2007年09月30日

【展】青木繁と海の幸

青木繁と聞いても、僕の持っている知識はといえば、「海の幸」を描いた人であること、若くして脚光を浴びたものの早世したこと、画家としての人生はさらに短かったこと……という程度のものだったのだが、このたび、「海の幸」が福岡の石橋美術館から東京・八重洲のブリジストン美術館にやって来ていたので、会期終了間際に行ってきた。
「海の幸」は一度、実物を見てみたいと思っていたので、良い機会だった。

青木繁

「海の幸」のカンバスの上には、画面を分割した線の跡や、下書きや書き直しの跡が残っており、完成を放棄された姿ではあるのだが、それがかえって作品に生々しい力を与えているようだった。
図版でしか見たことがなかった画だったが、やはり実物で見ると印象が違います。

他に、常設展では美術館のコレクションを展示。
久しぶりのブリジストン美術館だったけれど、あらためて、充実のコレクションであると感じた。
セザンヌ「サント・ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」、マティス「青い胴着の女」、ピカソ「腕を組んですわるサルタンバンク」、藤田嗣治「猫のいる静物」…などが良かった。

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