大徳寺の龍源院。常時公開している塔頭の中では、高桐院などもいいけれど、僕はこの龍源院がもっとも好みだ。趣向の違う4つの庭を味わうことが鑑賞できるし、高桐院などに比べると拝観客も少なく、ゆっくりと寛ぐことができる。
方丈前庭の一枝坦(いっしだん)は、白砂を大海原、石組をそれぞれ、亀島、鶴島、仙人が住む不老長寿の島・蓬莱山に見立てた、ゆったりとした枯山水の石庭。

方丈北庭は、室町時代の相阿弥の作庭と伝えられる竜吟庭(りゅうぎんてい)。訪問した日は日差しが痛いくらいの晴天で、あまり良い写真を撮ることができず、しょんぼり。苔生した庭には雨模様が似合うのだろう。そういえば、6月半ばに訪れたときには、植え込みのサツキが花を付けていて、苔の色とのコントラストに味わい深いものがあった。
※写真をクリックするとちょっと大きな画像を表示します。
Posted by rock_garden at 22:13│
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8月21日 午後{/kaeru_fine/}{/kaeru_rain/}
大徳寺塔頭:龍源院も行きました。
大徳寺の中で、最も古い寺らしいです。
阿吽(あうん)の石庭
どの一つをも切り離すことの出来ない宇宙の真理を、この庭に表現しているそうです。
方丈前庭 一枝坦(いっしだん)
手前に...