リアル内藤 In The Sky -入院手術 右肩リユニオン-

あけましておめでとうございます。
昨年は9月頃から新生FF14に没頭し、一切ブログ等の更新が滞るリルムリボーンな事態に
陥りましたが、FCの皆さまのお陰様でこんなにも立派な姿に



・・・・・・。


それはさておき、去年の11月の爽やかな朝に、出勤の準備をしていたところ、鼻がムズムズ・・・


「ハー・・・・ハ−−−・・ハックショイ!!!」


・・・・・・・???


ぎゃああああああああ!!!!!

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*2005年「スペシャルパッチと課せられた試練」より


(脱臼--)
であった。

余談だが脱臼にも程度により完全脱臼と亜脱臼があり・・・


と、そんな悠長なことを言っている余裕も全くなく、
激痛のあまり、隣室にいたぬんじゃ先生に非常電話をして
タクシーで病院に運ばれる。

脂汗を流しながら唸り声をあげる自分を、医者とお手伝いズの3人がかりで整復(脱臼を元に戻す作業)
する様はまるで2年前に見た出産シーンである。ただし整復には感動シーンは存在せず、
整復が終わるとお手伝いはサッサと帰ってしまうので、どちらかというとFATEに近いかと思われる。

この時の痛みったら尿管クリスタルの発作とほぼ同様の痛み
なので、そのエクストリーム感は一部の方にはお分かりいただけるだろう。



CTとレントゲンを取ったのち、医者の診断は

「複数回脱臼しているので、もう手術でしか治りません

という、注射嫌いの自分にはまるで死の宣告であった。

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普段だったら絶対に手術はいやです!!!!
となるのだが・・・

・外れると地獄の苦しみで即救急搬送
・骨折を伴うと極蛮神化

・超肩が緩いのでリアルララフェルと遊んだ拍子にFATEとなりかねない
・なんか今は内視鏡手術+全身麻酔で最短2泊3日とかで退院できるらしい
・何もしないと再発率90%とかだが、手術すると5%まで下がるとか

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悩みに悩んだ結果、採血も横になってやるくらいの根性なしの自分は

「脱臼の苦しみよりはマシそうなんで手術いたします・・・;;」

という後ろ向きな決意をしたのであった。

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■「入院確定 ○○○病院整形外科」

「肩の状態を詳細に見ますんで、肩に造影剤を入れてMRI撮ります」

肩に造影剤・・・・・・?
おそらく飲み薬ではないことは確かである。

死んだ目で順番を待っていると、来た来た来た順番がアバババもう帰りたいようう!!!

「肩に注射しますんでー」

その一言がつらい。真タイタンで自分だけ先に死んでしまった時よりつらい。

ズブッ・・・・・・あれ・・・・??痛くないお・・・・!!!

【肩に造影剤 痛み1(尿管結石&脱臼を10としてみる。)】

その代わり肩が「内部から」膨らむので変な感覚になる。
戸愚呂・弟で言えば30%くらいの状態。

そのままMRI室へ。アマゾン的な音楽が流れる中、巨大なゾウさんの顔がついたマシン
吸い込まれる。

ジュラシックパーク的な感覚を味わっていると、FPS顔負けの銃声が!!!
MRIの動作音らしい・・・耳栓しても超聞こえるレベル・・・。
非常に狭いトンネルに突っ込まれて、30分もの間AK-47を弾数無制限で撃たれてる
ような状態
なので、人によってはコレがいちばん耐えられんだろう・・・・・・。

閉じ込められてる・・・と考えてしまうと発狂しかねないので、



*似たような取り組み

「僕はいまコールドスリープされて新しい植民惑星を探す旅の最中なんだ!」
という妄想で取り組みましょう。このお陰で僕は中で寝れました。

【MRI 痛み0 うるさい せまい】

MRIの結果により、君の肩の靭帯はもうブレイフロスクだから手術という話になり、
年明けに入院が決定した・・・。

骨にアンカー(モリみたいなやつ)を4発ぶち込み、ワイヤーで千切れた腱を
結びつけるとかいう、アメージングスパイダーマンプレイをワイの狭い肩フィールドで行うそうな・・・。
軽く気が遠くなった。

