【本】観る・買う・食べる 京都坪庭めぐり
小埜雅章・著、戎光祥出版、2004/10
大徳寺・龍源院の東滴壺に心惹かれたところで、坪庭の本。著者は作庭師の小埜雅章。
坪庭を「感じる」「学ぶ」「食す」「買う」「観る」というテーマで、寺院はもちろんのこと、町家や甘味処やギャラリーや展示館など、きれいな写真で京都の坪庭の数々を紹介。
写真をぼんやり眺めるだけでも良し。ガイド代わりに持ち歩いての散策も良し。食いしん坊な人にも良し。それから、ちょっとしたエッセイなどもあって、1冊で3度くらいは楽しめそうな本なのである。
Posted by rock_garden at 22:58│
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こんばんは〜。
この本、ボクも本屋で手に取りました。坪庭って好きです。坪庭にテーマを絞って回ったこともあります。素敵な空間だし、日本人だけ実現かつ体現可能な装置ですよね。
>hayateさん
なぜ人は、あんなせせこましい小さな空間に惹かれるのでしょうね(もちろん、そうじゃない人もいるかもしれませんが)。盆栽などにも通じるのだろうか、という気もします。限られた空間の中で、いかに美しいバランスで演出するか、という。