2015年06月26日

ファン歴30年目にして初めて聴くジェネシス「ライヴ」 

食わず嫌いのプログレ・ライヴ作品の3つ目はジェネシスが1973年にリリースした「ライヴ」。



「ジェネシスのファンなのに、ピーター・ガブリエル時代のライヴを聴いていなかったの!?」と驚かれるかもしれませんが、ファンになって以来約30年間聴くタイミングを逃し続けていました。
ジェネシスに出会った当時、私は大学生。限られた小遣いの中でレコードを買っていました。「怪奇骨董音楽箱」と「フォックストロット」を聴いてファンになった時、「ライヴ」のLPレコードを手に取って思ったのが、「5曲しか入っていない。聴く価値がある曲が、Watcher of the skyとMusical boxしかない。ショボい。これよりも先に聴くべきレコードがある」。
この考えがずーと続いて年月が流れ、そのうち、アマゾンのレビューで、「音が悪い」、「初のライヴ録音でメンバーが緊張して演奏がガタガタ」というのを読んで買う気が失せてしまいました。
しかし、今回、思い立ってようやくツタヤで借りて聴いてみました。

収録曲は、
Watcher Of The Skies
Get 'Em Out By Friday
The Return Of The Giant Hogweed
Musical Box
The Knife
で、1973年2月25日の公演を収録しています(Returnだけは24日)。

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Setlist.fmによるとこの日のセットリストは以下のとおりなので、Supper's ready以外は完全収録と言ってもよいです。
Watcher of the Skies
The Musical Box
Get 'em Out by Friday
Supper's Ready
The Return of the Giant Hogweed
The Knife

英語版WikipediaによるとSupper'sもきちんと録音されていてプロモーション用のテスト版(2枚組LP)には収録されていたのに最終的にボツになったそうです。

Watcherの出だしのメロトロンの音色はスタジオアルバムのとおりでバッチリ。そして、ピーターのボーカル。やや不安定な箇所もありますが、それが必死さを感じさせていい味出しています。
スティーブはちょっと乱れる箇所がありますが、みんな一生懸命レコードを忠実に再現しようとしている姿が目に浮かびます。「貴族出身で、内気で真面目だった」という話とおりの気がします。
ただ、フィルはスタジオ版よりおかずが多く激しい演奏をしています。特にReturnのラストは圧巻のプレイです。彼は貴族出身じゃないから自由奔放さがあるのでしょうか?

アマゾンで「ガタガタ」と書かれていたほどには悪くなかったです。私が聴いたのは2009年にニック・デイビスが積極的に音質調整したリマスター版なので、それ以前の版ではガタガタに聴こえたのかもしれません。
5曲で47分と短いものの、十分に楽しめる内容でした。
ホント、食わず嫌いは人生を損しますね。



rock70s at 22:15│Comments(0)TrackBack(0) ジェネシス 

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リリース情報
2017年
【5月26日】
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【6月2日】
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【6月16日】
チープ・トリック新作「ウィア・オール・オーライト」

【7月21日】
マリリオン「Misplaced Childhood」 スティーヴン・ウィルソンによるリミックス(5.1chあり)

【8月18日】
スティーヴン・ウィルソン新作「To The Bone」

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