、相乗効果で1が10にも20にもなったりする。
んが、いたくもない土産屋で無駄に時間を潰してしまったり、「次なにする?」なんていう無駄な時間もなくなったりするのが独り旅の醍醐味。
考えるの面倒くせぇから、とりあえずアッチ行こうなんて事をしても誰にも怒られないのだ。

んまぁ、現地に知り合いもいるしね。
もしかしたら、実弟と一緒に行くかもしれんし。行きてぇ行きてぇ言ってたからな。
次行くとしたら、アレだな。離島巡りしてぇなぁ。波照間のニシ浜ビーチや、西表の大自然。アラグスク島(新城島)なんていう、なんとも素敵な名前の島もある。

車検が予想以上に金がかかるとはいえ、貯金は食い潰す為にある。
そう、金ならあるんだよ。バッキャロウ。使っても、また一年がんばればいいんだ。
違う職場でな。
辞める時にも行くんだ。石垣。だから、秋には退社を目指します。
厄介な案件複数抱えてるんだ。いいじゃないか!!休んだっていいじゃないか!
代休だって、まだまだあるんだ。使うのは当然の権利じゃないか!!!!!

職場のみんなには、星砂探してきてあげるからさ。

  
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2007年06月04日

あの伝説のバンドが再結成?

X

我が青春の象徴、X japanが再結成するんだとか。
噂ベースでは、Toshiの公式サイトや、週刊誌の片隅やなんかに載っていたんだが、まさかYoshikiが本気で考えているとわ。。。
解散の原因、HIDEの死。実現する事はないんだろうと思ってた。
ファンの反応は「純粋に嬉しい」という声もあれば、「今更ふざけんな!」みたいな声もありますな。
やっぱり。Yoshikiの元には、「再結成なんてしたら殺す」だとか、「再結成しなければ自殺する」なんていう過激な声もあったらしく、軽い気持ちでは考えられずにいたらしい。
もっとも、彼にとってのXってのは、近藤勇にとっての新撰組みたいな、聖域のような存在だったろうし、どのみちビジネス目的みたいなノリで出来る事じゃなかっただろうが。

良くも悪くも、伝説の幻影。どうなるんだか。
メンバーは当時のオリジナルメンバーのTOSHI、PATA、HEATH、YOSHIKIの四人がベースになるらしく、故人であるHIDEのパートはゲストを十数人募る形になるかもしれないとのこと。
俺としては、脱退したTAIJI辺りが来てくれると嬉しいのだけどね。

俺個人の意見は。。。
正直、HIDEのいないXってのは、Xじゃないと思うので。賛成か反対かを問われれば、反対。再結成という形にこだわる必要はないんじゃないかと。イベント的なモノで集まったついでに、ノリで数曲やっちゃうか?!みたいな感じだったら、ベストだったのかなぁと思う。
元々、仲良し幼馴染だったYoshikiとToshiが、こういう形で再び出会って和解出来るのだとすれば、当時を知る人間の一人として、ちょっと嬉しい。

実現したら見に行くかって?
なんだかんだで行きたいねぇ。是非行きたい。
リアルタイムで一度も行けなかったんだから。
でもさ、きっと泣いちゃうぜ。俺。

  
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Posted by road_to_harley at 22:43Comments(0)TrackBack(0)雑記

旅好きな方にお勧めのサイト

マタタビ

前回の記事がなんだか暗い感じになってしまったので、今回は方向転換。
先週見つけた、新しいSNSサイトのご紹介です。

今回見つけたのは、JTB中部の主催する旅系SNSサイト「マタタビ」
SNSサイトってのは、mixiに代表される、「場所は与えてやるから、あとはオマエラで面白おかしくやっちゃってYO!!」的な、ユーザー同士の繋がりが世界を広げていくサービスの事です。
マタタビは、旅が好きなヒトが集まるサイトってとこですね。

