2013年06月

2013年06月30日

ぶらり河原町

スカッと晴れた夏日の土曜日、一人で京都へ行ってきました。
京都南座で行われる長唄の会に、中学時代の同級生が出演することになったからです。

小~高までの12年間の学院生活の中の、中学3年間だけ同じ学校で時間を共有したYちゃん。でもご縁あって、今日まで途切れずにお付き合いが続いてきました。
よく考えたらその3年間ですら、同じクラスになったことなかったような気がする(^_^;)
しょっちゅう会うわけではないけれど、共通の友達もいて、折に触れて連絡しあう・・・そんな感じ?

彼女は中学生の頃からキリッとしていて、ぽやっとした私からすると「Yちゃん格好いいな~」よ思う存在でした。理系科目が壊滅的だった私からすれば、理系が得意でそっち方面に進学した点も、「すごいな~」って感心したし。
彼女は20年来、趣味として長唄を続けていて、現在は名取。
いつもはうちの近所にある国立文楽劇場にて会が催されますが、ここ数年は娘ちゃんの受験やらと重なって、せっかくお誘い頂いても行けないということが続き、残念に思っていました。

それが今年は例年より大きな会で、京都南座で開催とのこと。
是非とも万障繰り合わせて駆けつけなきゃ!
と私が張り切ってどうすんねん(笑)ですが・・・。


Yちゃんの出番は13時と15時にあるそうなので、お昼前から京都に行って、朝の内にお墓参りもしちゃおうと計画。
父をはじめ、親族の殆どが眠る菩提寺は、河原町の繁華街の中にありますから、京都に遊びに行ったついでにフラッと手を合わせに行けるのです。
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「ごめんくださ~い」
とお寺の門をくぐると、超普段着の和尚さんが笑顔で出迎えて下さいました。
父のお墓と、その正面に位置する母の実家のお墓(お祖父ちゃんやお祖母ちゃん、伯父が眠っています)にお花を供えて、略式にお参り。

そう、私の父は、自分の妻の実家一族の菩提寺に、自分のお墓を用意していたのです。
このことを知ると、ちょっとびっくりされる方が多いです。
他にも、母の実家一族のお墓が9基ほどあって、順番に手だけ合わせてお参して回りました。
とても古いお寺なので、中には「〇〇屋△兵衛」さんなど、江戸時代の方?と思われるような墓標もあり、拝見してるだけでタイムスリップ気分も味わえるお得な(?)お寺なんですよ(笑)


お墓詣りを済ませたら、河原町のお店をぶらぶら冷かして、お昼ご飯タイム。
京都通の母に、一人ランチのオススメ店をリサーチしていたので、迷わずそのお店へ直行。

「志る幸」
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小さな店内は独特の座席配置で、カウンターが二重になったような感じ。
全員が横並びに座るようになっています。
1品や丼のメニューもありますが、ここは定番の利久弁当としたものでしょう。
扇形に型押しされたかやく御飯を取り囲むように配置された、蕗・柚子豆腐・焼き魚・鶏・芥子合え。それに京風の白味噌仕立のお味噌汁が付きます。
お味噌汁の具は基本お豆腐ですが、沢山ある具材リストの中から指定することもできるので、私はなめこを選びました。

アッサリしたおかずの品ぞろえに、物足りないかも?と思いますが、頂いてみると案外お腹いっぱいになって満足感がありますよ(*^_^*)
ふと壁を見ると「古高俊太郎」の文字が目に飛び込んできました。
古高なにがしと言えば、勤王志士で、新撰組に捕えられて恐ろしい拷問にあったという人。
幕末好きの私、お店の人の許可を頂いて思わずシャッターを切ってしまいました。

