2016年08月11日

ピンク・フロイド 超豪華ボックスセット発売

ピンク・フロイドのデビューから「雲の影」までのお宝音源&映像を収録したボックスセット「The Early Years 1965-1972」が11月11日に発売されます。

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なんとCD10枚、DVD9枚、Blu-ray8枚です。なななんと8/11現在アマゾンで60,040円です。
かなりの出費になりますが、買わないわけにはいかないので、注文しました。

写真から推察するに1965年から1972年を6つの時代に分けて、それぞれを小箱に入れているようです。

【第1巻 1965〜1967年】
CD 1:
1965 Recordings*:
1. Lucy Leave*
2. Double O Bo*
3. Remember Me*
4. Walk With Me Sydney*
5. Butterfly*
6. I’m A King Bee*
7. Arnold Layne
8. See Emily Play
9. Apples And Oranges
10. Candy And A Currant Bun
11. Paintbox
12. Matilda Mother (2010 mix) 
13. Jugband Blues (2010 mix)
14. In The Beechwoods (2010 mix)
15. Vegetable Man (2010 mix)
16. Scream Thy Last Scream (2010 mix)

*including Rado Klose on guitar and Juliette Gale on vocals on ‘Walk With Me Sydney’


シド・バレット在籍時代の音源と映像を収録。
1〜6の存在を私は知らなかったです。注釈によるとボブ・クローズ(写真右端)がギターを弾いているそうなので、彼が脱退する1965年7月以前のレコーディングですね。Walk With Me Sydneyではジュリエット・ゲイルがボーカルとっています。彼女は1964年に脱退したはずなので、ゲスト参加なのでしょう。
果たしてどんなサウンドなのか?

Pink_Floyd_1964_2













7〜11は、「夜明けの口笛吹き」の40周年記念3枚組セットに収録されていたので、私は持っています。まあ、一回聴けば十分と言う感じ。

Matilda Mother (2010 mix) は、多分、2010年に発売されたシドのベストアルバム「幻夢」に収録されていたものでしょう。Jugband Blues (2010 mix) は何でしょうね? リミックスしたのに、これまでお蔵入りしていた?

In The Beechwoodsは存在知りませんでした。Vegetable ManとScream Thy Last Screamは解説本に書いてあったので存在は知っていました。YouTubeったら、Vegitable Manのライブ音源が出てきました。正直面白みに欠けます。だからこれまで公式リリースされずにほって置かれたのかな?

Vegitable Man



CD 2:
Live in Stockholm 1967:8曲
John Latham (studio recordings 1967) :John Latham Version 1〜9


John Lathamの存在は全く知りませんでした。いったい何なのでしょう?

DVD/Blu-ray
13曲収録


【第2巻 1968年】

CD:
1. Point Me At The Sky
2. It Would Be So Nice
3. Julia Dream
4. Careful With That Axe, Eugene (single version)
5. Song 1, Capital Studios, Los Angeles, 22 August 1968
6. Roger’s Boogie, Capitol Studios, Los Angeles, 22 August 1968

BBC Radio Session, 25 June 1968:
7. Murderotic Woman (Careful With That Axe, Eugene)
8. The Massed Gadgets Of Hercules (A Saucerful Of Secrets)
9. Let There Be More Light
10. Julia Dream

BBC Radio Session, 20 December 1968:
11. Point Me At The Sky
12. Embryo
13. Interstellar Overdrive


1〜4はシングル盤として発売されたもので、アルバム未収録曲。以前、ボックスセットShine Onに収録されていました。私はShine Onは買わなかったのでこの音源は持っていません。5、6は全くの謎。何でしょう?