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■「事前確認 手術前検査」

手術をする前に血液検査が必要らしい・・・・・・
そりゃそうだよね・・・お前の血は何色かもわからんもんね・・(涙

アフン。
【採血 痛み3】

あと全身麻酔をするときは廃機能検査もとい肺機能検査が必要で、
詳細は省くがとにかく限界まで息を吐きまくるという、ゲーマーには未実装な要求
あるため、失神には気をつけたい。

【肺機能検査 痛み0 スポ根を体験】

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■「自由時間 入院初日」

成人式の振り袖姿の若いナオンを横目に、ドナドナの子牛より死んだ目
病院に向かう。FCメンには「俺の右肩、+1にしてくっから!」と余裕を見せた風だが
それもまた死んだ目でタイプしていたことを付け加えたい。

明日には手術・・・絶望的な気分で待っていると。
若いメガネっ子看護師が病室を案内してくれた。おそらくこの一連の流れで
最もマシなひと時であるに違いない。

隣りの個室からボケちゃってる?婆ちゃんの「いたいよぉぉーーいたいよぉぉーー」というソウルボイスが
たまに聞こえる。さらに憂鬱な気分に。

今日は検査も何もないので、自由に過ごしてよいとのこと。


病院で栄養食を食べる羽目にはなったが、本も読めるしテレビも見れるので、
ソウルボイスがBGMになってきた頃には
あれこれ意外と快適なんじゃないの?と思い始めてきた。

フリースペースの本棚に小説があったのでヒマだし借りることにする。
タイトルは「そして父になる。」



「僕にしかできない仕事がある」
『でも父親もあんたにしかできないんやで』



よし仕事辞めて家に帰ろう。(極端

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■「尿管挿入 手術の日」

眼鏡っ子:「若いから睡眠薬いりませんよね?ほとんどの方はもらってませんが。」

自分:「そそそそうっすね、もちろんです。」


・・・・・・・・・2時間しか寝れなかった・・・・・。
最初から素直に貰っておけばよかったのである。
これだから初見は。


入院前日の夜から飲まず食わずになるのだが、今日は全く食えないということになるので
点滴を入れることになる。点滴・・・・・・。

【点滴 痛み4】

太い管入りましたんでーという余計な一言で具合が悪くなる。
@1時間で手術なんだけど、ホントに受けられるのかコレ・・・!!

実家が近いもので両親も見舞いに来たのだが、また母親がいつものごとく
若干天然で

「またお見送りに行くからね・・・!」(天国に・・・?:お見舞いと言いたかったらしい)

「もうまな板の上の鯉なんだから頑張って!」(もうちょっとマシな言い方はないのか・・・?)

という前向きになれそうにない応援をしてくれている。


時間になったので自力で手術室まで・・・。
名前、生年月日、手術する箇所を答え中へ・・・。


Falloutのような手術室ではなく、文字通り、明るい職場です!みたいな部屋でよかった。
しかし、何度も言うが採血で横になるくらいの根性なしなのである。

いま横になってるのは手術台・・・・・。前に見えるのは無影灯・・・ドラマかゲームでしか見たことないよぉぉ
のわぁぁぁぁぁあああああああ。

心電図を付けられるがメチャメチャ心臓がバクバクいっているのが音でよくわかる。
しかもこれからさらなる未体験ゾーン「全身麻酔」である。
どうなっちゃうの自分どうなっちゃうの???
(実際、麻酔が原因で死ぬ人は10万人に1人とも言われていて、しかも家系的に合わない
とかそういう特殊な状況らしいので、通常は心配ないらしい)

酸素マスクを付けられ、点滴に何か別のものが繋がれた。
「これから麻酔が入って眠くなりますのでー」

あ、もうやるの?そうもうやるの?マジでマジでマジで??