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京都って、思いがけずこんな歴史スポットに遭遇するから面白い。
お腹が膨れたので、八坂さん方面まで腹ごなしに歩き、こちらに来たらつい足が向かっちゃう「AYANOKOUJI」へ行きました。
最近、京都土産としてガマグチを扱ったお店がよく出店されてますが、多分このお店が元祖じゃないかしら・・と私は思ってます。
職人技と、和の色彩で、デザイン自体は現代風。
行くたびに少しずつ増えて行った私のガマグチシリーズ、今回は夏限定の麻混素材のテキスタイルを使ったハンドバッグを購入してしまいました。
今までは、ポーチ、スマホケース、ウォークマンケース、フック付きポーチ・・と小物ばかり購入していたのですが、白地に紺の大きなドット柄のハンドバッグに一目ぼれしてしまって。
この夏、ヘビロテ間違いなしです。



そろそろ時間も良い頃合い、南座に向かいます。って言っても、あっという間に到着する距離なんですけどね(^_^;)
南座正面玄関はすごい人だかり・・・
全国大会とのことで、出演者も多く、都合観客も多い。
川端通りの楽屋口へ回ってみますが、こちらも関係者でいっぱい・・・
仕方なく楽屋見舞いの品を関係者の方に託して、お席を探しに中に入りました。客席も当然満員でしたが、なんとか2階の桟敷席をゲットして、Yちゃんの顔がしっかり見えるところで鑑賞することができました。

黒字に粋に「欣」と染め抜いた紋付を揃えた名取の方々の中央にYちゃんがいて、その格好いいことと言ったら(*^_^*)
綺麗に結い上げた髪は色っぽいし、貫禄もあってまるで太地喜和子のよう・・・♪
しばし古典芸能の世界に浸り、Yちゃんの出番をしっかり目に焼き付けて南座を後にしました。

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南座まで行ったら、実は私には寄り道したいお店がありました。
以前から行ってみたかったけど機会がなかったお店。鍵善プロデュースの「ZEN  CAFE」です。
南座のすぐ裏手にあるし、「ええ~、パフェがいい」とか文句を言う娘ちゃんもいない。
行くなら・・・「今でしょ!」
場所はすぐ分かったのですが、入るのに一瞬躊躇するほどのシンプルを極めたオサレ~な外観。さすがZEN?(笑)
中も噂にたがわずオサレ。
お客さん達もオサレ。
食器も、インテリアも、置いてある本も・・・オサレ(爆)

偶にはこんなオサレ空間でオサレなフリするのも一興か?!と流れる汗を拭きまくり、本日のお菓子と玉露のセットを戴きました。

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娘ちゃんへのお土産は、鴨サブレ。
これいいの?と目を疑いましたが、ついクスっと笑っちゃうそのネーミングに惹かれて・・・
娘ちゃんも案の定ウケてくれましたし、正解?

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そんな訳で、一人京都の半日、充実。



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2013年06月27日

ミニ同窓会

今月はシルクやライヴの予定があったり、お友達との約束も複数あって、なんだか忙しいながらも楽しい6月でした。
勿論、仕事もしてますよ~(笑)


昨日は久しぶりにマロンさんとランチの約束がありました。
マロンさんのことは以前もブログで紹介したと思いますが、娘ちゃんの小学校時代のPTA役員仲間です。
娘ちゃんよりひとつ上の女の子と、娘ちゃんよりひとつ下の男の子のママ。


そして、女の子の方・Aちゃんは娘ちゃんにとっては中学の先輩にもあたります。
同じ小学校から、今の中学に進学した同級生はいないので、学年は違うものの貴重な同窓生ということになります。
しかも、娘ちゃんの中1の時の担任の先生はAちゃんにとっても中1の時の担任の先生という共通点もあり、入学してからもAちゃんは娘ちゃんを気にかけてくれていた模様。
学校ですれ違う時などに、「娘ちゃ~ん(*・ω・)ノ」と声を掛けてくれる・・と娘ちゃんから聞いていました。
ところが、部活に入ってからの娘ちゃんは、先輩の洗礼を受け、上級生にはキチンとした挨拶必須、当然敬語、と教え込まれたものですから、今まで気安く喋っていたAちゃんに対しても部活の先輩に対する接し方と同じようになったらしいのです。

