2006年08月19日

全生庵・円朝の幽霊画コレクション

日差しが痛いくらいの猛烈な暑さの中、都内の谷中へ。
今日の目的は、全生庵の幽霊画公開



全生庵は江戸から明治にかけての落語家・三遊亭円朝に縁の深いお寺で、8月の1ヶ月間は円朝まつりが行われている。
この円朝という人は幽霊画のコレクターでもあり、年に1度、この円朝まつりに合わせて、幽霊画を一般公開してくれるのである。
円山応挙の作とされる「幽霊図」(無落款なのだ)の他に、珍しいものでは、明治洋画壇の先駆者・高橋由一の作とされる「幽冥無実之図」(これも落款では確認できないらしい)など。

幽霊にも現世にいろいろな事情の未練があり、その未練の種類によって幽霊の表情もいろいろであり、そんなことを比べながら見ていくと、面白い。
でも、これが自分の家にあったらどうだろうか……すました顔の美人の幽霊画だったら、飾ってもいいかもしれない。怨念で乱れた表情の幽霊は、ちょっと無理かな。

これは、全生庵の前の通り、三崎坂(さんさきざか)のお地蔵さん。
とにかく歩くにはツラい、暑い一日だった…。



※写真をクリックするとちょっと大きな画像を表示します。

この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント
石庭さん、こんばんは。
この日の谷中はかなり暑かったようですね。
最後の写真を見てると日差しの強さが伝わってきます。
私は5年前まで東京に住んでましたので谷中にもよく行きましたよ。
下町が好きだったもので、特に浅草や人形町によく出没していました。

全生庵の幽霊画、見に行ったんですね。怖かったですかあ?^_^;
かなりリアルで美しい幽霊画のようですけど。。。
美人の幽霊さんの画なら私も飾りたいです!美人、大好きですから!!
私も東京にいるうちに一度見てみたいと思っていましたが果たせずじまい。あ〜〜無念。うらめしや〜〜(笑)
実はこの全生庵、私の思い入れのあるお寺なんです。
それは私の尊敬してやまない山岡鉄舟先生が眠られているお寺だから。
道舟という雅号の「舟」も鉄舟先生の一字を頂いたものなんです。
石庭さんのおかげで、東京での懐かしい思い出に浸れました(^_^)
Posted by 道舟 at 2006年08月24日 21:55
道舟さん、こんばんわ〜。
そうそう、ここは山岡鉄舟の眠るお寺としても有名なんですよね。
幽霊画は初めて見に行ったんですけどね、クール系、怨念系、心配系……
と、幽霊にもいろいろな表情があって面白かったです。
心配系っていうのは、勝手に今、ネーミングしました(笑)
たとえば、現世に残してきた子供に未練がある母親の霊のようなタイプ。

谷中の寺町のあたりは、ここが山の手線内と思えないほど、懐かしい雰囲気のある場所ですね。
子供の頃、おばあちゃんの家に行くとこんな景色があったな、というノスタルジーを感じました。
まだまだ谷中の写真のストックもあるので……また見に来てください!
なるべく頑張って早めにアップします!
Posted by 石庭 at 2006年08月25日 00:17