2007年07月05日

南禅寺方丈

南禅寺方丈。書院の広い廊下を進むと、方丈の広縁に出る。



「虎の児渡し」と呼ばれる庭は、小堀遠州の作と伝えられる。



耳を澄ますと、疏水の水の音と、鳥の囀る声が聞こえる。気持ちのいい場所です。
ただ、唯一、この方丈に備え付けられたカセットテープの説明は何とかならないものかと思う。方丈の広縁に人が足を踏み入れると、自動的に説明が始まる仕掛けになっているのだが、人が絶えずやって来る時間ともなると、テープの声がループ状態……はっきり言って、耳障り。


この縁側を通り過ぎてしまう前に、注目したいのが欄間の両面透かし彫り。
こちらは左甚五郎の作と伝えられる(有名な作品では日光東照宮の眠り猫)。



虎と……



牡丹。表裏で異なるデザインが施されている。



また、小方丈には狩野探幽による「水呑みの虎」などの襖絵があり、ここ南禅寺は、小堀遠州、左甚五郎、狩野探幽……と、江戸初期を代表する芸術の粋にふれることのできる素晴らしい場所なのです(伝承ではあるけれども)。



(※写真をクリックするとちょっと大きな画像を表示します)

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