しょうゆつけめん(300g)
到着したのは午後1時前ですがご覧の通り・・・5年程前には某食〇ロ●の大阪トップランキングを獲ったお店もすっかり落ち着いています。 コレも刻(トキ)の流れか?
どうも御馳走様でした!♪
麺二郎が・・・麺二郎のつけめんがぁ~~・・・忘れられないw
あまりに衝撃!あまりに旨過ぎた山崎麺二郎さんのつけめんに…しばらくはあっさり系つけ麺祭になりそうな予感がします。
そして北大阪エリアの中であっさり系つけ麺でワシが1番好みな麺を提供されているのがコチラ!
因みに駐禁厳禁ですw…何故かはググッてみたら直ぐにわかるよw
3日振りにいただく麺…って中2日で何言うてんねん?と思うかも知れませんが、それだけ強烈な印象が残ってるねん!
入口にはこんな古びたポップが・・・
ガラッと引戸を開けて店内に入ると先客さんは5人程・・・
時間的に考えれば安定してるっちゃしてるんだけど…過去の大盛況振りを知ってるワシとしては、ちょっと寂しいかな・・・
厨房内には店主さんがワンオペで頑張っておられましたが、なんかあったんでしょうか?
取り敢えず、店主さんが調理中の間にメニュー&卓調チェックを・・・
のメニュー裏の高台には・・・
萎びたキムチの裏メニュー(爆)!何気に安い!そしてココのキムチは旨い!!!
チェック途中に店主さんからオーダー確認を受けたので、迷わず"しょうゆつけめん"の大盛をお願いし…ふと入口脇を見ると・・・
改めて卓調チェック!
中央には卓調扱いになったキムチと辛酢?…辛酢ってなんだ?
つけめんやから関係無いんやけど…ココの白菜キムチは食っとかなアカンやつやで!
取り敢えず前菜代わりに、小皿に取って・・・
スッキリとしてるけど、思ったよりもしっかりしたコクと深みのあるキムチらしいあじわい!
おそらく漬け汁のタネは以前からのを使って来たのでしょう?…エエ乳酸菌の酸味が効いてます。
キムチを前菜で楽しんでいると、思ったよりも早く…約7分でお待ちかねのつけめんが登場・・・
やっぱりスゴいボリューム・・・なんやけど・・・
ベリー黒くなぁ~い?
そう!秀一つけめんのアイデンティティーとも言えるアノ竹炭麺が無く、代わりにらあめんと同じ細麺が・・・つけのデフォ平打ち太麺2に対して1くらいの割合で入っています。
食べ終わった後でお訊きした所によれば、諸事情で仕込みまでワンオペになっているので竹炭麺を製麺したり餃子を作る所まで手が回らないのだそう・・・
つい2週間前まではあったそうなんですが、残念ですが仕方無いですね。
サッと記録を撮り、先ずは麺から・・・
半固茹でチックな味玉と刻み海苔が添えられた2種類の麺・・・でもこれ・・・ホンマに300gか?
先に平打ち太麺を・・・
強めについたウェーブからもしっかり圧延されて打たれてることが見てとれます。
目を凝らして見てると細か砕いたような麩の粒様なモノが見えます。
小麦の風味と香ばしさが前面に立った麺は、瑞々しさよりもモフモフとした口あたり・・・
甘味はこのままやと殆んど感じず、コレは思いのほか苦戦しそうやぞ?と覚悟を決めますw…実際苦戦した
次にらあめんと同じっぽい細麺・・・
平打ち太麺と同じような粒々も見受けられます。
確かに啜り心地はなめらかで優しく、コチラの方が食べ易く…ただ使用してる小麦は平打ち太麺と同じヤツみたいなので・・・
風味と香ばしさはしっかり感じますが、甘味や旨味はそんなに強くは感じません。
そしてつけ汁・・・
レンゲで掬って・・・
かぁ~なぁ~りぃ~・・・ショッパァ~~ッ!
見ためより高い塩分濃度にちょっとヽ(; ゚д゚)ノ ビクッ!! w
でも濃口の溜り醤油とキレのある薄口醤油を合わせたカエシに煮干しを中心とした魚介出汁の旨さを前面押し出すため・・・
鶏と豚骨を合わせた動物系のサラッとしたスープに昆布や香味野菜を合わせてバランス良く取られたつけ汁。
多めに加えられた油分があっても、その旨さをしっかり味わえます。
でも…こんなだったかな?
色々と以前食べたイメージだけが膨らんで、勝手に"コレジャナイ"感を持ってるだけやと思うんですが・・・
惰性的に細麺をつけ汁に付けてズビィ~ッ!
