2007年01月14日

【展】写真家上田義彦のマニエリスム博物誌

東大の総合研究博物館の企画展「写真家上田義彦のマニエリスム博物誌」
東大の標本コレクションを写真家の上田義彦が撮影したという、ちょっと変わった趣向の写真展だ。

上田義彦のマニエリスム博物誌上田義彦のマニエリスム博物誌

頭骨や骨格の骨標本、液浸標本、剥製標本、模型標本……カメラのレンズを通して写されたそれらの標本たちは、黒い空間の中で浮かび上がり、標本が標本でなくなったかのような、独特の存在感を醸し出している。
剥製標本は繊細で精緻な絵画のようにすら見え、ダチョウの卵は宇宙の闇に浮かぶ惑星のようである。
1枚の写真となった標本は、別の生命を吹き込まれ、また一味違った存在として我々の目に映る。

小さな展覧会だったが、無料でなかなか楽しめる内容だった。

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