2009年06月23日

さまざまなひとに遅れをとりつつ座・高円寺まで流山児事務所の「ユーリンタウン」を見てきました。芝居の感想を書く前に恐縮だけれど、まずなにより言いたいのは、知り合いの劇団がすべてこの劇場でやってくれればいいのに、ということでした。近い。とても近い。

行く前に高円寺の商店街で買い物をして、家にもどって冷蔵庫に入れ、お米を炊いてから劇場に行く、ということができました。7時30分開演なら家で食事してから観劇も可能そうです。近い。とても近い。

そしてとてもステキな劇場でした。
すばらしい。

お芝居もおもしろかったです。こういう政治性の強い脚本だと坂手さんはやっぱり生き生きしますね。そしてやるとなったらミュージカルでもなんでも実現しちゃう流山児さんはすごいですね。だってミュージカルでしたからね。ちゃんと。

主役の男のコがねえ・・・というのは先に行った何人かから聞いていました。確かに歌も下手だし、セリフも立たないし、なに言ってるのかややわからないのですが、にも関らず、わたしはわりとよかった。なんだろう。自分の実力不足を気にもかけてないその気力がまずはいい。主役だという強い自覚と自負を全身にみなぎらせていました。わたしが見た今日が1ヶ月走ってきての千秋楽近くだというのもあるかもしれません。むかし、成宮寛貴くんと小栗旬くんの「お気に召すまま」を観にいったときの感覚に近い。ふたりともびっくりするくらいヘタで、でもびっくりするくらいピカピカしてた。これが、藤原竜也くんくらい演技も凄いと意外に見過ごすけど、あまりにヘタなので、逆にそういうのって努力じゃなんともならないものなんだなあって、思い知ったカンジでした。今日の主役くんは、ふたりほどにはピカピカしては残念ながらいなかったのですが。でも自意識に溺れて自滅していく俳優をどうにもできないこともある無力な演出家としては、その気力、そうその根拠のない自己肯定、大切よね、なんて思ったのでした。

千葉哲也さん。いままで見たどの舞台より生き生きしてらっしゃいました。伊藤弘子さん。彼女の母の気持ちが理屈なく見える演技、とても好きでした。坂井加奈美さん。いい女優さんですね。大久保鷹さん。すべてがツボでした。なんでみんな笑わないの?かなりおもしろいよ。ホープ役の方は、歌がとにかく上手です。伸びやかできれいな声。

そして我らが栗原さんは、最初から最後まで一瞬たりとも表情を変えず、気合の入った芝居を見せていただきました。

あと6ステージ、明日と金曜日はまだ空きがあるそうです。
お時間ありましたらぜひいらしてください。

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ダビタシオンブログ。順番じゃないときも投稿していいよ、と言ったらモリタク(森田匠)が「宮沢さん」をアップしちゃってました。前にメールのやりとりをしたときに送りつけてきたのでガン無視したのがいけなかったと反省しています。ほんとごめんなさい。ちなみに小栗旬とか成宮寛貴のあとに超恐縮ですが、モリタクはこのひと。

moritaku


アレ・・・静止画だと意外に格好いい。根津タイプ(あひるなんちゃら根津さんのコトね)か。

(23:56)

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