このようなギンギンの状態で本当に麻酔がかかるのか???
と不安に思った瞬間・・・・・・・・身体全体にヘヴィがかかり・・・・・・思考と身体が重くなり

そのまま何かに引きずり落とされるように意識がなくなった・・・・・・と思われる・・・

意識の強制シャットダウン・・・・・・・。
眠気がない寝落ちのような・・・・・・・





何か夢を見た・・・・・

内容は覚えてないけど久々に夢を・・・・・・





「・・・・・・・・終わりましたよー」



ハッ!!!!!



寝起きの重さのまま、目覚める。
口の中に何かが詰められている・・・それが取り出されてちょっとオエッとなる。
(呼吸確保のための管と思われる。筋弛緩剤が入るため、人工呼吸が必要らしい。)

おしっこに行きたいような・・・でもオムツをしているはずだし・・・まぁいいか・・・

右肩は専用の器具で固められている・・・肩から先が全く感覚がないが
意外と痛みもほとんどない・・・。ただ、身体が重いのとのどがカラカラで
おしっこに行きたいくらいなものだ・・・。本当に寝てる間に終わったんだ・・・。

【呼吸のための管を抜く 痛み0 ちょっと気持ち悪い】
【手術した肩の痛み 痛み2 ほとんど痛みなし】


ぼんやりとした意識のまま自分の病室へ。
酸素マスクをしたまま3時間程度このままの状態で待つようだ。

30分ごとに看護師が状態を見に来た。
時間の感覚が曖昧になっている・・・。



まだおしっこにいきたいような・・・

「これ・・・トイレって・・・・・・」


『おしっこの管が入ってますのでそのままして結構ですよー』

『おしっこの管が入ってますのでそのままして結構ですよー』


『おしっこの管が入って』


『おしっこの管』




この感覚(お○○○の中ほどまで何か入っている・・・?)は、やっぱり
管が入ってるんですねえええーえーーーーーえええええ(涙目
いつの間にいいいいい!!!??

「おしっこの管が入っている」

この入院中で一番ショックだった出来事である。意識消滅時に入れられてたので
痛みは全かったのだが・・・・・・。



尿管クリスタルの時も一方通行を守っていたのに(涙目


ショックではあったが、全体的に痛みはほとんどない。麻酔ってすごい・・・。
しかも不思議なことに、おしっこしている気はないのに尿意が無くなっていく。
おしっこの管すごい(涙目



30分おきにやってくる男性看護師と、看護師の金○がテニスボール大に腫れた時などの、
和やかな話
に花が咲きかけた頃・・・

「では3時間たったので、酸素マスクと、おしっこの管抜きましょうか!」


「おしっこの管を抜く・・・」

また気が遠くなりそうな案件・・・。行きはよいよい(寝てたので)帰りはこわい(起きてるので)である。

「ちょっと気持ち悪いですが」

言った瞬間、ズルズルズルズルと引き出される何か!!!思ったより長いいいいい!!!


【おしっこの管を抜く 痛み3 思ったより痛くはないが、感覚が気持ち悪い】


今日はこのままメシも出ないので、水のみで終わり・・・右肩の麻酔が切れるのを待っていると
夜になった・・・。


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夜になると麻酔が切れて、感覚が戻ってきたが、骨がきしむような痛みが出てきた・・・。

【手術した肩 痛み7 ギリギリ耐えられなくはないが寝れるほどではない】


おしっこに自力で行けるようになったので、おしっこを・・・



ぎゃああああああああああ!!!!


【管を抜いた後、初回のおしっこ 痛み7 思わず呻いてしまう】

意外な伏兵が待っていた。一方通行を取り戻したマイ尿ロードは、いつの間にか尿のphに
耐えられなくなっていた
のである。尿管クリスタルの最終形態(クリスタルが尿管から出ていく)
時を思い出す痛み。

