2007年11月01日

今西家書院

奈良町を散策がてら、休憩ついでに立ち寄った今西家書院。
もともと興福寺大乗院の坊官・福智院家の居宅だったものだが、大正13年に造り酒屋の今西家(今西清兵衛商店)の所有となり、現在は一般公開されている。



書院から眺める庭は、緑が濃く、苔が美しい。静かで落ち着きます。
こちらの書院ではお茶や昼食もいただくことができるが……この日は他に誰もいなかったので、あちこちゆっくりと見てまわることができた。



今西家書院は、室町時代の遺構を伝える建物として、戦前には国宝指定を受けていた(戦後に国重要文化財となる)。
身分に応じて、上段・中段・下段と部屋ごとに段差が設けられているのも特徴的。
軒は唐破風と呼ばれる造り。中央部を弓形にし、左右両端が反り返った曲線形の装飾板。
また、蔀戸は上下ニ枚に分けられたを半蔀で、中央の扉は観音開きになっている。
身分の高い人が来訪の際には、駕籠に乗ったまま庭石の上をやって来て、この観音開きの戸の前で駕籠を降り、部屋に上がったのだそうだ。



こちらは入り口。



(※写真をクリックするとちょっと大きな画像を表示します)

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