旅日記専門サイトって感じになるんでしょうか。
面白いのは、訪れた国や地域が「経験値」として記録されたりするとこですかね。
全世界規模はもちろん、国内県単位でも記録が出来ます。
今度南米を旅するから「南米スペシャリスト」を探して情報収集しよう!だとか、冬の沖縄ってどうなのよ?「沖縄マニア」でも探してみよう!みたいな使い方が出来るってわけです。
旅好きなヒトってのは、コレクターも多いので、次々と塗りつぶされる(訪れた場所の地図には色が塗られる)地図を見てニンマリ出来たりする。

あとはそうですね、日記が良いかもしれない。
mixiや一般的なブログでは、写真と文章のレイアウトはある程度規定があります。
(ブログに限っては、HTMLやCSSでどうにでも出来るんですが)
んが、マタタビの日記作成機能には、これまでと同じタイプのものに加えて、FLASHを使って自由度の高いレイアウトが可能なリッチエディタってのが用意されているんです。
写真の大きさ・角度・色・場所、文章のレイアウトが自由なんです。写真に影をつける等の簡単な加工も可能。自分だけのオリジナリティある日記が作成出来るんですヨ。
これまた、嬉しい。

んが、致命的な弱点がひとつ。。。
俺に優れたデザインが出来る出来ないはいいとして、文句は言えるw
ちょいと、デザインが悪い。レイアウト、情報の優先度が不明瞭、各機能のカテゴリ分けが曖昧等々。。。
フォントのチョイス、フォントサイズの吟味、パーツのクオリティ等、ユーザーとして改善してほしい点がいくつか。全体として、なんだか大味な感じがします。

んでも、サービスとしては面白いのかなぁと。
どうやって収益を得て行くのかってのも興味あるし、これからの展開が非常に楽しみなサービスです。知らない土地や、旅行が好きだ!!ってヒトは是非参加してみて下さいな☆
一応、紹介制って制度があるので、コメントくれれば紹介しまっす。

  
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Posted by road_to_harley at 01:46Comments(4)TrackBack(0)雑記

2007年06月01日

僕を否定すれば世界は破滅する

代休貰って爺様のとこに行ってきた。
検査の結果についての詳しい話が聞けるとのこと。相変わらず、舌の麻痺が取れないようで爺様はまるで喋れん様子で、「駄目だ。通じねぇや。」なんて言いながら笑ってる感じ。
んー。良くはなってるんだろうけども。年齢も年齢だし、回復するには、もう少し時間掛かるのかもしれん。プライドの高い人だから、きっと自分が不甲斐ないと感じてるのだろうなぁ。近所の爺さん仲間の見舞いも、「まだいい。こんな姿見せられん」と拒否してた。相変わらず男前だ。

あさだふぁがで、その後ショップへ渡し忘れた鍵を渡しに。
別に嫌いな店じゃないんだが。どうしてこう、バイク屋のスタッフってのは、あぁなんだろうなぁ。
いつもとは違うスタッフがいたので、「車検でバイク預けたんだけど、鍵渡すの忘れちゃって」と鍵を渡すと、「あ。はい。」のみの返事。
キョトーンと顔を見つめると、キョトーン返し。
じゃぁお願いしますと預けては来たが。
わかってんだかわかってねぇんだか。もう。普通さ、「スタッフの○○から聞いてます。○○さんですね?じゃあ、担当の者に渡しておきます。」程度のやり取りあってもいいんじゃねぇかと俺は思うんだがねぇ。
性質上、丁寧な言葉使えとは言わんし。世間話しようぜとも言わんけども。
いいけどさ。別に。これで、「鍵どうなってます?」なんて電話かけてきた日にゃ。
バイク受け取ってからボロボロに言うぞ。もう。
写真は代車のFTR223。サスがふっかふかで、きんもちわりぃ。

仕事でも、プライベートでもそうなんだけども。
まぁ、あれか。なにか求めてる時点でお門違いなのか。
他人の振り見て我が振り治せば、それでいいのかしらね。

中学生時代からの、ある古い知人が、手首切ったそうだ。
本人からの連絡だったので、ためらいためらい傷程度だとは思うのだけども。
生きてたって良い事ないと思ったんだかなんだか分からんが。
でも死ねないで生きてんだから、出来るだけ楽しく生きてくしかないじゃないか。
何もしてはやれんし。死ねないんだから、楽しく生きてくしかないんじゃないのか。
息抜きに、たまにゃぁ温泉でも行くかと誘ってみた。

