大徳寺・龍源院2
大徳寺の龍源院の小さな石庭をふたつ。
玄関を入ってすぐに書院があり、拝観者はまず、その軒先に「阿吽の石庭」と呼ばれる小さな石庭を眺めることになる。「阿吽」と聞いても「阿吽の呼吸」という言葉しか思いつかないのだが、そもそも「阿吽」は
仏教用語でもある。「阿吽…うーん…阿吽ねぇ…」と、まるでナゾかけのようでもある。


書院の片隅にあるのは「担雪井」という古井戸。創建当時より現存している(とパンフレットに記されてある)。水が涸れているのかどうかは、知らない。

龍源院の中でもっとも有名かもしれない小さな石庭「東滴壺」。写真を撮ろうと思うと、おおよその人が左のようなアングルでフレームに収める。もちろん、僕も例に漏れず、このアングルでパチリ。こうして見ると、意外にも奥行きを感じる。
という具合に、まずは書院にある「阿吽の石庭」を眺めたあと、書院を出て廊下を歩くと、左手に一枝坦の広々とした庭、右手に何やら不思議な坪庭の「東滴壺」が出現する…という具合に、龍源院は視覚的な変化にも富んだお寺なのです。
※写真をクリックするとちょっと大きな画像を表示します。
Posted by rock_garden at 23:15│
Comments(3)│
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はじめまして おじゃまします
コメントありがとうございました
いいアングルで庭を撮られていますね すばらしい!
勉強させていただきます
これからもよろしく願います。
TBありがとうございます。
写真きれいですね。
枯山水が好きなんですが、何がどう…という深いところまでわかりません。
心が落ち着くのはわかります。
そうそう私もこのアングルで写真撮りました!
ではまた。
私のブログにもまた来て下さいね。
>ひこぼしさん
ご訪問ありがとうございます。
ひこぼしさんの京都訪問記と写真も楽しみにしています!
>rina-ohaさん
ご訪問ありがとうございます。
rinaさんのページを見ると、いつもおなかが減ります。んまそうです。
私も好んで庭を眺めるのですが、何がどうとかは……実は、あんまり考えていません。いったい、何を考えているんでしょうね<自分。でも、あの石の配置を見るのは、抽象画を眺めるようで、なかなか心地がいいです。