2007年01月28日

【展】日本の表現力

先週、六本木にオープンしたばかりの国立新美術館の様子を見に行ってきたのである。

国立新美術館

日本の表現力まぁ、今回は「様子見」なので、無料で観覧できる企画展文化庁メディア芸術祭10周年企画「日本の表現力」を。
無料とはいえ、かなり見応えがあって、かつ、面白い。

中心となる展示は「日本のメディア芸術1950−2006」。
マンガ、アニメ、フィギュアやゲームなどの変遷を、10年ごとに区切った展示コーナーで見せてくれる。
それぞれのコーナーでは懐かしのアニメやテレビCMが流れているのだが、そのたびに足を止めて見入ってしまう。妖怪人間ベムやらガンダムやらハイジやら日本昔話やら……それから現代のアニメももちろん取り上げられている。エヴァンゲリオンにもののけ姫にクレヨンしんちゃんに……。
印象深かったのは、小さなお子さんたちがハイジの映像を食い入るように見ていたこと。僕が子供の頃に見ていたアニメも、今の子供たちにも訴えかけるものがあるのかなぁ……と思ってみたり。
で、僕はといえば、ガンダムの第1話をかなり熱心に見てしまった。ガンダムの前は、いい歳の男たちで人だかりになっていたのだった。

他にも、リカちゃん人形に超合金ロボといったおもちゃ類の数々、人生ゲームに野球盤にファミコンのゲーム類、もちろん「ポケモン」に「やわらか戦車」といった最近のものまで、もう、何でもありの様相。あげくのはてには、インターネット上で話題になったパロディのFlashアニメーションの「ゴノレゴ」といったものまで……。

その他、「未来への可能性」と題したコーナーでは、最新テクノロジーと融合したインタラクティブなアートをまとめて見せて(体感させて)くれる。多くの作品を触れたり感じたりすることができるので、これもかなり面白い。
今まではただ「見る」だけで受動的な存在だった観客が、実際に作品を体験したり参加したりする能動的な行為によって、刻々と作品の姿を変えていく。アーティスト(見せる人)と観客(見る人)という境界は、こうやって変化していくのだろう。

国立新美術館


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