!!!!!!!!・・・なんじゃコリャ?
麺が…麺がムッチャ甘い?そして旨味がゴッつぅあるやん!
慌ててもう一啜り・・・ザバッと麺を掴んでズビィ~ッ!!
プリプリした弾力!…適度にコリッと感じるエッジの効いた節度ある口あたり!
キュッと引き締まったコシのある麺をちょっと噛んで口の中に旨味と甘味を拡げながら啜り込むと、単独ではショッパさの目立つつけ汁の旨味と合わさりなんと言う旨さ!!!
(゜ロ゜;!ハッ!?・・・記録撮るの忘れてるやん・・・
三口目で何とか…と思いましたが、二口で麺は無くなってましたwww
続いて平打ち太麺をつけ汁に付けて・・・
細麺と違ってズッシリした啜り心地と平打ちらしく口の中で引っ掛かるような・・・食感自体はモチムチとしていますが若干カタくゴワッとした感じです。
コチラも先の細麺同様、つけ汁につけた方が小麦の旨味と甘味が良く味わえるタイプ!
なるほど、コレはつけ麺なのです。
つけ汁と合わさる事で初めて本来のポテンシャルを100%発揮する仕上がりには…ホンマに感服します。←(大抵のつけ麺はつけ汁と合わさる事でその旨さがアップはするんだけど、このギャップの大きさはスゴいぞ!)
ズッシリした食べ応えと小麦の香ばし風味と共につけ汁によって旨味と甘味が増幅された麺!
もう少しつけ汁がドッシリとしたコッテリタイプなら二郎インスパ系で提供されているつけ麺にも負けないボリュームと味になるでしょう。
勿論、このままでも十分旨いんですが・・・先に食べた細麺と比べると、どうしても食べ難さを感じてしまいます。
細麺のようにガバッと掴んでズバッと啜るには少しばかり荷が重いんで、1度に口に入れるのは控えめにズビィ~ズビィ~~と・・・
それでも3分の1ほどいただくと段々重たくなってきちゃうw
ショッパさの効いたつけ汁には最初から散らされてる炒り胡麻と青葱、それにコレがまた効いて良いんだ!
ワシにとってはシンドイ平打ち太麺も時折ワカメちゃんと一緒に啜る事で、かなり食べ易く感じました。
因みにですが・・・ワタシはラーメンに入ってるワカメが・・・
"キライ"です(爆)!
それでも疲れて来たら、箸休めにコレ!
体力?が回復したら麺をズビズビ啜りながらチャーシューも・・・
小振りながら肉厚で、ガッチリとした噛み応えと肉の旨味がミッチリ詰まったちょっと甘口の濃い味タイプ!
旨いよ、旨いんだけど・・・ヘビーな平打ち太麺とのツープラトン攻撃やんwww
けど、キライな筈のワカメちゃんや普通が嬉しいメンマw…そしてガッツリ旨過ぎチャーシューと平打ち太麺のツープラトンをくぐり抜け・・・デザートタイムw
とにかく早く勝負?を決めたくてパクッ!
モニュモニュ・・・普通やねんw…けど、ギリ半熟な黄身がしっかり味染みててボソボソしてないし固茹で玉子の黄身特有の甘味があって旨いねん!
最後は味付け玉子を口の中に残したまま、スープ割りをしてないつけ汁をズビッと一口…ショッパ旨ぁ~なつけ汁がメッチャ良く合うで!
でもこれまでぇ~~ッ!
次々と表れる独創と奇抜なアイデア!…若しくは限り無く正統な和食や中華、欧州からアジア圏のみならず世界中の料理の技法を取り入れて進化を止めない食べ物!
日本で産まれ育ちながら最も自由そして多国籍、そして一切の柵を持たないラーメンと言う世界!
常に最新最良を求めるという道も良いけど・・・かつてはワシもその道を歩もうと背伸びしたこともあるw
けど・・・世の"ラヲタ"と呼ばれる人種から見向きも(そんな事はないと信じる)去れなくなった一時代を築いたお店は…見た目の真新しさは無くても、確実に進化をしています。
現に二昔前は時代の最先端を走っていた店主さんのその瞳の中には、未だ諦めも達観した様子も無く…"どうやったらもっと旨くなる?"そんな気持ちでキラキラ輝いています。←ちょっと後戻り的な所もあるけどw (ワシもな)
そんな風に持ち上げてて敢えて言おう!
次回いただく際、竹炭麺が無ければ細麺メイン!…いや、細麺オンリーにして下さいw
それくらいワシには今回の細麺仕様のつけが良かったんです!!
店主さん! 今日もありがとうございます。
どうも御馳走様でした!♪
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