2005年09月16日

【本】京都生活を百倍楽しむ

京都生活を百倍楽しむOFFICE34/編著、南々社、2005/07

副題は「星の数ほどある京都案内の中でも、さほど触れられていないこと」とある。「足元から見た京都ガイド」なのだそうである。掲載されている記事は、華々しい飲食店ではなく、街の飲食店であったりする。それから、地元の商店街、ライブハウス、古書店、喫茶店、などなど。
なるほど、この本は観光客向けではないかもしれない。でも、京都に何度も足を運ぶリピーターや、1週間くらい滞在してディープに楽しむような人には、なかなか面白い本であるかもしれない。
残念なのは、特定のエリアから探したい場合に、巻末のエリア別索引が大雑把すぎてほとんど役に立ちそうにもないこと。できれば、エリアごとの地図でもあれば、かなり使い勝手が良くなるのだが。

そうそう、京都に限らず、旅先で商店街などを歩くと、意外に面白い。
京都でいえば、僕の場合、出町柳の出町枡形商店街にしばしば出没する。都市部や地方にかかわらず、日本のあちこちの商店街が寂れていく中で、ここの商店街はけっこうな活気を保っているんじゃないかと思う。夕方になると、まっすぐ歩くのが困難なほど、買い物客で賑わう。
出町枡形商店街といえば、とにかく出町ふたばの和菓子が有名。いつでも人が並んでいる。ここでちょっと菓子を買い、それから100円ショップをちょっと覗いて(旅行に必要なものを買い足したり)、お惣菜屋さんで筍ご飯とおかずを買ったあとは、鴨川べりのベンチで食べる。夏はビール片手に…なんていうのも気分がいい。
あとは、本屋だ。京都は古書店がけっこうあるので、それはそれで楽しい(古本屋を見つけると入るのが僕の習性)のだが、今、いちばん気になっているのは、古書店ではなく、某寺のすぐ近くに佇むひどく寂れた書店。新刊書店では手に入らない絶版の文庫本が、返品もされず、誰の手にも取られることもなく、いまだに棚に並んでいる。これはこれで(僕にとっては)すごい発見。

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この記事へのコメント
私は錦市場が好きです。
観光客も多いんですが、活気があって楽しいですね。
でもふたばさんにもよく出没しますよ。

今日TVで竜安寺の石庭の特集を見ました。

Posted by rina-oha at 2005年09月17日 17:58
>rina-ohaさん
こんばんわ〜。錦市場のあたりもいいですねぇ。
新京極まで行くと、いきなり鳥居が現れたり、繁華街にお寺があったり。若かりし頃、初めてあそこに行った時、「ナニコレ?」と軽いカルチャーショック(?)でした。
Posted by 石庭 at 2005年09月18日 22:49