2005年11月19日

石峰寺の秋

奈良線の稲荷駅で降り、洛南の穴場スポット、石峰寺へ。駅から石峰寺までの道のりも、静かでとても心地よかった。道中には「ぬりこべ地蔵」などもある。
境内の紅葉はまだまだこれからという様子だったが、鮮やかなイチョウの黄色い葉は青空によく映えていた。



石峰寺は禅宗の一派である黄檗宗に属するお寺。ちなみに、黄檗宗の大本山は、もうちょっと南に位置する萬福寺。中国の隠元さんというお坊さんが宗祖というだけあって、ここ石峰寺の門などもチャイナな雰囲気。
また、石峰寺は、江戸時代の画家・伊藤若冲(1716-1800)が庵を結び、絵を描くのに専心した場所としても知られる。境内には若冲の墓と筆塚がある。
何の変哲もない閑静な住宅街、家々に挟まれて石峰寺の参道が出現(左)。
階段を上っていくと、チャイナな雰囲気のある門が立つ(右)。



応対していただいたお寺のおばちゃんも、とても感じの良い方だった。「紅葉が見れなかった代わりに…」と、わざわざ絵ハガキを持たせてくれた。境内は広くはないが、とてもきれいに手入れしてある。「いつの季節でも何かしらの花が咲くように」とのこと。女性らしい細やかな心遣いがなければ、おそらく、こういう境内の雰囲気は作れないだろうなと思う。
墓地の木が一本だけ、鮮やかに赤と黄のグラデーションに(左)。高台の静かな場所にお墓、羨ましい。
南天の実?(右)そういえば、伊藤若冲には「南天雄鶏図」という絵があるな、ということを思い出した。



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