「なんだか娘ちゃん、最近よそよそしいから、見かけても声かけるのんやめてるねん・・・」とAちゃんが言っていたとマロンさんから聞いて、そんなことになっていたと寝耳に水の私はびっくり。
(゚∇゚ ;)エッ!?
娘ちゃんは全くそんなつもりないということを説明して、マロンさんも納得、お互い帰宅後、娘達に説明して誤解が解けました。
それにしても、娘ちゃんの不器用なことよ・・・トホホ(´・ω・`)
Aちゃんには申し訳なかったです。



ランチは心斎橋の老舗ビストロ、ビストロ ダ アンジュへ。
ランチコースの種類が多いお店ですが、私達は前菜・メイン・デザートのパリコース¥1500を選びました。
お料理も全て、数種類あるメニューから選べます。
私は、前菜はパイ包み、メインはポークソテーの柚子胡椒風味、デザートはブランマンジェにしました。

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デザートも6種類くらいから選べるのでめっちゃ迷いましたととも!
ブランマンジェにはオレンジの酸味のはっきりしたソースがかかっていて、爽やかに頂きました♪
マロンさんが選んだミルフィーユのアイスクリーム添えも美味しそうだったなぁ。

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マロンさんも、とってもノリが合うというか、お話の弾む素敵な人で、ご一緒する時はとても楽しいのですが、今回は今まで知らなかった共通の話題が沢山あることが分かって、お店に迷惑な程に盛り上がって長居してしまいました。
お店の方、ゴメンナサイm(__)m
でも、嫌な顔を見せず、笑顔で送り出して下さって、素晴らしいスタッフさん達だなぁと思いました。さすが、外食激戦地で長年愛されてるお店です。
また、使わせていただこう。お店には迷惑な客かもしれないけど(爆)



共通の話題とは、まずはTDR。
お互い、娘も含め、かなりのディズニーランド好きということが分かったのです。
それと、娘達が嵐ファンというのも同じ。しかも翔ちゃん担当。
Aちゃんは先日「図書館戦争」を観て、准くんの素晴らしさにも開眼したというから頼もしい(笑)


娘ちゃんの学校はミッション系なので、期末テストには「聖書」という科目があってペーパーテストが行われます。
それに加えて、個人的に教会へ行って感想を書いたミニノートを提出すると、平常点が上がるのですが、強制ではないので娘ちゃんは行ったことがありませんでした。
自宅から徒歩5分圏内に教会があるのですが、やはり一人で突然行くには敷居が高いらしく、平常点は欲しいものの勇気が出なかったのです。
Aちゃんは時々その教会に行ってるので、良かったら一緒に行ったら?とマロンさんからお誘い頂き、帰宅後娘ちゃんに訊くと「行く行く!」と乗り気。

今度の日曜は試験前で部活もないし、娘ちゃんの教会デビューの日となる予定です。
娘ちゃんはAちゃんが一緒に教会に行ってくれるのも嬉しいし、何より嵐の話が出来るのが嬉しくてたまらない様子(^_^;)

Aちゃんがドン引きしないことを祈ります(笑)


中学に入って、同学年のママ達にもお友達と呼べる方、顔見知り程度にお付き合いさせていただける方、とお知り合いが増えましたが、学年が進むにつれ、それが増えるかと言うとそうでもありません。
入学当初は、お友達を作りたいオーラの出ているママも多いですが、1年も経つとそれなりに皆さん交友関係が出来上がってますから、娘たちが親しくなったとて自動的に親も・・ということにはなりません。
そんな訳で、1年生のクラスの交友を継続したいと思われる方が自然多くなり、来月お食事会をすることになりました。
幹事はその時のクラス役員のHさん。
Hさんからお店の手配を依頼され、サンゲンでお願いすることにしました。
16人もの方が参加されることになって嬉しい驚きです。
お料理が美味しいことは、もう保証済みのお店ですから、大船に乗った気分?



