本法寺は一般客に公開しているにもかかわらず、それほど観光客をあてにしていないのか、拝観入り口は非常に分かりにくい。というか、本当に拝観できるのかどうかもよく分からない雰囲気で不安になってしまった。
拝観の入り口の戸は閉められたまま。おそるおそるインターホンを押して中に入ると、受け付けは薄暗く、人がいなかった。本当に大丈夫なのだろうか…と思っていたところへ、奥からおじさんが現れた。拝観料を払って、宝物館まで案内していただく。そんな感じで、無事に拝観を済ませたのだった。
これが本阿弥光悦作と伝えられる「巴の庭」。
ど、どうですか?正直言って、僕はあまりピンとこなかったのですが…。
でも、縁側に座って静かに庭を眺めるにはいい場所だ。人も来ない。