ラジオセッションではEmbryoに注目。私は1971年のラジオセッションの音源を持っていてお気に入りの曲ですが、こんな早い頃から演奏されていたなんて知りませんでした。1971年版は10分曲ですが、1968年版は3分ちょっと。どんなサウンドで変遷していったのか楽しみです。

DVD/Blu-ray
ライヴ映像やシングル曲のプロモ映像を収録



 【第3巻 1969年】

CD 1:
‘More’ album non-album tracks
1. Hollywood (non-album track)
2. Theme (Beat version) (Alternative version) 
3. More Blues (Alternative version)
4. Seabirds (non-album track) 

5. Embryo (from ‘Picnic’, Harvest Records sampler)

BBC Radio Session, 12 May 1969:5曲
Live at the Paradiso, Amsterdam, 9 August 1969:4曲


'More' album non-album tracksの1,4は、映画では使われたがアルバムには未収録の曲です。Alternativeの2曲は、多分、映画で使われた別テイクでしょう。
私は「モア」が好きなので、追加音源は大歓迎です。



Embryoはスタジオレコーディング版。「ウマグマ」に収録しようとしたが未完成となったもので、そのままお蔵入りするはずが、ハーヴェスト・レコードがバンドには無断で「ピクニック」というコンピアルバムに収録してしまいました。バンドの逆鱗に触れ回収騒ぎになったそうです。その後、1983年に発売されたコンピアルバム「ワークス」に収録。
私はスタジオ版は聴いたことがないので、どこまで作りこまれたうえで放置されたのかようやく知ることができます。

CD 2:
Part 1: ‘The Man’, Amsterdam, 17 September 1969
1. Daybreak (Grantchester Meadows)
2. Work
3. Afternoon (Biding My Time)
4. Doing It
5. Sleeping
6. Nightmare (Cymbaline)
7. Labyrinth

Part 2: ‘The Journey’, Amsterdam, 17 September 1969
8. The Beginning (Green Is The Colour)
9. Beset By Creatures Of The Deep (Careful With That Axe, Eugene)
10. The Narrow Way, Part 3
11. The Pink Jungle (Pow R. Toc H.)
12. The Labyrinths Of Auximines
13. Footsteps / Doors
14. Behold The Temple Of Light
15. The End Of The Beginning (A Saucerful of Secrets)


1969年のライヴで演奏されたものの、旧曲と新曲の混合で構成されていることからスタジオレコーディングでの発売は見送られた組曲です。
私にとって、今回の最大の目玉です。昔、ピンク・フロイドの作品の解説書を読んで、The Man & The Journeyの組曲の存在を知って以来、ずーーーと聴きたいと思っていました。YouTubeにはブートレグから起こした音源がアップされていますが、良い音で聴ける日が来ることを願っていました。ようやく夢が叶います。

DVD/Blu-ray:
‘Forum Musiques’, Paris, France, 22 January 1969
‘The Man’ and ‘The Journey’: Royal Festival Hall, London, rehearsal, April 14, 1969
 Interstellar Overdrive with Frank Zappa
など



 【第4巻 1970年】

CD 1:
1. Atom Heart Mother live in Montreux, 21 Nov 1970

BBC Radio Session, 16 July 1970:
2. Embryo
3. Fat Old Sun
4. Green Is The Colour
5. Careful With That Axe, Eugene
6. If
7. Atom Heart Mother (with choir, cello & brass ensemble)


2〜7は、以前、BBCのサイトで配信されたので私はMP3ファイルを持っています。音はクリアで、なかなかの名演奏です。今回、CD化されてより良い音質で聴けるのが楽しみです。

CD 2:
Unreleased tracks from the ‘Zabriskie Point’ soundtrack recordings:
1. On The Highway
2. Auto Scene Version 2
3. Auto Scene Version 3
4. Aeroplane
5. Explosion
6. The Riot Scene
7. Looking At Map
8. Love Scene Version 7
9. Love Scene Version 1
10. Take Off
11. Take Off Version 2
12. Love Scene Version 2
13. Love Scene (Take 1)
14. Unknown Song (Take 1)
15. Love Scene (Take 2)
16. Crumbling Land (Take 1)

17. Atom Heart Mother (Early studio version, band only)


1〜16は映画「砂丘」のためにレコーディングされたもの。
映画のサントラ盤にはこれら以外の3曲が収録され、1997年に再発された際に4曲追加収録されました。いずれもピンク・フロイドにしては出来が悪く、私は早々にサントラ盤CDを手放しました。この16曲もあまり期待できないだろうな。




