2008年03月04日

光明院・波心庭残雪

苔の上に、まだら模様に雪の残る波心庭。



日なたは暖かく、縁側でうつらうつらとしていたら、



突然、ぶるっと寒気を覚えて目を覚ましてみると、冬の日差しはとっくに傾いていて、



立石が雪や砂の上に長い影をつくっているのだった。
やれやれ、春はまだなのか。



吸い込んだ息を吐き出すと、白い粒となって消えていった。



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この記事へのコメント
うつくしいな〜。
冬の京都は寒そうで
なかなか行くチャンスがないけれど
やはり美しいです。
Posted by tako at 2008年03月06日 18:54
うほっ、タコさん、いい時間帯。
ご無沙汰しちゃってます。
そろそろ開幕だし、あっちのほうも何とかしなくては!
Posted by 石庭 at 2008年03月06日 20:58