そんな母親たちの娘ですから、考えることは同じ?
昨日の放課後、娘ちゃん達も1年生のクラスメートで同窓会を開いたのです。
教室を一つ借りて、一人300円の会費でお菓子、ジュース、ビンゴゲーム・・・
元担任の先生も招待して、「面白かったのなんの!」と上機嫌で帰宅してきました。
実は来週から期末テストが始まるので、そんな悠長なことやってる場合じゃないのですが、試験1週間前になると一斉に部活が休みになるため、みんなが揃うのがこの期間しかないのです。
まあ、強制参加ではありませんから、試験勉強優先の子は出席しなかったそうですが、約2時間程度ぱ~っと盛り上がって、帰宅後気持ちを切り替えて試験勉強・・というのも良いかもしれない、と思って参加を許可しました。

今、娘ちゃんの仲間うちでは、マカンコウサッポウという写真を撮るのが流行ってます。
一人が技をかけているように見える写真なんですが、このミニ同窓会でも撮影してきました。
先生がシャッター切って下さったそうです。

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なんか、ホントに学校生活が楽しそうで羨ましいくらい。
思い切り遊んで、思い切り部活して、そしてやっぱり思い切り勉強して欲しい(笑)

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2013年06月23日

フリー参観

土曜日はフリー参観に行ってきました。
前日の夜はCKBのライヴだったわけですから、家でゆっくりしたいところでしたが、学校行事は出来るだけ行くようにしてるので、2時間目くらいから行く決心をしました。
その点フリー参観なんで好きな時に行って、好きな時に帰れるので良かった・・・
ライヴの疲れを癒すべく、スリムウォークを履いて寝たので足の疲れも思ったより軽減されていましたし(・∀・)つ

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コレ、お勧めです。夏向けで肌触りもサラッとしているし、足指を思い切り広げられるので外反母趾気味の私にはぴったり。脱いだ後は歯石を取ってもらった後の歯間みたいに、足指の間がすっきりして、丸まった足指もスッと伸びています。



土曜日の2時間目は地理。
授業を覗いてみると、日本の雇用形態の変化みたいなことの説明が繰り広げられていて、大卒でも就職難で、ネットカフェ難民のような状況に陥った若者が増えている・・・というような話。
これ、地理?
地図は一切出てきませんでした(*_*)
授業の後半15分くらいは、いつも参考映像を流すらしく、この日はニュースZEROのVTR。
授業にでてきた例と同じ、大卒の女性で新卒で就職を逃し、フリーターになったもののバイトが途切れて家賃が払えなくなり、日雇いの派遣業を探しながらネットカフェで生活するという人の取材でした。
なかなかに暗い話(^_^;)


2時間目が終わるや否や、「もう帰っていいよ、3時間目は理科Ⅱでしょうむないし。」と私を帰らそうとする娘ちゃん。昨日は「参観、来てや。2時間目の地理がいいと思う。」としきりに来て欲しがっていたくせに。なんと勝手な。
少し教室から離れて友人と話してしたのですが、フッと教室を振り返ると、そこには早弁中の娘ちゃんの姿が!
そうか、早弁を見られたくないから帰らそうとしていたのか~
とは言え、娘ちゃんの学校では休み時間の飲食に関し、特に規則はないとのこと、行儀の悪さだけは一応注意しておきましたが、一切聞く耳無し(・ε・)ムー

3時間目は理科Ⅱ。
何やら血液関係の授業でしたが、特に変わったこともなく、他のクラスの授業をさっと見学して帰ることにしました。


娘ちゃんの話を聞いていると、この学校は副教科の授業が面白そうなので、副教科のある日にフリー参観があるといいのになぁ。
美術では、赤・青・黄・黒・白の5色の絵の具しか与えられないので、その中で色を混ぜて作品を完成させないといけないというのが面白いと思います。
技術では、先日充電器を作ってきました。
ホントに役立ちそうな使える作品です。技術の先生が結構な発明家なので、2学期にはその充電器に更に手を加える予定とのこと。どんなことになるか楽しみ。
家庭科では2学期に浴衣を制作予定。
娘ちゃんの裁縫の実力を知るものとしは、これはちょっと怖い(笑)
着られるレベルの物ができあがるといいんですが(^_^;)