DVD 1:
An Hour with Pink Floyd:KQED, San Francisco, USA, 30 April 1970:6曲
Audio only: Atom Heart Mother album original 4.0 Quad mix 1970

DVD 2:
‘Pop Deux ? Festival de St. Tropez’, France, 8 August 1970: Part 1:6曲
Roland Petit Ballet, Paris, France, 5 December 1970:2曲
Blackhill’s Garden Party, Hyde Park, London, UK, 18 July 1970: 1曲

Blu-rayにはDVD1+2の内容を収録


このDVD/Blu-rayは注目です。
何と言っても、Atom Heart Motherのライヴ映像が収録されています。また、ローラン・プティ・バレー団との共演についても収録されています。以前、解説本でこの共演について読んで以来、どんなものだったのか気になっていました。ようやくその映像を拝むことができます!
「原子心母」の4.0chミックスも楽しみ。どんな風に音が四方に振り分けられているのか?




 【第5巻 1971年】
CD:
1. Nothing Part 14 (Echoes work in progress)

BBC Radio Session, 30 September 1971:
2. Fat Old Sun
3. One Of These Days
4. Embryo
5. Echoes

1はEchoesのプロトタイプです。この曲は当初、Nothing Part 1〜14と呼ばれ、その後、Son of Nothingになり、次にThe Return of The Son of Nothingと改題されていきました。1は7分ちょっとなので、Nothing Part 1〜14の一部分ということですかね?



1971年のBBCラジオ・セッションの音源を私はMP3で持っています。クリアな音質で名演奏です。CDで聴けるのが楽しみです。

DVD/Blu-ray
箱根公演ほか
Echoes original 4.0 Quad mix 1971


何と言ってもEchoesの4chミックスが楽しみです。2chに押し込まれてしまった音の折り重ねが解放されて、どんな広がりのある世界になっているのか? 聴くのを待ちきれません。


【第6巻 1972年】
CD
「雲の影」の2016年リミックス


何故、「雲の影」ごときをリミックスする必要があったのか解せません。
「狂気」以前をボックスセットで網羅するという企画にしたものの1972年ではネタがなく、仕方なしにリミックスしたのか?



DVD/Blu-ray
Live At Pompeii (with 2016 5.1 Audio Remix)



【第7巻 おまけ】

CD:
BBC Radio Session, 25 September 1967:6曲
BBC Radio Session, 20 December 1967: 4曲
BBC Radio Session, 2 December 1968: 2曲
ほか

DVD/Blu-ray 1:
The Committee (Feature Film)
ほか

DVD/Blu-ray 2:
‘More’ feature film
‘La Vallee’ (Obscured By Clouds) feature film


DVD/Blu-rayに注目です。The commiteeは1968年の映画でピンク・フロイドが音楽を担当しましたがその音源はリリースされていませんでした。今回、映画そのものが収録されるのでようやく聴くことができます。
MoreとLa ValleeはDVDが単発発売されています。金を払ってまで見ようとは思わなかったのですが、今回、ついてくるのなら見ようと思います。

今回記載を省略した曲目は、ソニーミュージックのサイトで確認できます。

トレーラーはこちら。見ると欲しくなりますよ。



2011〜12年に「狂気」、「炎」、「ザ・ウォール」のボックスセットが発売された際、「他のアルバムも特典音源をつけたボックスセットを発売して欲しい」と思いましたが、まさかこんな形でやってくるとは思いませんでした。
11月が待ち遠しいです。






 

rock70s at 15:35│Comments(0)TrackBack(0) ピンク・フロイド 

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リリース情報
2017年
【5月26日】
ビートルズ「サージェント・ペパーズ」50周年記念

【6月2日】
ロジャー・ウォーターズ新作「 イズ・ディス・ザ・ライフ・ウィ・リアリー・ウォント?」

【6月16日】
チープ・トリック新作「ウィア・オール・オーライト」

【7月21日】
マリリオン「Misplaced Childhood」 スティーヴン・ウィルソンによるリミックス(5.1chあり)

【8月18日】
スティーヴン・ウィルソン新作「To The Bone」

管理人のオリジナル小説