もー。フラフラ揺れやがって。
来週末にでも行くかしらね。
い〜い奴だなぁ、俺って。ねぇ?へへへへへ
  
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Posted by road_to_harley at 01:34Comments(6)TrackBack(0)雑記

2007年05月30日

車検で17万って

バイク車検見積もり、最低で17万でした。すっげ。なにそれ。
シャドウ400時代の3倍なんですけども。まぁ、今回はついでにハンドルカスタムするとは言え、ちょっと高いだろう。びびったぜ。
面倒くさいから、「いいや、ついでだし。払いますヨ。」と言い残してきた。
でも、キー渡すの忘れてたぜ。明後日にでも行かなければ。

ハンドルはですね、ライザーを変えようかと。
実際目にしてみないとわからないのだけれども、だいぶ高さが出るのでポジションがかなり楽になるかと。肩こりと疲れも軽減されるかな。現在は2インチで、4倍の8インチを装着予定。不自然にならなきゃいいんだが。
それに伴い、ブレーキホースのメッシュホース化、ウインカーの交換、それらの工賃で6万円也。高いな、アメ車はよ。アホか。アメリカ人はアホか。

シートも替えようと思ってたのに、しばしおあずけかなぁ。
でも、ちょいとチョッパーテイストに向かうカスタムに対して、ただでさえ車体色がバランス悪いと言うのに、バンドランダーシートのスマートさってのは、これまたバランス悪いのだよね。。。
先にシート換えりゃ良かったかなぁ。

代車で借りてきたFTRが軽すぎて怖い。
原チャリと変わらないじゃないか。しかも、かなり遅い。
でもまぁ、これはこれで楽しいのかな?
そのうち、代車の写真ノッケマス。
  
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Posted by road_to_harley at 01:40Comments(12)TrackBack(0)スポーツスターライフ

2007年05月29日

逝去の乱立

会社で、昼休みに捕まえて、僕等(超一部)の心を癒してくれたオタマジャクシが三匹天に召された。
俺が捕まえちまったばかりに、申し訳ねぇことをした。。。
次々にニュースが飛び込む。

ZARDのボーカルの坂井泉水さんが事故死。
楽曲そのものに、それほど興味はなかったのだけれど、好きでした。
なんでしょう。あの西日の似合うような彼女の雰囲気と、歌声。
人気絶頂の頃は、確か中学生くらいだったか。ディストーションで脳内麻薬を大量分泌させた合間合間に、ちょろっと聴くのが好きだった。ファンではない。が、iPodには入っている。
なによりも。
ポニーテールの似合いそうな女性ランキングTOP3に入る人だった。
状況が状況だけに、hideと同じく事故ではなく自殺なんじゃないかという話があちらこちらで立っているらしいが、どうでもいいじゃないか。ファンの気持ちを考えると、ちと苦い。
生の終わり方がどうあれ、重要なのは、もう歌わない、笑わない、話さない事なんだ。
ファンや、周りの人々にとっては、それが全てで、悲しいのだよ。
周りで、明かされるなんぞ決してない彼女の胸の内や、事故の真実やなんかをガタガタ騒ぎ立てるんじゃないよ。無粋だ。

通称ワカメの政治家さん。
俺は卑怯だと思うのだ。彼の場合は。何が真実で、何が真実じゃないかはわからんが、語る事を拒否して自害するだなんて。
多くの人の支援あって得た立場。果たす責任を軽視しすぎだ。
それとも、あれなんだろうか。説明責任とやらを果たした場合、彼にとって死を選ぶ事よりも遥かに苦しく厳しい現実が待ってたんだろか。
なんにせよ、政治家はダメだ。きっと、チェルノブイリよりも絶望的に汚染されてるんだ。

なにはともあれ、皆様の冥福を。
死んでしまったあとくらいは、平和で穏やかな日々が流れる事を祈ります。
生きてるってのは希望でもあって、檻の無い監獄のようなモノなのだろーし。