先週、奈良に行っていつものお友達と会ってきました。
なかなか予定が合わなくて、人数は集まらなかったのだけど、大好きなMIA`S  BREADで半日ゆっくりまったり過ごしてきました。

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手作りパンのお店ですが、イートインスペースが充実しているのです。
お店の中にも少しテーブルとイスがあるのですが、小さな小屋が2つあって、予約しておくと部屋代なしで何時間も過ごせるのです。
自宅感覚で寛げるひと時♪

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そしてパンの美味しいことと言ったら。
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オリジナルのサンドセットは海苔や豆腐などおよそサンドイッチの食材にはならないものを具材に作られています。あっさりしてるのにしっかりお腹いっぱいになるので不思議。
男の人には物足りないかもしれないけど、女性には大人気。
スコーンもサクっとして、中は少ししっとり。


このメンバーが集まると、現在の話から昔の話と幅広く話しのネタが尽きません。
娘ちゃんの幼かった頃のことを思い出しながら電車に揺られて帰りました。

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2013年06月22日

クレイジーケンバンド2013

この季節がやってきました。

毎年、6/20前後に大阪のライブハウスにやってくるクレイジーケンバンド。
そう、6/20は旦那さん(とエドワード(笑))の誕生日。
誕生日プレゼントとしてチケットを取って、二人で出かけるのが恒例となっています。

今年はうっかりしていて、先行予約の時期を逃してしまい、チケットの購入が遅れてしまい、入場順も遅め・・・。
最前列で見ようなんて気はないので、別に構わないっちゃあ構わないのですが、今年の私には野望がありました(オオゲサ)



CKBには「昼顔」という曲がありまして、その歌詞には♪奥さんのためならぁ~というワンフレーズがあります。
ライヴでは、会場の女性が選ばれて名前を訊かれ、♪〇〇のためならぁ~と歌詞に名前を当てはめて歌ってもらえるのが恒例となっています。
昨年は、パートナーの男性に肩車をしてもらってアピールした女性が選ばれて、「来年は私も肩車して~(*^_^*)」と旦那さんに冗談で頼んだら、「殺す気か」と即却下されたことは、昨年のブログに記しましたね(笑)


さて、どうやって剣さんに選んでもらうべくアピールするか・・
考えていたら、娘ちゃんが「そんなん、ウチワ作ったらいいやん」とナイスアイディーア(笑)

ジャニーズファンの必需品、ウチワ。
コンサート会場では、お目当ての人の写真入りウチワを売っていますが、それはそれとして購入するものの、オリジナルのウチワを作って持参する人も一杯います。
ウチワに、して欲しいファンサービスなどのメッセージを記してアピールすると、運が良ければ望みのファンサービスをしてもらうことが出来るかもしれないからです。



心斎橋にあるジャニーズショップの側には、そのウチワを作るための材料を揃えた専門店があります。
ジャニーズのコンサートでは持ち込んで良いウチワのサイズも決まっているので、そのサイズのウチワと、そこに手軽に貼れる文字のシールが売っているお店です。
ジャニーズのタレントの名前の漢字のシールが全て揃っているのがスゴイ。何ていうか、目的が物凄く集約されたお店っていうか。
准や潤など、ジュンでもちゃんとアノ人の字があるわけです。

また「投げチューして」や「ウインクして」などのファンサービスを求める文字はセットになって売っています。字体や大きさも数種類揃っていて、思うままに、しかもお手軽に、オリジナルウチワを作成できるのです。


そうか・・・確かにCKBのライブにこんなウチワを持ってきている人は未だ見たことない。
大抵、CKBのタオルを振るとか、振り付けを真似るとか、そういう人ばかり。
だって、年齢層高いし、客層がジャニーズと全く違うもんね(笑)
そんな中、ジャニーズ仕様のウチワを持っていたら、目を引くかも♪
と思い、娘ちゃんに手伝ってもらってウチワを作って、持って行ったのです。
ま、残念ながら「剣」て漢字のシールは売って無かったですが、剣さんはジャニーズじゃないので仕方なし(笑)


