2006年02月23日

雨宝院(西陣聖天)

千本釈迦堂から東に歩いて、雨宝院に辿り着いた。ここは小さなお寺です。
雨宝院の縁起などについてはこちらへ。



ここは歓喜天(かんぎてん、または聖天とも)を祀っているので、西陣聖天という通称もある。



歓喜天は象の頭を持った人身の像で、男女の像が向き合って抱擁している像が多いとのこと。ネットで検索すれば、その画像も見つけることができるが、なんともまぁ、性的な匂いのする、ちょっと変わった仏像だ。
また、歓喜天は秘仏とされ、一般には公開されない…と言われると、実物を見てみたくなるのが人間の性だ。
「オンキリクギャクウンソワカ」という真言を唱えれば、男女和合や子授けなどの功徳があるとか…。



境内は、冬だというのに、鬱蒼と木々が生い茂っている。なんだか雑然としているが、春夏になれば、なおいっそうの濃密な空間を作り出すに違いない。春は「歓喜桜」と呼ばれる八重桜が見事だとか。
冬に訪れても…あまり楽しくないかも…。



また、境内には西陣五水の一つである「染殿井」の井戸がある。

※写真をクリックするとちょっと大きな画像を表示します。

この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント
こんにちは!
今度、京都へ行く時は雨宝院で、歓喜桜と時雨の松、塀をチェックして来ます!
京都、本当にお好きなのですね・・。私は、神社仏閣に興味を持ったのは、つい最近です^_^; すぐ行ける鎌倉を歩いてみたりしてるのですが、中々、京都のようなお気に入りの場所が見つかりません。東京の方が、いい場所あるかな?と思ったりして、行動範囲を少しずつ広げようと思ってます。 
石庭、いいですよね。私は、そんなにたくさんは見ていないのですが、今のところは竜安寺の石庭が一番好きです。今度、建仁寺に行くのがとても楽しみです♪
Posted by teardrop at 2006年02月25日 15:42
>teardropさん
こんばんは〜。
京都は毎年のように行くのですよ。まぁ、ここ数年は、サッカー(Jリーグです)の関西遠征とセットで行ったりすることも多いのですが。
鎌倉には、私も毎年行きますよ〜。ここにも記事があるのですが…画像が消失したままですみません。
私も、都内のお寺散策もしたいとは思っているのですが、ただ、京都のように、腰をおろしてのんびりと、という場所はなかなかないでしょうね…。散歩がてらにぶらぶらするには、良いかもしれません。
京都訪問が桜の時期に当たるといいですね!建仁寺へもぜひ!
Posted by 石庭 at 2006年02月26日 00:33