2008年03月22日

【展】清澄ギャラリーコンプレックス

天気も良かったので、散歩がてら、清澄白河のギャラリーコンプレックスへ。
小山登美夫ギャラリータカ・イシイギャラリーシュウゴアーツなど。
ギャラリーは無料で見ることができるし、また、既知のアーティストを狙って見に行くというものでもないので、何が出てくるか分からないような面白さがある。

清澄白河ギャラリー

(左から…福居伸宏展、ジェレミー・ディッキンソン展、リサ・ライター展)

●福居伸宏 展@小山登美夫ギャラリー
http://www.tomiokoyamagallery.com/artists/fukuiN/jpn/NFukui_j.html
夜の都市風景を写した『Juxaposition』と『Multiplies』の2シリーズの写真作品。
真夜中の都市。高層マンションの窓には煌々と明かりが灯っており、そこには確かに人々が暮らしているのだが、しかし、人の姿はいっさい写されていない。
これを無機質な都市風景と見ることもできるけれども、それ以上に、こうした人工的な都市風景が、人間の手を離れ、ひとつの生命体として蠢いているかのような感覚にもとらわれる。

●リサ・ライター 展@タカ・イシイギャラリー
http://www.takaishiigallery.com/exhibition/2008/03_Lisa_Ruyter/japanese.html
独特の色彩と輪郭で人々を描いたペインティング作品。
ギャラリーに足を踏み入れて、まず思ったのが、作品に描かれた人物たちが「こちらを向いている」こと。ある人物は、カメラをこちらに向けている。また、ある集団はライブに熱狂している観客たちであり、あるいは映画を見ている観客たちであり、あるいは携帯電話のカメラを向けるなどして熱狂している群衆の姿だったりする。
そして、ギャラリーの奥に進んでいくと、ひとつだけ、他とは様子の異なる画があった。
その人物は、ステージの上にギターをぶら下げて一人たたずみ、観衆の声援に応えているようだ。
展示構成にも確信犯的な工夫があって、面白かった。

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