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遅い入場順だったものの、結構前方のポジションを確保。
最前列から10列目までの位置だったと思います。
旦那さんは、音楽もさることながら、CKBの紅一点菅原愛子ちゃん(コーラス)の姿を拝むのを楽しみにしていたのですが、なんと愛ちゃんは8月に出産を控えて産休中。残念でした(爆)

しかしながら、ライヴは今年も最高の盛り上がりでした。
CKBは15周年、曲数も多く、知らない曲もあるのですが、知らない曲でも楽しめるバンドです。
剣さんのヴォーカルやパフォーマンスも最高ですが、バンドのメンバーのレベルの高さも魅力の一つ。みんな上手いだけでなく個性的でキャラがたっているし、とっても楽しい!!

MCでは大阪のマニアックな地名連発で(十三とか若江岩田とか)、大うけ。
剣さん、なんでこんなに詳しいねん!(笑)


とまあ、思い切り楽しみつつ、客席にライトが当たるたびにウチワをアピールする私(爆)
曲の最中はウチワを胸元でタンバリン替わりに叩いたりしてましたが、剣さんがこっちを向くと目の下あたりまで引き上げて固定したりして(笑)
ウチワは両面シールを貼って、片面は「ケンサンLOVE」、もう片面は「ゆび指して YORIデス」のメッセージ。

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ライヴ前半は主に「ケンサンLOVE」を表にして、「ウチワ持ってる子いるな」くらいに気付いてもらえるよう狙っていました。
そして「昼顔」の曲になったら一気に「ゆび指して YORIデス」を表にもってくる作戦です。


ところが後半に差し掛かって、どうやら今夜は「昼顔」をやりそうにない・・・という予感がし始めました(´・ω・`)
特に調べてなかったんだけど、なんかそれまでのセットリストで、そういう気配って感じられるんですよね。
で、もう作戦無視して、「ゆび指して YORIデス」を剣さんに気付いてもらうべく表にして降り続けました。
絶対見てはもらえた・・という確信はありました。
でも、声を掛けてもらうタイミングが訪れるかどうか・・・。

1度目のアンコールが終わり、ああもう「昼顔」は100%ないなと、それは諦めました。
ダブルアンコールで「ガールフレンド」
これにて、今夜は最後の最後。
あ~ウチワの効果なかったか・・・と思ったその時!!


下手に向かって、今にも退場しようとしかけた剣さんが、一瞬「ああ」と思い出したように立ち止まり、すっと私を指差して、あのいい声で「YORI」と呼びかけて去っていったのです!!!(T_T)/~~~

最後の最後にやってくれた。
剣さん、ありがとう!!めっちゃ嬉しい(* ̄∇ ̄*)エヘヘ


ウチワのアイディアを出してくれた娘ちゃんにも感謝。
「来年からウチワ持ってくる人増えるかもしれへんで( ̄ー ̄)ニヤリッ」と旦那さん。








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2013年06月17日

マイケル・ジャクソン ザ イモータル ワールドツアー

「彼」が、そこにいる━


そう銘打たれた、シルク ドゥ ソレイユの「イモータル」はマイケル・ジャクソンとのコラボレーションがテーマです。IMMOTAL=不死。マイケルは死んでいない、ここにいます、シルクからのそういうメッセージを、マイケルファンはどう受け止めるのでしょうか。

「彼」がそこにいる、と感じられたか。それとも逆に「彼」の不在が感じられたか・・・




激務のTENさんと同行することになっていたこの公演。
やはり、TENさんの仕事のスケジュールが大変なことになっていて、最後までハラハラだったのですが、めでたく無事2人そろって鑑賞することができました。
大阪城ホールの前の広場ではグッズ販売と、スポンサーのダイハツの車の展示があり、大変な賑わい。
でも、直射日光のあまりの激しさにパンフレットだけ購入して、そそくさと会場に避難しました。