そう。祖父は、ヤマ場を抜けたようです。良かった。
検査の結果、脳梗塞の痕は見受けられたものの、快方に向かっているらしい。
このまま良くなれば、割と早い段階からリハビリを始めて、退院する時には自分の足で歩いて帰れるかもしれないとのこと。さすが我が爺さん。根性が違う。
ベッドの上でも「俺は大丈夫だ」なんて回らない舌で強がるだけはある。
昭和生まれの半端者とは根本的に出来が違うんだ。
まぁでも、今はゆっくり休んでもらお。

あぁ。ポニーテール。
誰か、素晴らしいポニーテールの在り処を教えてください。
  
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Posted by road_to_harley at 01:34Comments(4)TrackBack(0)雑記

2007年05月28日

いなくならないで

数年ぶりの再会となるポルコ・ロッソの男前具合に改めて痺れたあと、毎週金曜日の恒例行事となりつつある家族麻雀の用意を始めた。「今日は勝つぜ」と意気込み、さ牌に手を伸ばした、その瞬間。
ピンポーンと玄関のベル。時刻は24時過ぎで、誰かが来るわけもない。
展開としては、たった一つしかない。「脳梗塞の祖父の容態の急変」。
ある種の覚悟をして玄関を開けると、当たってほしくなかった予想は完全に的中。祖母が、ただただ慌てていた。
急いで祖父の寝室へ向かうと、顔に大きなアザを作った祖父が必死で立とうと、もがいていた。
麻痺が急激に進行したらしく、うまく喋れない。
救急車を呼び出し、段取りの悪い救急隊員どもに、ダラダラいらん話してないで、さっさと病院に連れていけと冷静なメンバーで喰らいつく。普段から、現実の飲み込みの悪い親父は、こういう時には役に立たない。

20分以上、搬送先の病院を探していた。
主治医のいる隣町の病院には、「ベッドも一杯だし、先生もいない。来られても困る。」と断られた。
ネットでも地元でも、割と評判のいい、大きな病院だ。名前を出してやりたいが、面倒毎も嫌なので書かない。
祖父と祖母は、ここの医師に十数万の心づけを渡している。「一切受け付けません」という張り紙とは裏腹に、主治医(しかも院長)は快く懐に仕舞い込んだんだとか。
良くない風習だし、それで態度変えるような医者なら、見てもらわない方がいい。
あいつらは仕事で人の命に関わっているんだから、余計な金などやらんでもいいのだと言っても、昔の人だから聞いてくれない。「少しの金で、一所懸命になってくれるなら、二十万や三十万くらい、渡すんだよ。」。祖母は言った。
が、そんな思いも空しく、命に関わる緊急時に冷たくあしらわれた。
だから医者なんて連中は嫌いなんだ。担当している患者が生きようが死のうが、高齢化の世の中、患者なんていくらでも代わりがいるんだ。包まれた金を受け取った自らの責任を果たす事が出来ないなら、その金が数千万だろうと数千円だろうと受け取るべきじゃない。俺から見れば、彼らは命を使って換金している、クソ錬金術師どもだ。

運ばれた先の病院の先生からは、重体を宣告された。
三日が第一のヤマ。二週間が第二のヤマ。それを乗り越えても障害が残る可能性は極めて大きいと。
祖父は、これまで病院の世話になんて、なったことがないくらい丈夫だったんだ。
無理するなと止めても、まだ仕事は出来ると働いてた。
人一倍プライドも高いから、情けない姿を人前で出す真似は一切しない男前だ。
それでいて、俺の思い出の中に叱責された覚えがないほど優しい人だ。甘いわけじゃない。悪い事は何が悪いのかを、ゆっくりと教えてくれた。写真と旅が大好きで、俺もまんまと受け継いだ。幼い頃から、綺麗な景色を俺に見せてまわってくれたんだ。俺は、あの人が好きで、あの人が好きなモノが好きだ。
みんなの爺ちゃんもいい爺ちゃんかもしれんが、うちの爺ちゃんには適わん。
あんな、良い爺ちゃん、いないんだ。

まだ早いんじゃ。
どうやって返したらいいか分からないくらい、クソ沢山の恩義があるんだ。
米寿に米祭りやるんだ。卆寿もあるし、白寿もある。
まだまだ生きてもらわないと困るんだ。   
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