京都駅の南側という位置的なこともあるが、庭とか障壁画を中心に拝観するお寺をチョイスしている僕にとっては、なかなか足を運ぶ機会もないというか……そんなお寺です。

しかし、この冬は五重塔の初層内部を特別公開しているというので、せっかくなのでやって来た。
現在の五重塔は1644年の再建。内部の柱などには極彩色の文様が施され、4体の如来像を中心に立体的に曼荼羅の世界を表現しているのだとか。
柱のひとつに「同行三人」とか何とか書いてあるのを見つけたのだが、あれは落書きだったのだろうか。気になる。弘法大師さんのお寺だけに、「同行二人」なら分かるけれども、「同行三人」とは、これいかに。ちょっとしたジョークのつもりだったのかな。


また、東寺は京都随一の貴重な仏像の宝庫としても知られるお寺。
上の写真は講堂。赤い傘の向こうに見える建物も講堂。
講堂内には二十一体の仏像が安置され、曼荼羅の世界を立体的に表現しているらしい……ここでも曼荼羅。