2006年05月05日

【展】播磨ゆかりの江戸絵画

ホテルオークラに隣接する大倉集古館にて「播磨ゆかりの江戸絵画」を見る。

大倉集古館

「応挙・蘆雪・若冲を中心として」ということなのだが、応挙は「梅に鶯図」「雲龍図」の2点、若冲は「鶴図」「双鶏図」「羅漢図」の3点のみ。蘆雪はなかなかの品揃え。その他には、大雅、蕪村、玉堂などの南画、抱一と其一が少々…あとは、森徹山らの森派。

森徹山という人のことは知らなかったのだが、森派はもともとは円山派の流れを汲む一派。動物描写がなかなか面白い。
「雨中狸図」なんて…狸に見えない生き物なのだが、毛の描き方が繊細緻密。動物描写での「毛描き」は森派の芸ともいえる得意技なのだそうな。それから「和合図」。正面を向いた白豚と、横を向いた黒豚。和合って、要するに交尾ってことかいっ!と、掛け軸に向かってツッコミを入れる僕なのだった。

蘆雪は本当に奇抜。この人、ぜったいに面白いことをやってやろう、みんなをビックリさせてやろう、と思いながら描いていそうだ。狙いすぎ!とも思えるんだけど、この人のアイデアたっぷりの画、僕はけっこう好き。
「千羽鶴図」にはビックリですね。右から6匹の鶴の連隊飛行、左には隙間もないほどにぎゅうぎゅうに密集した鶴の群れ。なんなのこれ。

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