2009年07月26日

蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT



★作品情報

・放送期間:2005年12月29日
・放送局:テレビ東京他
・話数:全1話
・関連作品:蒼穹のファフナー
・公式サイト:http://www.starchild.co.jp/fafner/

★総評(各10段階)

ストーリー★★★★★☆☆☆
キャラクター★★★★★☆☆☆
ロボット★★★★★★★☆☆☆
燃える度★★★☆☆☆☆☆☆☆
泣ける度★★★★★★☆☆
萌える度★★☆☆☆☆☆☆☆
プクの忠犬度
★★★★★★★★★★
総合評価★★★★★☆☆☆

登場人物がサクサク退場して行くことで有名な「蒼穹のファフナー」よりも一年前の時期を描いた前日談。本作もそのサクサク感を継承してはいるが、全1話という短編の構成も手伝ってか、焦点が主人公とヒロインに絞られているため、その他の登場人物が印象に残らない。実際、見終わっても祐未以外のパイロットの名前が分からない(重度)。まあ彼らは見た目もモブっぽいし、エンディングクレジットでも前作の登場人物よりも後に名を連ねているので、制作側も重視していなかったのでしょう。

L計画自体が戦闘態勢の整っていない竜宮島からフェストゥムの目をそらすことを目的とした作戦であることから、L計画に投入される戦力がどの程度のものかは推して知るべし、といったところ。実際、4機ある試作機ティターンモデルノートゥングモデルに匹敵する戦闘能力を持つも、内蔵されているジークフリードシステムによる負担が大きく、同化現象の進行速度も早いなどもはや歩く棺桶状態。前作の設定がシビアだとか言ったらL計画参加者に怒られるレベルです。

最終的にL計画の顛末は竜宮島に伝わり、その意思は蔵前に受け継がれる訳ですが、そう考えると前作1話の蔵前の扱いは酷いの一言。初見で時系列順に見た人は確実に目を疑うことでしょう。前作の展開は分かっている訳だし、もうちょっと何とか上手に繋げられなかったのだろうか…。

主人公がシン・ア(略)

総合7点

★あらすじ

『蒼穹のファフナー』から一年前、人類軍とフェストゥムの両方から追われ、身を隠してきた竜宮島は、フェストゥムに探知される危機を迎えていた。未だ戦闘準備の整わない竜宮島は、ついに「L計画」という危機回避プランを実行に移す事を決定する。その計画とは、島の一部・アルヴィス左翼部L区画を切り離して囮とし,本島へのフェストゥムによる探知をかわすという作戦だった。将陵僚・生駒裕未ら8人の少年少女達は、対フェストゥム兵器ファフナー「ティターン・モデル」のパイロットとして、過酷な戦いに身を投じる事となる──…

(Wikipediaより)

★ロボット

以上が、俺達の戦いだ。これを聞いてくれる奴がいることを、祈ってる…。

※ちょうど良い画像がなかったので公式サイト等でご覧下さい。

ティターンモデル竜宮島ファフナーのプロトタイプ。全部で4機存在し、紅い塗装がなされている。他のモデルに比べると脚部の膝から下が極端に細く、足は二本の爪のような形状をしており、腕が長いなど、やや怪物然とした意匠を持つ。短剣型のルガーランスが固定装備になっている模様。内蔵されているジークフリードシステムによる負担が大きく、同化現象の進行速度も早いため、1機につき2人のパイロットがあてられ、15分交代で戦うという戦法をとった。

ノートゥングモデルのうち、マークアイン総士機として、とマークツヴァイ蔵前機として登場しているが戦闘はしない。総士ファフナーに乗らない理由も明かされた。

★名場面

祐未の海中でのやりとり
・コクピットに寄り添って眠りにつくプク

etc...

★雑感

どうせみんないなくなる

見事にみんないなくなりました…。

前作を視聴済みの方であれば、時系列上の続編にあたる前作にL計画参加者が登場しないことから、結末は容易に予想できます。メタ的に考えれば制作順と時系列が逆なので当たり前のことですけどね。結末が分かっている分、問題はどういう過程を辿るかという点に絞られる訳ですが、短い時間にも関わらず、次第に追い詰められて行く祐未によく焦点を当てられていると思います。

また、語りをのモノローグ形式にしたのは正解でした。元々昼行灯で達観気味の性格に加えて、祐未の死を看取り、自分の死をも覚悟した後の淡々とした語り口調のおかげで、全滅という憂鬱な展開が嫌なものではなくなっているのではないかと思います。

前作のパイロットたちが戦いに身を投じる前の日常や、との接点を描いた点も、ちゃんと「蒼穹のファフナー」に繋げようという姿勢が見られて高評価です。ただそれだけに蔵前の件は返す返すも残念でなりません…。



最後にプクは俺の嫁。

©XEBEC・PLAN L

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