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でも、ダイハツの車の写真は一応押さえときました(笑)


思った通り、マイケルコスプレ率は高く、グループで同じコスに身をつつんでいたり、マイケルコスの少年を連れたお母さんがドヤ顔で歩いていたり(スゴクかわゆいから、ドヤ顔になるのも納得)、リッチそうなおばさまがビリージーン風コスをしていたり・・・そんなのを見ているだけで気分が上がります。



いままでに私が行ったことのあるシルクの公演は「コルテオ」だけ。
専用のテントで行われた「コルテオ」に比べると会場が広く、その分舞台が遠く、小さく感じられます。一体どんな演出なんだろう。あまり前情報を入れていなかったので、想像がつきません。
アリーナ前方にはVIP席があるのですが、どの辺りまでがVIP席で、どの辺りからが通常のアリーナ席かが分かりません。
どちらにせよ、傾斜のないアリーナの中央~後方はパフォーマンスが見えにくいのではないかな?と思いました。
私達の席はスタンドのS席。
舞台からは多少離れていますが、俯瞰できるポジションです。
TENさんは仕事から直行でお疲れだし、私も踵の高いサンダルを履いてきていたので、前方で張り切って盛り上がる気持ちはなく、スタンドで見守る席で丁度良かったのかもしれません。


私の認識が確かならば、日本公演は大阪にて終了したようですので、ネタバレありで感想を綴りたいと思いますので、ご注意くださいませ。





全身真っ白のキラキラ衣装を着たパフォーマー。

狂言回しのような、観客の代表のような、この彼が全編を引っ張っていくようです。
幕が開いてしばらくは、ワクワクしながらも、何だか小さいな・・と感じながら見ていました。
でも、REMEMBER THE TIME のメロディーにのって、白いパフォーマーが時間を巻き戻し、マイケルの人生も早回しで巻戻ると、一気に世界が広がり、いよいよマイケルの半生をショウへ昇華した「イモータル」が本格的に始まりました。

なんか私、この辺りから泣いてました(爆)



マイケルの音楽とシルクのパフォーマンス。
どのようにコラボするのか。
マイケルのファン以外も楽しめるのか。
色々疑問はありました。
マイケルのファンでなくとも楽しめるような気もしますし、シルクには興味ないけどマイケルのファンって人も楽しめると思いますが、本来のシルクらしいシルクの公演が好きやねん!って人にはどうかな?と感じました。

マイケルのコンサートやPVを模したようなステージングに、マイケルの曲を使ったシルクのアクロバットのコーナーが時折挟み込まれている構成なため、アクロバット中心に楽しみたい人には中途半端に感じたかもしれません。

私はシルクのパフォーマンスもそれなりに楽しんだのですが、やはりバックの大きなスクリーンにマイケルの映像が映し出されると、どうしても目がそこに吸い寄せられてしまい、目の前で素晴らしいパフォーマンスをしてくれているシルクの人達にはちょっと申し訳なかったかも。
それにつけてもマイケルの凄さよ。
世界でも最高レベルのパフォーマーによる生のステージより、何十年も前の映像の方に惹きつけられてしまうのですから。
ある意味、大きいホールの大画面でただただマイケルの映像を流す、そんな公演でもマイケルのファンは満足できるのかもしれません。だからTHIS IS ITがあんなにヒットしたのかも。

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生のステージならではの楽しさ、というと、幕間にそんなひと時がありました。
この公演には30分の休憩があるのですが、休憩明け、再び会場のムードを盛り上げるためにちょっとしたダンスコーナーがあったのです。
数名のパフォーマーがアリーナ席から十数人の観客をステージ前に連れてきて、左右の2チームでビリージーンやビートイットのダンスで対決。
これが見ていてすごく楽しかった!
コスプレしてる人もしてない人も、上手い人もそうでない人も、見てる私達もみんなマイケルが好きなのですから。

