2007年02月16日

東寺・観智院

特別公開をしていた観智院。
見どころは、宮本武蔵筆と伝えられる「鷲の図」と「竹林の図」。若き日の宮本武蔵が、一乗下り松での吉岡一門との決闘後、この観智院に身を隠していた頃に描いたとされる二つの絵。残念ながら剥落が激しく、全貌を見るには至らないが、勢いのありそうな筆遣いに往時を偲ぶことができる。絵師が使うような良い墨ではなかったので、剥落も進んでしまったようだ。
それから、唐の長安から伝来したという五大虚空蔵菩薩像を安置。なるほど、この仏像の顔立ちを見ると、鼻筋などは日本の仏像とも違う感じがする。



こちらは客殿に面した「五大の庭」。



客殿は国宝指定の建築物。床は鶯張り、縁側は写真のように板と板とのあいだに隙間を設けてある。これは、縁側の下に不審な者が隠れることができないようにするため。鶯張りとともに、防備上の考慮がされている。
これも「五大の庭」。昭和に入ってから造営された庭。



弘法大師が唐から帰国する海の上で難に遭ったときに、守護の海神に護られて無事に帰国するという故事を、石と砂と築山で表しているのだとか。左の山が日本。右の山が中国。



こちらは中庭。桃山時代の「四方正面の庭」。



※写真をクリックするとちょっと大きな画像を表示します。

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この記事へのコメント
こんにちは〜

やっぱ石庭さんのお庭ウォッチはすてきです!晴れた日のお庭は日差しもあいまって輝いて見えますね。限られらモノでなにかを表現するというのは、なんかチャレンジしたくなってきます!

石庭さんにお願いがございます。
お写真をお借りして、絵を描かせていただけないでしょうか?もちろん石庭さんのコピーライトをつけさせていただきます。実は石庭さんのお写真の中で、絵を描きたいショットがいくつもあるのです♪よろしくお願いいたします。m(_ _)m

Posted by hayate at 2007年02月17日 18:38
hayateさん、
どうぞどうぞ、お使いください。
逆に、そう言っていただけるのは嬉しいことです。
どんな絵になるのか、楽しみにしてます!
Posted by 石庭 at 2007年02月18日 09:30
石庭さん、ありがとうございます!

石庭さんのお写真の中で、「観光客の後姿」が映ったショットがいくつかあると思います。そちらをお借りしますね〜。

それにしても、今日の東京は寒いですね〜
Posted by hayate at 2007年02月18日 11:29
「観光客の後姿」……と言いますと、

詩仙堂
http://blog.livedoor.jp/rock_garden/archives/50457051.html
とか、
建仁寺
http://blog.livedoor.jp/rock_garden/archives/50434825.html
あたりですかね?

ま、ご自由に使ってください!
Posted by 石庭 at 2007年02月18日 22:14