2007年04月15日

【展】動物絵画の100年

本日も美術館レポ。
あと2〜3週間のうちにも見ておきたい展覧会が次々と終了を迎えてしまうので、あれも見たいこれも見たいで欲張ってしまいます。

というわけで府中市美術館へ。「動物絵画の100年」。
この春、いちばん楽しみにしていた展覧会だ。
応挙、若冲、北斎といった人気の画家の作品もしっかりと押さえつつ、江戸後期の画家たちが挑戦した動物表現を集める。

動物絵画の100年

中でも、もっとも見ておきたかったのは、長澤蘆雪が南紀のお寺に残した作品群。
蘆雪といえば、京都の画家(出身は丹波だけど)。
応挙に弟子入りし、1786年からは応挙の代理として南紀を訪問したのだったが、よっぽどこの地の水と空気が合ったのか、ここで数々の自由奔放な作品を描き上げることになる。蘆雪の作品は「狙いすぎ」感もあったりするのだけど、それゆえに、視覚的にもとても面白く、その発想力は今なお新鮮。
襖絵の「牛図」「朝顔図」や屏風「蛙図」は草堂寺から。袋戸に描かれた小さな襖絵「群雀図」は成就寺より。
とはいっても、この展覧会場にやって来ているのは、もちろん、ほんの一部分。
和歌山の無量寺の「応挙芦雪館」では蘆雪の代表作を見ることができるので、いつかは南紀を訪問したいものだ。

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