シオシオとベットに横たわったものの、骨を締め付けられるような鈍い痛みで眠れない。
痛み止めを・・・ということで看護師さんを呼ぶことに。


今夜の担当は初日に病室を案内してくれた、小柄な眼鏡っ子の人だった。

「痛み止めは筋肉注射と座薬がありますけど」

もうこれ以上痛いのはいやだ、座薬で・・・

『ざ、座薬でオナシャス・・・』

「座薬だと・・・私が入れることになりますけど・・・?」

・・・おっさんのダーティーなアスホールを晒すのはさすがに恥ずかしい・・・。
き・・・筋肉注射で・・・・・。



「・・・それでは注射しますねー」

『ちょ、ちょっと待ってつかーさい!!た、たしか筋肉注射っていたいんですよね・・・?』

「ま、まぁ座薬よりは・・・」

『・・・・・・・・・やっぱり座薬でお願いします・・・;;』

いいおっさんが注射直前で怖れをなして座薬に変更・・・・・・。
情けない実に情けない。こんなことなら正々堂々、最初から座薬で勝負すればよかったのだ。

そんなヘタレ野郎にも嫌な顔せず、すみません私がちゃんと聞けばよかったですね!とか
快く引き受けてくれる看護師さんはエンジェル以外の何物でもない。


「では入れますねー」

『ハ、ハイッ!!!!』

・・・・・・ズドーーーーゥゥム!!スポッック!!


す、すごい・・・プロがやると痛くないどころか、剛速球を尻に投げ込んで
ストライクを取ったような感じ・・・・・・。

14で言えばシールドロブのような華麗さ・・・。(*戻っては来ません)

15分もすると痛みが引いて眠気がやってきた。
ありがとう天使・・・・・・。

【座薬 痛み0 その華麗なピッチングに感嘆する】

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■「動物消失 手術翌日」

朝になると昨日のエンジェルがやってきて、残念なお知らせがあると言われる。

「採血をしなければいけないんですが・・・内藤さんは右腕が固定されていて、左腕は点滴
しているので、・・・足からになります!」




採血・・・私は足から!(涙目


ええええええええそれはいやだーーけど選択の余地なし。

ズブリ・・・あれ・・・出ませんね・・・すいませんもう一回!・・・うーん・・・。

あぎゃーーーああああ・・・。

【足からの採血 痛み4 普通の採血よりリトル痛め。でも採れませんでした・・・。】


「仕方ないですね・・・では点滴していない血管からやりましょう!」

そんなセレクションもあるんだってアフーーーン!

【ノーマル採血 痛み3 諦めの境地】


そんなこんなで点滴も取れまして、右肩の痛みも(動かさなければ)落ち着いてきた。
メシも通常に戻り、動けるようになってきたぞ・・・!内視鏡手術ってすごい!

【点滴を抜く 痛み1 へっちゃら】


お掃除のおばちゃんが「この病院には亀がいるのよー」なんてこと
言ってたので、ぬんじゃ先生とララフェルを連れて見に行く。

確かに病院の中庭にミッシリとデカイ亀が詰まっている・・・・・・。


でも自分がこの病院をググってみた時はワラビーもいる(病院に!)って書いてあったんだけどなー。
亀がいる奥のスペースにはいないようだけど・・・。

帰りにまた掃除のおばちゃんに会ったので聞いてみた。

「えぇ・・・ちょっと前まではワラビーいたんですけどね・・・。やっぱり素人・・・だから・・・ね!
お母さんの袋の中から子供が顔をのぞかせたりもしてたんだけどね・・・・・・」





*お星さまになったんや・・・

そんな話は聞きたくなかったアアァァ−−ッ!!!!


悲しみのワラビー跡地を後にした我々は低いテンションで、また明日・・・と別れた。


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■「無事退院 手術翌々日」

ワラビー事件以後は特に痛いこともなく、翌日無事退院となった。
腕はしばらく24時間固定されているものの、このようにキーボードは打てるしゲームもできる。
(退院した日にクリタワ行きました。)

これから半年のクエスト(リハビリ)を経て、右肩がレリック+1となる予定。
それにしても全身麻酔で3泊4日で退院できるってのはスゴイ話である。

採血すら怖い自分が手術なんて・・・と思ってたが、
尿管クリスタルの発作と脱臼を超えるしんどさではないということがわかった。
(もちろんモノによるだろうけど・・・)

皆さんもレッツ手術!

そんなこんなで本年もよろしくおねがいいたします。