この感じは年末に行ったスリラーライブに近いものがありました。
あれは、マイケルが大好きなシンガーやダンサーが集まったトリビュートライブで、大規模なオフ会のような盛り上がりがたまりませんでした。
ダンスだけをとってみればシルクよりレベルが高かったと思います。シルクのメンバーはダンサーではなくパフォーマーですから、また得意分野が異なりますので。


逆に、マイケルの曲を背景にシルクならではのアクロバットを披露してくれたCAN`T STOP LOVIN` YOUとかHUMAN NATUREとかは他では見られない不思議で妖艶で驚き溢れるショウでした。
こういった場面はシルクファンも納得の一幕ではないかしら。
私は高い所が怖いので、ぶら下がってビヨンビヨン・ブランブラン・グルングルンするだけで、ひ~っとなりますし、その上、この人達の関節はどうなってるのか、人外の動きをするんですもの、目が釘付けです。


マイケルのステージとシルクのパフォーマンスが一番面白い形でコラボしていたと思うのはDANGEROUSです。
スーツに腕章したDANNGEROUSチームが踊る真ん中でポールダンスを繰り広げる女性パフォーマー。ポールダンスと言っても通常のセクシーなポールダンスではなく、ポールの遥か上方で、人間離れした動きの連続!まさにデンジャラス・ガール!
~♪ the girl is so dangerous~というマイケルの歌声が妙に動きにシンクロして、「ほんまにデンジャラスやから~」と言いながら、笑いが込み上げました。


そして、随所に微笑みを与えてくれたのがバブルス役のパフォーマー。
チンパンジーのバブルス君になりきって、在りし日のマイケルとバブルスの姿を表現してくれていたかと思えば、BLACK OR WHITEでは、しゃっきりと立ち上がって舞台中央で達者なダンスを披露!笑いが巻き起こります。
肌の色、人種なんか関係ないという歌ですが、もう人間か猿かも関係ないって勢いです(笑)

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もう一人、ネットなどでも一際評判を呼んでいたパフォーマーがいます。
ジャン・ソク・ビーボーイ・オートさん。
彼は片足のダンサーなのですが、松葉づえを使って驚きのダンスを随所で披露していました。
パラリンピックを見ても思うことですが、私が両足あっても出来ないことを軽々とやってのけるその姿には、どうしても感心してしまいます。
きっと彼は片足云々に関係ない、一人のパフォーマーとしての評価を聞きたいと思っているのではないかと思うのですが。
ただ、ハンデを克服し、舞台に立つ姿に力をもらっている人は沢山いると思うので、存分に誇って欲しいなと思いました。



マイケル愛、マイケルに対するリスペクトが充分に感じられる演出で、ただマイケルの曲をバックに使用しているだけでなく、マイケルが訴えたかったこと、マイケルのスピリットがきちんと伝えられているストーリーになっていて、感動。
その感動の涙の一方・・・

どうにも、マイケルの不在が際立って感じられてしまうのです。
特にTHEY DON`T CARE ABOUT US では、THIS IS ITのコンサートでマイケルがやろうとしていた演出を近い形で模していたため、殊更マイケルの不在が強調されてしまったような気がするのです。
マイケルなしでコンサートをやってるバックダンサー達・・に見えてしまうこの悲しさ。
ああ、もういないのね、ほんとにいないのねと思っちゃって泣けてきました。

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とは言え、観に行って良かったと思ってます。
マイケルはいない、それは本当に悲しいんだけど、このシルクの公演やスリラーライブは、作り手側のマイケルに対するリスペクトが感じられるから。
そして、マイケルの偉大さを再認識させてくれる場であり、ファンが集って思いを等しくできる場でもあるから、必要。
そう思いました。


このワールドツアーは試行錯誤されているようで、演目や演出も少しずつ良くなるよう変更が加えられている様子です。数年後、バージョンアップされた「イモータル」を再度鑑賞できたらいいなぁ(^.^)/~~~






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